二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
- 日時: 2020/01/31 17:24
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。
今回も平和な逃走中になるはずであったが……?
果たして、逃げ切るものは現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}
▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.110 )
- 日時: 2020/01/27 23:01
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
(約数分後――)
{残りゲーム時間 39:00}
レベッカ「カンナ……! 何処にいるの!?」
ドロン「レベッカさん、あんまり大声出さんといて! 敵来るかもしれへんから……」
レベッカ「でも……!」
ドロン「心配なのはわかるけどな……。慎重に行かなあかんで。またあいつらのような強い敵が出てくるかもしれへんからな……」
レベッカ「……」
ゆうき「ああ。カンナを助けられるのは、エビルマウンテンに突入してる奴だけだ――」
(その時――)
キンブリー「見つけました」クックック
(不気味な笑いを浮かべたゾルフ・J・キンブリーがやってきた――)
ゆうき「な……!?」クルッ
(一斉に振り返る4人)
ドロン「……あ、あんさんは!」
ことり「ドロン君、知ってるの?」
ドロン「ああ……前々回の逃走中で会ったことがある。錬金術師や……」
レベッカ「錬金術師?」
ドロン「ああ。ワシはそいつに爆発技を使われてやられたことがある……。気を付けるんや、奴は手ごわいで!」
キンブリー「フフフ。覚えておいてくれて嬉しいです」
ゆうき「あんた……俺たちに何の用なんだ?」
キンブリー「「標的」を倒しに来ました」
ことり「標的……? 誰の事?」
キンブリー「それは――」パンッ
(瞬時に手を合わせた彼。すると――)
ドゴオオオオオオンッ!!
ゆうき、ことり、ドロン、レベッカ「うああああっ!!」メラメラ
(ゆうきたちのすぐ前に爆発が発生した。それに巻き込まれて吹っ飛んだ、4人――)
キンブリー「クックッ、ハッハーーハハハ!! 素晴らしい音です!」
(自分が起こした爆発の音に興奮している、サイコパス――)
ゆうき「ぐっ……。なんだアイツ……」ボロボロ
(ボロボロになって倒れている4人――)
キンブリー「おや、まだ息があるようですね。それではここで終わらせましょう」
ドロン「させるか!!」ピロリロリン
ボオオオオッ!!
(ドロンは倒れた状態で咄嗟にメラミを唱え、それをキンブリーに高速でぶつけた――)
キンブリー「ぐっ!! ……その傷で咄嗟に攻撃するとは……。中々ですね」
レベッカ「……」
(気を失っているレベッカ――)
ドロン「ぐっ……」
(痛みで起き上がれない、ドロン――)
キンブリー「まあ、最後の足掻きとしてよく頑張りましたよ。さて、今度こそここで――」
ゆうき「お前をダサい人間にさせてやる」タッ
キンブリー「!?」
(いつの間にかゆうきに詰め寄られていた、キンブリー)
ゆうき「オラアアッ!!」ドゴオンッ!!
キンブリー「ぐふっ!!」ドサッ
(彼の腹を渾身の力で殴った、ゆうき――)
ことり「ゆうき君……」ヨロヨロ
ゆうき「これで「決まらないダサイ男」になったな、キンブリー!」
キンブリー「あり得ない……。爆発を受けていられる人間がいるはずが……」
ゆうき「へへ、何言ってんだお前。ここにいるじゃないか……」
(ゆうきは痛みを堪えながら立っている――)
ことり「ゆうき君……! 無茶しちゃダメだよ! 私、ゆうき君に倒れてほしくない……!」
ゆうき「俺だって、ことりちゃんたちにやられてほしくない……俺が絶対にお前らを守るからな!」
ゆうき「……勿論、俺の大事な大事な彼女・ことりちゃんもな」ニヤリ
ことり「……!///」
キンブリー「おやおや、こんな状況で恋愛ですか。余裕ありますね」
ゆうき「勿論だ……! 俺とことりちゃんは隙あればイチャイチャするからな……!」
ドロン(自慢できることじゃねーだろ)
キンブリー「ほうほう。恋愛するのは良いことですが、戦闘でもそれを行うのはどうなのでしょう?」
キンブリー「戦いの場であまり彼女に感情移入していると、攻撃が来た時咄嗟に対処ができませんよ?」
キンブリー「戦場にいるときは彼女のことなど気に掛けず、とにかく敵と戦うことだけ考えていればよろしい。「攻撃は最大の防御」と言うのですから、恋愛をしたければ敵を倒してからにしなさい」
(にやけた顔で話すキンブリー)
ゆうき「ふざけんな! 仲間を心配して何が悪い! 俺は常にことりちゃんのことを考えてる」
ゆうき「そしてずっと前から愛し続けてる……! ことりちゃんに何かあったら、俺が絶対に助ける! それが俺のポリシーだ!」
キンブリー「!」
キンブリー「ポリシーですか……。ふむ、それもまた貫き続ければ真理」
(納得したような顔をした彼)
ゆうき「お前が話通じる奴でビックリしたよ」
キンブリー「私は意思を貫く人が好きですから」フフフ
キンブリー「まあそれはそうと、仕事なので倒させてもらいますね」パンッ!!
ドガアアアアアン!!
ゆうき「ぐっ!」
ことり「ゆうき君!」
(間一髪回避した、ゆうき――)
キンブリー「避けましたか……!」
キンブリー「なら……」チラッ
ことり「……?」
(キンブリーはなぜか、ことりの方向を見る――)
キンブリー(貴方の意思、試させてもらいましょう)
(彼はことりのすぐ近くに爆発を起こそうと、手のひらを合わせようとする――)
ゆうき「! ことりちゃん!!」ダッ
(彼女の危険を察知し――)
ドンッ
ことり「あうっ!」
ドゴオオオン
キンブリー「外れた……」
(咄嗟に突き飛ばし、爆発を回避させた)
ゆうき「危なかった……!」
キンブリー「ほほう……その彼女を守るポリシー……。素晴らしいです」
キンブリー「ですがいつまでそれを貫き続けていられるでしょうか」
(その時――)
ドスッ!!
キンブリー「?」ブシャッ
レベッカ「……」ニヤリ
(瞳孔を開いた状態で、ナイフをキンブリーの腹に刺していた――)
レベッカ「そーれっ!!」ザシュッドカッ!!
キンブリー「がふっ……!」ドサッ
(肩を切り裂き、その後壁へ蹴り飛ばしたレベッカなのであった)
レベッカ「アッハハハハハ! 血がたっくさーん!」
キンブリー「ぐふっ……中々です」ボタボタ
(血を流しながらレベッカの方向を見ている、彼――)
キンブリー「……」ガクッ
レベッカ「……気絶したみたい」
ゆうき「ていうかレベッカ、いつの間に気を取り戻してたんだ……」
レベッカ「キンブリーとやらが「彼女を守るポリシー」云々言ってたとこで」
レベッカ「それにしても……。貴方にそういうポリシーがあったとは思わなかったよ」
ゆうき「当たり前だ! 何年前からことりちゃんを愛してると思ってるんだ!」
ことり「ちょっ、ちょっとゆうき君、恥ずかしいこと言わないでよぅ///」
ゆうき「何を今さら!///」
イチャイチャ
ドロン「またイチャつきおった――」
レベッカ「いいと思うよ。ずっと人を愛し続けるのって素晴らしいことだから」
レベッカ「カンナっていうあたしのお婿さんがいるから、気持ちが凄く分かるんだ」
ドロン「ちょっと待てカンナさんはいつからお前の婿になったんや」
--------------------------------------------------------------------------
(その頃、エビルマウンテンの最深部にある、ミルドラースの部屋にて――)
悪魔神官A「た、大変です!」タッタッタ
ミルドラース「どうした?」
悪魔神官A「さっき見回りに行ってました……。人間共がこの山に侵入してきてます!」
ミルドラース「何だと……?」
悪魔神官B「どうしますか? やっちまいますか?」
ミルドラース「いや……わざわざ私が出向くまでもない」
イブール「な、何故ですか?」
ミルドラース「忘れたのか? ……この山には、「3つの試練」がある。人間なんぞに突破できまい……」クックック
(果たして、その試練の内容とは――)
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、ココア、千夜、ドロン、ミニモン、ことり、
ファンクオプス、穂波、スゥ、力石、霊歌、konakun.、ネクスタ、エイジア、モンブラン博士、
洋輝、メタルメイドウィン、ゆうき、sorutymataの20人。
------------------------------------------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
カンナ(男)「勘弁してくれよ……(;´・ω・)」
翠星石「何がですか?」
カンナ(男)「台詞」
翠星石「ああ……w そういえばまたまた喋ってなかったですね、お前wwwww」
カンナ(男)「テメエ……牢獄のシーンで出てこれたからっていい気になりやがって……。「……」だけで喋ってないくせに(#^ω^)」
翠星石「わ、悪かったですぅ; さ、さあコーナー行きましょう」
~58人目・洋輝~
カンナ(男)「洋輝さんは小説カキコで活動している逃走中作家だよ」
翠星石「バンドリやおそ松さんが好きで、性格はマイペースな人ですぅ」
翠星石「忍者の衣装を着用してたり、仙人の服を着用してたりなど、服装は回によってまちまちですぅ」
カンナ(男)「そして戦闘能力も回によって違うよ」
翠星石「まあ毎回戦闘があるわけではありませんが」
カンナ(男)「彼がウィオ版逃走中に初登場したのは第3回「逃走中 ~日の昇らない街~」ですぅ」
翠星石「それ以降、ほぼ毎回参加してくださってます」
カンナ(男)「洋輝さん、ありがとうございます」ペコリ
翠星石「そして一番最初に、作者の逃走中に感想を書いてくださった方ですぅ」
カンナ(男)「そちらの件についても、ありがとうございました」
カンナ(男)「さて、今回の紹介はこれで終わりだよ」
翠星石「ここまで読んでくださり、ありがとうですぅ」
続く
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.111 )
- 日時: 2020/01/28 16:55
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
「試練」
(その頃、ゆうきのグループは――)
ゆうき「オイオイ……」
ゴポゴポゴポ……
(マグマのあるエリアにぶち当たっていた。しかも振り子のように揺れている巨大な鉄球も存在している)
ことり「マグマだ……!」
(一つ目の試練は「アイアン」。鉄球を避けながら、マグマに落ちないように細い道を渡っていかなければならない)
ドロン「こんなんバランス崩して落ちたらシャレにならへんで……」
レベッカ「うん……。全員で一気に渡るのは危険だね」
ゆうき「じゃあ一人ずつ渡っていこうか」
レベッカ「誰が一番最初にわたるの?」
ゆうき「……ジャンケンで決めようか」
ドロン「せやな……」
ことり「……」
≪最初はグー! ジャンケンポン!≫
結果……
1番目・ゆうき、ことり
2番目・レベッカ
3番目・ドロン
ゆうき「ことりちゃん、一緒に頑張ろうか……!」
ことり「うん……!」
ドロン(ことりさんの奴、駄々こねおって……;)
(ことりはゆうきを一人で渡らせたくないと駄々をこねた。それを見て、ゆうきは一緒に渡ることを渋々許可したのであった)
ゆうき「いいか、ことりちゃん? この道は滅茶苦茶細い。気を抜いたら落ちちゃうぞ!」
ことり「分かってる……!」
ドロン「絶対に落ちたらあかんで!」
ゆうき「」コクッ
ゆうき、ことり「……」ソロリソロリ
(ゆうきとことりは神妙な顔つきで、慎重に慎重に道を歩いてく――)
ゴポゴポゴポ
ことり「怖いよぉ……」ソロリソロリ
ゆうき「気張るんだ、ことりちゃん……!」
ゴポゴポゴポ
ことり「うう……。熱いよぉ……」ソロリソロリ
ゆうき「頑張れことりちゃん、後もう少しだ!」ソロリソロリ
(後2mほどで、マグマのエリアを突破できる――)
ドロン、レベッカ「……」ドキドキ
(心配そうな顔をしながらゆうきたちを見届けているドロンとレベッカ――)
ゆうき、ことり「……」ソロリソロリ
ゆうき「……ぶはああっ!!」ゴロンッ
(緊張が一気に解れ、その場に倒れるゆうきとことり。全部渡り切って安心したのだ――)
ことり「うう、ゆうき君……怖かったよぉ……」グスン
ゆうき「ことりちゃん……よしよし。もう大丈夫だよ」←頭撫でてる
ことり「ゆうき君……ありがとう///」
ドロン、レベッカ「あー、良かった……」←胸をなでおろす
2番目・レベッカ
レベッカ「……」テクテク
(余裕の表情で渡っていく彼女――)
レベッカ「~~~~♪」
(それどころか口笛を吹いている――)
ゆうき「オイ、あいつ余裕ありすぎだろ!」
レベッカ「懐かしいな~。なんだか綱渡りしてた時を思い出すよ♪」
ことり「マグマのあるところで綱渡りしてたの?;」
レベッカ「いや、別に? ――それっ♪」ピョンッ
(レベッカも渡り切った)
レベッカ「早く来なさいよー、ドロン!」
ドロン「お、おお……」
3番目・ドロン
ドロン「ちょっと待って……こんな細い道を歩いて行けってのか?」
ゴポゴポゴポ
ドロン「歩いて行ける自信があれへんわ……あれ」
ドロン「そういえばワシ足無いんやった」
スイイイイイイイイ~
レベッカ、ことり、ゆうき「(・_・;)」
(ドロンはスイーーと、マグマの上を飛んで行った)
ドロン「よっしゃあああああ! 楽に渡れたで!www」
レベッカ「ドロン」
ドロン「何や」
レベッカ「なんか腹立つからマグマに沈めていい?」
ドロン「あかんに決まっとるやろ!;」
ゆうき「俺たちは苦労して渡ったっていうのに……;」
ことり「まあまあ皆、落ち着いてよ。皆渡れたんだから……! さあ、早くカンナ君を連れ戻しに行こう?」
ゆうき「あ、ああ!」
(その頃、力石グループ(力石、ココア、千夜、ファンクオプス)は――)
ココア「今のところ、全然敵出てこないね……」
千夜「でも気を抜いたらダメよ、ココアちゃん。いつ敵が現れてくるか分からないからね……」
ココア「あ、うん……」
力石「……ん?」
(歩いている途中で、「あるもの」にぶつかった――)
ファンクオプス「What is this?(訳:なんだこれ?)」
フヨフヨ
(樽が光を纏いながらフヨフヨと宙に浮いていた。因みに樽の向こうには壁がある――)
ココア「樽が浮いてる……」
ファンクオプス「……」
(ファンクオプスは気になって、それに触れてみる――)
ピカアアアアッ!
ココア「!?」
(するといきなり樽が大きく光り出し、4人はその樽の中に吸い込まれて行ってしまった――)
------------------------------------------------------------------------------
ドサッ
ココア「あうっ!;」ヒリヒリ
千夜「ココアちゃん、みんな、大丈夫?」
ココア「うん……平気。そういうことより、ここは……」
(辺りを見渡す4人。中はとても暗く、灯りは壁に設置されている松明の炎だけ――)
ファンクオプス「Where are we?(訳:ここは何処だ……?)」
力石「……もしかして、樽の中か。あんな小さい樽の中に、こんな広い空間があるのか……」
(その時――)
ボンッ
ココア「わっ?」
(ココアたちの近くに、一枚の手紙が出現した――)
ココア「何かな、これ」
(ココアはそれを手に取り、読んでみる)
【こそこそ・めいろ】
(この空間の中にいる警備員(ワイトキング(出典:ドラゴンクエスト5))に見つからないようにゴールに辿り着け。ゴールの付近には赤い旗が立っている)
ココア「……なるほど」
千夜「警備員の目を盗んでゴールへたどり着けってことね……」
力石「ていうかコレってどう見てもドンキーコング64のパクリじゃ――」
ココア「言わないで」
(2つ目の試練は「迷路」――)
ファンクオプス「What does it say?(訳:なんて書いてあるの?)」
千夜「あ――」
(千夜は拙い英語で一生懸命、ファンクオプスに説明する)
ファンクオプス「Gotcha!(訳:分かった!)」
千夜「ほっ」
ワイトキング「」テクテク
(ワイトキングは懐中電灯を持ちながら、エリア内を徘徊している――)
力石「あっちにいる……! 隠れろ」スッ
(懐中電灯の光に照らされると、ワイトキングの魔法によって樽の外へ追放される)
ワイトキング「……」テクテク
(ワイトキングは気づかず、そのまま遠くへ行った)
ココア「なんだか潜伏中やってる気分だよ……;」ドキドキ
千夜「ゴールは何処にあるのかしら……?」
力石「分からないな……。旗が立っているところとは書いてあったが」
ファンクオプス「I'm nervous.(訳:緊張するぜ……)」
(2分経過――)
力石「これは俺の推測だが、結構進んだんじゃねーか……?」テクテク
ココア「どうだろう……」テクテク
(その時――)
ビーッ!!ビーッ!!
千夜「!?」
(突然、警報が鳴った)
ココア「な、何!?」
『挑戦者が迷路の半分まで来たので、この試練のルールにテコ入れします』
力石「は? テコ入れってどういうこと――」
ゴロンッ!!
ココア「?」クルッ
鉄球「」ゴロゴロゴロ!!
(巨大な鉄球が4人のところに転がってきている――)
ココア、千夜、力石、ファンクオプス「ぬあああああああ!!;」ダダダダダ
(それを見て急いで逃げた、4人――)
ココア「あんなのにぶつかったら一溜まりもないよー!;」タッタッタ
ゴロゴロゴロ!!
千夜「げっ、道曲がっても追跡してくるわ!;」タッタッタ
(追尾機能がついている鉄球――)
力石「なんだかマリオパーティーの「にげろ、ゴロゴロ岩」思い出すな……」タッタッタ
ココア「お前はこんな状況で何を思い出してんのだ!;」
ファンクオプス「!? Hey!」
(突然、ファンクオプスが奥を指差した。そこには――)
旗「」パタパタ
(風で靡いてる赤い旗があった。そう、ゴールだ――)
ココア「ああっ、ゴールだあああ!;」タッタッタ
千夜「頑張れ、私たちいいいい!;」タッタッタ
(そして――)
ココア「それっ!」ダッ
(4人同時、ゴールに飛び込んだ――)
鉄球「」シュウウンッ
(ゴールにたどり着いた者が現れた為、その鉄球は消滅した――)
力石「ぜえぜえ、クリアした……!;」
ココア「はあ、はあ……。凄く怖かった……;」ドキドキ
千夜「ココアちゃん……;」ドキドキ
------------------------------------------------------------------------------
パアアアッ
ココア「……あれ?」
(そして光と共に、樽の外に戻されたココアたちであった)
千夜「何の余韻も無いわね……」
(その時――)
ゴゴゴゴゴゴゴ
(樽の向こう側にあった壁が開かれた。その壁は、実は扉だったのだ)
力石「道が開けた……」
千夜「多分、あれをクリアしたからでしょうね……」
ココア「とにかく進もうよ」
千夜「ええ」
(その頃、konakun.グループ(konakun.、洋輝、コーネリア、アクデン)は――)
konakun.「手ごわい魔物がよく出てくるなぁ……」
(先程、エビルマウンテンの魔物と戦った為、疲れている)
アクデン「そりゃあここは大魔王の住む山だからな……。強い魔物がいるのは当然だ」
コーネリア「大魔王……?」
アクデン「ミルドラース様だ。この魔界を統治している。爆発魔法を扱ったり、灼熱の炎を吐いて来たりなど、かなり手ごわいぞ」
洋輝「マジかよ……!」
(その頃――)
バズズ(ククク……)
(バズズとエビルスピリッツとフレアドラゴンが、天井に張り付きながらアクデンたちの動向を見ていた――)
エビルスピリッツ(よし、こっち来ている……!)ワクワク
フレアドラゴン(奇襲して焼き尽くしてやる……!)ワクワク
(3つ目の試練は「奇襲」。並外れた身体能力を持った3匹の魔物に攻撃を食らわされる――)
洋輝「その大魔王に対処する方法って何なんだ?」
アクデン「それはな――」
バズズ「ゲヘヘヘヘ!! 見つけたぜ!!」
コーネリア、アクデン、洋輝、konakun.「!?」
(天井から聴こえてきた声に反応し、上を向いた4人)
エビルスピリッツ、フレアドラゴン「おい!?;」
バズズ「リベンジしてやるぜえええ!!」シュバッ
(バズズはアクデンたちに高速で飛び掛かってきた)
アクデン「どるあああ!!」ブンッ
ドゴオオンッ
バズズ「ぎゃうん!!;」ドサッ
(しかしアクデンの槍であっさり弾き飛ばされてしまった)
エビルスピリッツ、フレアドラゴン「……;」
フレアドラゴン(奇襲する前に叫んだら意味無いだろ……;)
アクデン「よし、次はお前らだな」
エビルスピリッツ、フレアドラゴン「あっ」
(10秒後)
エビルスピリッツ、フレアドラゴン「」ピクピク
アクデン「これで全員気絶したな」
konakun.「アクデンって強いんやな……」
アクデン「まあな。そういうことより、早くカンナを」
洋輝「ああ」
(そしてしばらく歩いている途中で――)
アクデン「……」テクテク
???「おい!」
アクデン「?」クルッ
(後ろから声がした。4人は後ろを振り向く)
白レン「……」
アクデン「お、お前は……!」
白レン「全く……。どうして見つけるのは「標的」ばかりなのかしら」
(何故か白レンがいた――)
コーネリア「!」
アクデン「お前、あの時の……!」
白レン「まあ、これはこれでいいけど。あんたと戦っていいわよね? 答えは聞いていない!」コオオ
(そして白レンは魔法で、両方の手のひらに複数の氷の弾を出現させ――)
ビュンビュンビュン!!
(それ全てを高速でアクデンたちに投げつけた――)
アクデン「!?」クルッ
ガキンガキンッ!!
アクデン「ぐっ――」
(それを咄嗟に槍で全て叩き落したアクデン――)
コーネリア「!? な、何なんですか……?」
白レン「あら、強いのね。こりゃ戦い甲斐がありそうだわ」ニヤリ
(強い奴が好きな、戦闘狂の白レン――)
白レン「それじゃあ、アンタたち「標的」を潰させてもらおうかしら!」
konakun.「させるか!!」ジャキンッ
(konakun.は盾サイズの「扉」を出現させ、それで――)
ゴスンッ!!
白レン「ごぶっ!!」
(白レンの肩を強く殴打した)
白レン「どんな攻撃方法なのよ、コイツ……!;」ヒリヒリ
白レン「はああっ!」コオオッ
(白レンは魔法で両手に、氷のように研ぎ澄まされた鋭い刀「氷の刀」を出現させる――)
白レン「それっ!!」ザシュッ!!
konakun.「うぐっ!」
(それでkonakun.の肩を大きく斬った――)
白レン「はあっ!!」ドゴッ!!
ズドオオオンッ
konakun.「がぶっ!!」ドサッ
(そして渾身の力で壁のほうへ蹴り飛ばした)
洋輝「konakunさん!」ブオオンッ
(洋輝は手のひらに黒い煙を出現させる。「幻術」を使おうとしているのだ――)
洋輝「それっ!」
ブオオンッ
白レン「!? 目が見えない――」フラフラ
(彼の幻術で、目が見えなくなった――)
洋輝「今のうちに!」タッ
(そして彼女の背後に回り込み――)
白レン「目があああああ! 目があああああ!」フラフラ
洋輝「おらあっ!!」ドゴンッ!
白レン「ぐふっ!」ドサッ
(彼女の背中に高威力のパンチを繰り出したのであった)
白レン「ぐっ……」キョロキョロ
(殴られたことにより、幻術の効果は消えた)
洋輝(効果が切れたか。ならもう一度!)ブオオオンッ
白レン「クソッタレがあ!!」ドゴンッ
洋輝「あうっ!!;」ドサッ
(高速で繰り出した白レンの蹴りによって、洋輝は大きく吹っ飛ばされてしまった)
アクデン「オイ!」
コーネリア(どんどんやられていってしまってる……!)
白レン「さて、次はあなた達よ……!」テクテク
(その時――)
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.112 )
- 日時: 2020/01/28 16:58
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
sorutymata「何をしているのですか!」タッタッタ
白レン「!?」
(彼女の後ろに、sorutymataとエイジアとモンブラン博士とメタルメイドウィンがやってきた――)
コーネリア「作者の皆さん!」
エイジア「おいおい……洋輝さん、konakunさん! 何があったんですか!?」
アクデン「この白いコートを着た少女に……」
モンブラン博士「……やはりな」
メタルメイドウィン「あんな小さい女の子が……」
白レン「おおっ、標的がたくさん来たわね! ここでみーんな潰してあげるわ!」ニヤリ
(白レンは氷の剣を構えながら、モンブラン博士に飛び掛かる――)
モンブラン博士「!」
ガシッ!!
白レン「!?」グググ
(なんとモンブラン博士はその剣を両手で受け止めたのだ――)
ボタボタ……
白レン「な、何よ……! 放しなさい!」グイッグイッ
モンブラン博士「はああっ!!」
(モンブラン博士の「カウンター」――)
ドゴオオンッ!!
白レン「ぐうっ!!」
(彼は白レンの腹に蹴りを繰り出した――)
白レン「……カウンターってわけね……」ヒリヒリ
(その時――)
エイジア、メタルメイドウィン「」シュバッ
白レン「!?」
(エイジアとメタルメイドウィンが一斉に彼女に飛び掛かった――)
エイジア「フレイムオーラ!!」ボオオオッ
メタルメイドウィン「かがやく息!!」コオオオッ
ドガアアアアンッ!!
(エイジアは魔法の力で炎を纏ったガントレットで、メタルメイドウィンは口から絶対零度の息を吐いた――)
白レン「ぐうううっ!!」ボオオオッ
(絶対零度の息は「耐性」で完全にシャットアウトしたが、エイジアの炎攻撃を防ぐことはできなかった)
白レン「……」ドサッ ガクッ
(炎攻撃に非常に弱い白レンは、吹っ飛ばされ気絶した――)
(数秒後――)
パアアアッ
洋輝、konakun.「……ん」ムクリ
(二人はコーネリアの回復魔法によって治療され、元気になった)
洋輝「ありがとう、ゲームマスター……」
konakun.「サンキューっす、ゲームマスターさん」
コーネリア「いえ」
(コーネリアはモンブラン博士のほうを振り向く)
コーネリア「皆さん……ありがとうございます」
エイジア「礼には及ばないさ」
sorutymata「とりあえず、助かって良かったです」
コーネリア「ところで……。あなた達はどうしてここに?」
モンブラン博士「私たちか? そりゃあ勿論、カンナを連れ戻しに来たに決まっているだろう?」
モンブラン博士「カンナを助けて、「カプッ」て行きたいからな」ニヤニヤ
洋輝「……それって噛みつくってこと?」
モンブラン博士「そうだ! どんな味がするのか気になるからな(*´▽`*)」
コーネリア(変わった人だなぁ;)
メタルメイドウィン「この山広いから探索に苦労するぜ……;」
sorutymata「途中で手ごわい魔物もいっぱい出てきました……;」
コーネリア「……とりあえず、お疲れ様です、あなた達;」
アクデン「お前たち、助けてくれてありがとうな」
sorutymata「すみません、貴方誰っすか」
アクデン「(´・ω・`)」
(アクデン、説明中――)
sorutymata「なるほど、アクデンと言うのですか。一緒にカンナ捜索、頑張りましょう!」
アクデン「ああ」
白レン「」
エイジア「さあ、あいつが目を覚まさない内に早く行こうぜ」
洋輝「おう!」
タッタッタ
(コーネリアたちは白レンを置いて、奥へと走っていった――)
-----------------------------------------------------------------------------
メタルメイドウィン「大分歩いているような気がする……」テクテク
モンブラン博士「ん? 皆、あれを見るのだ」
(モンブラン博士は指をさす。そこには、巨大な扉があった)
コーネリア「……」テクテク
(コーネリアは扉の付近に立てられてある看板を読む)
コーネリア「『この先、大魔王の部屋』。……どうやら、ここに大魔王がいるようですね」
konakun.「マジか……」
洋輝「この山の中を全部回ってみたが、カンナはいなかった……」
メタルメイドウィン「ということは……」
モンブラン博士「この中に、カンナがいる……?」
(その時――)
ゆうき「あっ、モンブラン博士さんたちも来てたんですか!」タッタッタ
(ゆうきグループと――)
ココア「あっ、皆!」タッタッタ
(ココアグループがやってきた――)
メタルメイドウィン「お前ら……!」
(あの時の「3つの分かれ道」だが、どの道を歩んでもこの扉の前に辿り着く――)
sorutymata「あなた達もカンナを連れ戻しに来たのですか?」
ココア「勿論!」
千夜「……この先に、大魔王が……」
アクデン「皆、大魔王はこれまでの敵とは比べ物にならないほどに強いぞ。覚悟はできているか?」
アクデン以外「」コクッ
アクデン「よし、なら行くぞ!」
ギイイイイイイイイ……
(アクデンは力を入れて、重たい扉を開けた――)
【ミルドラースの部屋】
ミルドラース「……!」
(そこにはイブールと悪魔神官二人と、そして玉座に座っているミルドラースの姿があった――)
悪魔神官A「ちょっ……試練クリアされてますがな!」
悪魔神官B「されてますやん!」
ミルドラース「そんな……。あり得ない!」
アクデン「大魔王ミルドラース様。ここに銀髪の少年はいないか?」
ミルドラース「銀髪の少年? ここにいるぞ。私が魔法で隠しているがな」
ゆうき「!!」
ミルドラース「私を倒せば、彼は戻ってくるぞ」
(この部屋にいることが確定した――)
千夜「じゃあ話は早いわね! カンナ君を奪還させてもらうわよ!」
レベッカ、ゆうき、ことり、ドロン、ココア、千夜、力石、ファンクオプス、メタルメイドウィン、モンブラン博士、洋輝、konakun.、エイジア、sorutymata、アクデン、コーネリア「」ゴゴゴ
(千夜たちは戦闘態勢に入っている)
イブール「ハハハ! ミルドラース様に楯突こうというのか。無駄だぞ!」
ミルドラース「……」ゴゴゴゴゴ
コオオオオオオ
(ミルドラースは手のひらに光を集める――)
ミルドラース「この世界を統治する大魔王の力を見せてやろう」クワッ
(険しい顔をした大魔王――)
ミルドラース「イオナズン!!」ピロリロリン
キイイインッ ドゴオオオオオオガガオゴオゴゴオゴゴオオオオオン!!
ゆうき「ぐああああっ!!」
(上級の爆発魔法「イオナズン」を唱えた。それはエスタークのイオナズンとは比べ物にならないくらいに強力であった)
ズドドオドドドドドオドン!!
アクデン「がああっ!!」
(幾度も発生する、大きな爆発を食らってしまう逃走者たち――)
(数秒後――)
レベッカ、ゆうき、ことり、ドロン、ココア、千夜、力石、ファンクオプス、メタルメイドウィン、モンブラン博士、洋輝、konakun.、エイジア、sorutymata、アクデン、コーネリア「」ボロボロ
《ゆうき 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 19人 [23:02]
《南 ことり 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 18人 [23:02]
《力石 徹 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 17人 [23:02]
《Funkops Defeated 〔Remainder Game Time〕》
16 Remainder [23:02]
《メタルメイドウィン 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 15人 [23:02]
《モンブラン博士 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 14人 [23:02]
《洋輝 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 13人 [23:02]
《konakun. 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 12人 [23:02]
《エイジア 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 11人 [23:02]
《sorutymata 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 10人 [23:02]
《レベッカ 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 9人 [23:02]
《保登 心愛 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 8人 [23:02]
《宇治松 千夜 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 7人 [23:02]
《ドロン 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 6人 [23:02]
(撃破された逃走者たちは、一斉に牢獄に転送された――)
コーネリア「ぐうっ……」
アクデン「……」
(逃走者ではないため、牢獄に転送されていないコーネリアとアクデンは、重傷の状態で倒れていた――)
ミルドラース「ハッハッハ! 銀髪の少年から「借りた」力は凄いな! やはり私の見る目は間違ってなかった……!」
(不気味な笑いを浮かべている大魔王。そう、ミルドラースはカンナから奪った「力」で、ドロンたちを撃破したのだ――)
ミルドラース「さて、次はそこで無様に倒れている二人だな……覚悟せい!」
コーネリア「……」ピクピク
コーネリア「……ワープ」ボソッ
シュウウウン
ミルドラース「!? 消えた……」
(コーネリアはワープを使って、アクデンと一緒に何処かへ逃げて行ったのであった――)
悪魔神官A「……」
残り逃走者……カンナ(男)、ミニモン、穂波、スゥ、霊歌、ネクスタの6人。
------------------------------------------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
カンナ(男)「ごめんよ、皆……僕のせいで……」
翠星石「凄いことになってますね……」
カンナ(男)「……凄くショックだよ。ごめん、今日は僕、休む……」フラフラ
翠星石「お、おい、カンナ!」
(カンナは何処かへ行った)
翠星石「……」
翠星石「カンナが行ってしまいましたが、コーナーをやります。仕事なので……」
~59人目・シャーリー・チック~
翠星石「彼女はPi〇iv漫画「名探偵ブラックと社畜助手ちゃん」に登場する女の子ですぅ」
翠星石「その漫画の作者は「クロエのレクイエム」「幻想乙女のおかしな隠れ家」「トラウマトラウム」など、名作を作り上げてきたサークル「ブリキの時計」ですぅ」
翠星石「彼女は金髪碧眼で朗らかな性格の美少女で、「ベンチャー・ブラック」という名前の探偵の助手ですぅ」
翠星石「「探偵社」というところでブラックに仕えてますが――」
翠星石「その会社、ブラックなのですぅ。上司は雑用を部下であるシャーリーに任したり、旅費は自己負担させたり、そして給料は小銭13枚(合計で多分5ドルくらい)だけしか渡さないですぅ」
翠星石「因みにシャーリーにはイケメンで心配性の兄がいます」
翠星石「シャーリーは毎日、そんなブラック企業で忙しく働いています」
翠星石「彼女がウィオ版逃走中に初登場したのは第10回「逃走中 ~怪盗たちの大義と輝く街~」ですぅ」
翠星石「こちらでも朗らかで、ブラック企業に勤めています」
翠星石「今のところ、特に大した活躍はしていませんが――」
翠星石「これから活躍するかもしれませんので、シャーリー・チックのファンの皆様、お楽しみに」
翠星石「え? そいつのファンなんかごく僅かしかいないって? お黙り、ですぅ」
翠星石「さて、今回の紹介はこれで終わりですぅ。ここまで読んでくださってありがとうですぅ」
続く
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.113 )
- 日時: 2020/01/28 17:37
- 名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)
爆発に巻き込まれましたが、力石さんやことりちゃんと一緒に退場できたので悔いはありません!
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.114 )
- 日時: 2020/01/28 19:34
- 名前: エイジア (ID: QOk2M1Cj)
どうも、エイジアです。
うわぁ!一気にやられてる!?やっぱ魔王は強いな。しかしこれ残りの逃走者で勝てるのか?
次を待っています。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27