二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
- 日時: 2020/01/31 17:24
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。
今回も平和な逃走中になるはずであったが……?
果たして、逃げ切るものは現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}
▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.120 )
- 日時: 2020/01/29 20:30
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
>ネクスタさん
紹介の件については、いえいえ!
確かにとなりの吸血鬼さんはきらら系と凄く画風が似てますもんね;
3度目の誘拐にあったカンナ君を助けに向かったレベッカたちが、
ミルドラースの攻撃でやられてしまいました;
これで一気に逃走者と戦力が減ってしまいました;
超人の翠星石、カンナのことになるとヤバイレベッカ、
そして本気になったら覚醒するおばドルが復活しました!
ネクスタさんも実はカンナを助けるためにエビルマウンテンに向かっていたのですが、ハンターに何回も追われてしまって中々そこに辿り着けなかったんですよね;
果たしてこれからどうなるのか?
次回も頑張ります!
では!
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.121 )
- 日時: 2020/01/29 20:32
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
「戦争」
-------------------------------------------------------------------------------
(10年前――。魔界は荒れ果てていた)
【スライムとドラキーの住む集落】
バズズ「へへへ!!」ガシッ
臆病なスライム「や、止めて!!」ジタバタ
バズズ「食らいやがれ!!」ザシュッ
ブシャアアッ
臆病なスライム「」ドサッ
フレアドラゴン「燃えろおおおおっ!!」ボオオオオッ
(フレアドラゴンは口から激しい炎を吐いた――)
脆弱なドラキー6匹「うあああっ!!」メラメラ
(ドラキー6匹が、燃えていく――)
エビルスピリッツ「オラオラ! アンタたちもっと元気出してくださあああいっ!!」ドコドンドコドン!
悪魔神官A、悪魔神官B、イブール「うおおおおっ!!」ゴゴゴゴゴ
(戦いのドラムを叩いて、神官たちの火力を増幅させる――)
イブール「イオナズン!!」ピロリロリン
ドゴオオオオオンッ!!
スライム10匹、ドラキー5匹「ギャアアアアッ!!」
(スライム10匹とドラキー5匹は、跡形もなく消え去った――)
悪魔神官A、悪魔神官B「ハアアッ!!」ブンブンッ
ドゴンドゴンッ!!
スライム3匹「ああうっ!!」ドサッ
(悪魔神官二人は棘の棍棒で、スライム3匹の命を奪っていく――)
ミルドラース「フハハハハハ! 楽しいぞ、楽しいぞ!」
(この集落で、悲惨な戦争が行われていた――)
アクデン「ぐっ……!!」ヨロッ
ガップル「アクデンさん!」
(今しがた、ミルドラースが率いている魔物と戦い、傷を負ったアクデン。それをガップルとスライムAが心配してやってきた――)
スライムA「しっかりしてください!」
アクデン「だ、大丈夫だ。これぐらい……!」
ミルドラース「フハハハハ!! 無様だな!!」
(そこに、ミルドラースがやってきた――)
スライムA「ミルドラース!」
ミルドラース「弱い者が惨たらしく倒されていくところを見るのは興奮する!!」
ミルドラース「さあ、お前たちも惨たらしくやられてくれ!!」コオオオッ
(ミルドラースは火炎魔法「メラゾーマ」を唱えようと、指先に力を混める。その時――)
アプール(出典:ドラゴンクエスト5)「バギマ!!」ピロリロリン
ビュオオオオッ!!
ミルドラース「ぐっ!;」
(アプールが強力な風魔法を食らわせ、魔法の詠唱を無理やり中止させた)
ミルドラース「ぐっ……。こんな下等生物にダメージを負わされるとは……許せん!!」
ミルドラース「はああっ!!」ビュオオオッ
ズバズバズバッ!!
(ミルドラースは魔法で、風の刃を放ち、アクデンたちの身体を切り刻んだ――)
アクデン「ぐううっ!!」ドサッ
(アクデンたちは血を流しながら倒れている――)
ミルドラース「フハハハハ! 実に残酷だ! その姿、もうしばらく見せてくれ……!」ゾクゾク
スライムA「うぐぐ……」
スライムA(誰か……助けてください……)ピクピク
(その時――)
シュバッ
ミルドラース「?」
おばドル「」ゴオオオオッ
(なんと瞳孔を開いたおばドルが突然現れ、ナイフを構えながらミルドラースのところに急降下してきた――)
ヒュウウウ ドスッ!!
ミルドラース「!? ぐああっ!!」ブシャアアッ
(肩を深く刺され、大出血――)
スライム「おばドルさん……!」
おばドル「すまないな。汝らの応戦に遅れてしまって――」
(この集落の住民であるドラキーAが、緊急でおばドルを呼びに行っていたのであった――)
おばドル「大魔王ミルドラース。この「命の盗賊」が――汝の犯した罪を償わせてやろう」ダッ
ズバズバズバズバズバッ!!
ミルドラース「あぐああああっ!!」ブシャッ!!
(おばドルは高速でミルドラースの身体を斬る――)
おばドル「はあっ!!」ザシュッ
ミルドラース「うぐっ!」ドサッ
(怒涛の攻撃を受けたミルドラースは、その場に倒れる――)
ミルドラース「ぐっ……。こんな傷では……戦争できない――」ボロボロ
おばドル「……汝はこれだけの傷を受けても、まだ目を覚まさないというのか」
ミルドラース「何……?」
おばドル「汝やその部下は何の罪もない魔物たちの命を奪い、それを謳歌している」
おばドル「自分で魔物を生み出しておいて、その命を奪う。汝は自己満足に浸りたいだけなのではないか?」
おばドル「承知しているとは思うが、汝のやっていることはただの魔物殺し。取返しのつかないことを行っているのだぞ」
ミルドラース「ぐっ……やかましい!!」
おばドル、スライムA、アクデン、ガップル、アプール「!」
ミルドラース「私には昔、仲間がいてな。お前たちのような魔物ではなく、賢者のな」
ミルドラース「そいつらとは家族のように仲良くしていた。だが、仲間の一人が「つまらない理由」でその絆を断ってしまった――」
ミルドラース「全員、仲違いしたんだ。私は嫌だった。仲間を失うのが――」
ミルドラース「仲直りするように皆に言ったが……それでもダメだった!」
ミルドラース「一人になるのが嫌だったから……。そうだ。私は怖かったんだ、孤独になるのが……」
ミルドラース「だから……私が魔法で新たな世界を作り出し、お前たちを生んだ――」
ミルドラース「孤独を紛らわせたかったんだ……。裏切られた私の気持ち、分かるか……!?」
(ミルドラースは辛そうな表情で言った。彼は何かに依存する性格なので、その「何か」が無くなると冷静さを失ってしまうのだ――)
おばドル「……なんと愚かな」
ミルドラース「何……?」
おばドル「孤独になりたくないから魔物を生んだ。――つまり、仲間が欲しかったのではないのか?」
ミルドラース「?」
おばドル「自分と同じ魔物なら、仲良くなれる。そう思っていたのだろう?」
ミルドラース「……聡いな」
おばドル「なのにその仲間の命を何故奪った?」
ミルドラース「……よく思い出してしまうんだよ。その「仲間を失った」ことを――」
ミルドラース「私は寂しいのが大嫌いなんだ。だからこそ……それが鮮明に記憶されてしまったのだろう」
(繊細な一面もあるため、トラウマになってしまった、ミルドラース)
ミルドラース「忘れたいのに、忘れられない……」
ミルドラース「あまりにも頻繁にその記憶が出てくるから……。もう我慢できなかった」
ミルドラース「だから……腹いせにお前たちを襲った」
おばドル「……なるほど」
おばドル「……そのことを、仲間に相談すれば良かったのではないか?」
ミルドラース「何……?」
おばドル「汝は魔物なんだから、魔物同士で仲良くし、友達になる。そしてその友達に悩みを打ち明ける。そうしたら汝の「心」も大分楽になったろうに……」
ミルドラース「……」
おばドル「汝はおそらく――悩みを打ち明けられる者がいなかったから、そんな残酷な性格になった」
おばドル「……」テクテク
(おばドルは、倒れているミルドラースに手を差し伸べる――)
ミルドラース「おばけキャンドル……?」
おばドル「汝が今から友になろう。そして悩みをしっかりと打ち明けてくれ。その後は――。一緒に世界を復興していこう」
ミルドラース「……!!」
(おばドルの優しさに感銘を受けたミルドラースは――)
ミルドラース「……分かった。降参だ……」
ミルドラース「もう、戦争なんぞ、止めだ……」グスッ
(涙を流しながら、終戦を宣言したのであった――)
スライムA「……どうやら、自分の間違いに気づけたようですね……」
おばドル「ああ……」
(それから1年後――)
アクデン「ふう……大分復興できたな」
(アクデンは集落の住民と一緒に、その集落の復興をしていた――)
スライムA「お店は全部直せましたね、アクデンさん」
アクデン「民家はまだ全部直っていないがな……」
アプール「ふー、疲れた……休憩しようか、おばドル」
おばドル「おう」
(アプールとおばドルは集落の入口付近にある大樹の下に向かった)
おばドル「ふーっ」←座り込む
おばドル「――でさ、なんでオイラ、集落の復興なんか手伝わされてるわけ?」
アプール「いやアンタ……。戦争におもくそ関わってたじゃん;」
おばドル「? 全然記憶にないぞ?」
(どうやら「命の盗賊」になっていた時の記憶は無くなっているようだ)
アプール「何だそりゃ……」
おばドル「……ところで、お前とこうやって会話するの初めてだな」
アプール「そうだね。何馴れ馴れしく話しかけてきてんだこのロウソクってずっと思ってた」
おばドル「初対面の奴にそういう感想抱けるお前も酷いな」
おばドル「オイラ、友達いないからさ……アンタと友達になりたいんだ!」
アプール「うん? 別にいいけど」
おばドル「だからさ! LI〇E交換しようぜ!」
アプール「それの何が楽しいの?」
(この頃のアプールは、携帯を弄る楽しみを全く知らなかった――)
おばドル「交換すれば、いつでも友達とくだらない会話ができるようになるんだぜ」
おばドル「たとえばゲームの話とか、アニメの話とか」
アプール「アニメねえ……」
おばドル「お前、アニメなんか見てる?」
アプール「ハガレンと……後、ラブライブってやつ?」
おばドル「ハガレンは知らないが、ラブライブは知ってるぜ。なんか、可愛い奴らがいっぱい出てるっていう奴だろ?」
(この頃は南ことりの存在すら知らなかった、おばドル――)
アプール「調べてみ」
おばドル「おう」ポチポチ
(【ラブライブ】 で画像検索したおばドル君)
おばドル「ふむふむ……。これがラブライブか……」
(彼は画面をスクロールして、いろんな画像を見ていく――)
おばドル「……ん!?」
(その時、とある画像を見つける。それは「ピースサインしてる南ことり」の画像であった)
おばドル「何だコイツ!? 滅茶苦茶可愛いじゃねーか!」
アプール「南ことりっていうらしいよ」
おばドル「へえー、コイツがかぁ……。可愛いなぁ、ナンパしてえなぁ///」
アプール「ええ……;」
(のちの南ことりファンクラブの副リーダー)
おばドル「うへへへへへ///」
(第3回逃走中の時点で既に南ことりに好意を抱いていたのは、この会話がきっかけなのであった――)
ミルドラース「ふう……」ゴクゴク
(ミルドラースは水を飲んで休憩していた)
アプール「あ、向こうに大魔王様が……」
おばドル「大魔王様も、すっかり改心したよなぁ」
ミルドラース(……)
ミルドラース(私は、なんと愚かだったのだろうか)
ミルドラース(八つ当たりのために、何の罪もない魔物たちを襲って……)
ミルドラース(私は決して許されないことをした……。だからこそ、罪を償わければならない)
ミルドラース(それが、私が倒した魔物たちにできる、せめてものの贖罪だ……)
(深く反省している、大魔王――)
-----------------------------------------------------------------------------
(現在――)
イブール「10年前……。あなたが戦争を起こしたのですよ?」
イブール「このままでは、貴方はまた同じ過ちを繰り返してしまう――」
ミルドラース「……」
イブール「そうなってしまわないために、冷静になってよくお考え下さい」
イブール「だから――」
ミルドラース「黙れ!!」
イブール、悪魔神官A、悪魔神官B「」ビクッ
ミルドラース「以前まで私の味方をしていたくせに、何をほざいているのだ!」
イブール「私や悪魔神官は自分で気づいたのです。自分たちの愚かさに……」
イブール「そう、本分を思い出したのです。善良な者の味方をしなければならないという本分を――」
イブール「その本分は貴方も持っていたはずです。どうかその本分を取り戻してください。今ならまだ全然間に合います……」
ミルドラース「黙れと言っている!」
ミルドラース「私はこんなに強い力を得たのだぞ!! この力を存分に扱わないでなんとする!」
ミルドラース「下等生物の分際で、大魔王に楯突きおって! 腹の立つ者たちだ! 貴様ら、ここで潰してやろうではないか!」
(仲間に裏切られて激高している、ミルドラース――)
イブール「お、落ち着いてください!!」
ミルドラース「黙れ、メラゾーマ!!」ピロリロリン
イブール「!!」
ボオオオッ カキンッ
(イブールは咄嗟に魔法反射技「マホカンタ」を唱え、メラゾーマを明後日の方向に跳ね返したのであった――)
ミルドラース「……!!」
(ミルドラースの部下だけあって、上司の攻撃を咄嗟に対処できるほどの力は持っているようだ――)
イブール「どうか冷静に……!」
ミルドラース「うおあああああ!!」
悪魔神官A「ダメだ、聞く耳持たない!!」
悪魔神官B「持たない!」
----------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 15:00}
(その頃、ミニモンと穂波とアクデンとコーネリアは――)
アクデン「急がないと……!」タッタッタ
(エビルマウンテンを目指していたところであった――)
アクデン「ミニモン、本当に大丈夫か? 家でゆっくりしてていいんだぞ?」タッタッタ
ミニモン「ミルドラースと挑むんだろ。そんな強大な敵に親父が挑むってのに、息子の俺っちが何もしないわけにはいかねーよ!」タッタッタ
ミニモン「ていうかこれ逃走中だからゆっくりはできねーよ!」タッタッタ
(どうやらミニモンは先程、駄々をこねたようだ――)
ハンター「!」タッ
(そこにハンターが接近――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミニモン「!? おい、後ろからハンター来てるぞ!」
穂波「そんな!?」
ミニモン「親父、ゲームマスター! 悪いけど先行ってて! 俺っちたちは一旦抜けるわ!」タッ
アクデン「あっ、オイ!?」
(ミニモンと穂波はすぐにコーネリアたちから離れた――)
ハンター「……」タッタッタ
(ハンターの標的は――)
穂波「くそーっ!」タッタッタ
(藤木穂波――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂波「ちょっ、こんな時に確保とか嫌なんだけど!;」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
穂波「あうっ!」ポンッ
《藤木 穂波 確保 〔残りゲーム時間〕》
残り 11人 [13:59]
穂波「マジでえええ?;」ゼエゼエ
(曲がったことが嫌いな少女、ここで終了――)
ピリリリリ♪
ミニモン「『謎の洞窟付近にて藤木穂波確保、残り11人』。ああっ、穂波が……!」
翠星石「何捕まってんですか、アイツ……!」
(その頃――)
みほ「もう後15分ですね、ゲームが終わるまで……」タッタッタ
リン「そういうことより、カンナを助けにいかないト……!」タッタッタ
千夜「ええ……!」タッタッタ
ドロン(カンナさん……。まだ無事でいるって信じてるで……!)ピューン
(4人は、ダークスライムの村に向かっている途中であった――)
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.122 )
- 日時: 2020/01/29 20:33
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
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(数分前――)
みほ「はあ、はあ……翠星石さんたちとはぐれてしまった……。大丈夫でしょうか」
(ハンターに追われて、翠星石・おばドルと離れ離れになってしまったみほたち)
ドロン「翠星石さんやったら大丈夫や。あの人超人やから何かあっても必ずなんとかしてくれる」
ドロン「おばドルさんは分からん」
千夜(相変わらずあのロウソク君の扱いは雑ねえ)
(その時――)
ガップル「あっ――」
(ガップルと遭遇した)
千夜「あっ、ガップル君……だっけ? どしたの?」
ガップル「いえ、皆さんしんどそうな顔をしてるので……」
ドロン「ワシらさっき、ハンターに追われてたんや……;」
ガップル「ハンターって、あの逃走中の?
ドロン「せや……」
リン「クソッ、早くカンナを助けに行きたいってのニ……。邪魔すんなよハンターって気持ちだゼ……」
ガップル「カンナって、誰ですか……?」
リン「あ! えーと……」
ドロン「……」
(リンとドロン、事情を説明する)
ガップル「その人って……まさか!」
みほ「知ってるの?」
ガップル「はい! 集落がダークスライムに襲われてた時に助けに来てくれた子です!」
ガップル「何で攫われてるんですか……?」
ドロン「分からへん……とにかく助けに行かへんと……」
ガップル「またミルドラースのところに!? それは危険ですよ!」
ドロン「でも、放っておかれへん……」
ガップル「……」
ガップル「ついてきてください!」
ドロン「?」
【ダークスライムの村】
ダークスライムA「あ、あいつら……」
ダークスライムB「人間とゴースト……。何なんだろう、あんな急いで」
千夜「……」タッタッタ
【村長「ダークキング」の家】
ダークキング「どうした、君たち」
ガップル「単刀直入に言います。貴方のその冠、少しの間だけ貸していただけないでしょうか?」
ダークキング「何故だ?」
(ダークキングの被っている金色の冠は魔界では有名な宝「身体能力増幅機」。それを付けていると、魔法の火力や、身体能力が上昇するとのこと――)
ガップル「実は――)
(ガップル、事情を説明――)
ダークキング「何……!? ミルドラースに対抗して少年を救出したい、だと?」
ガップル「お願いです! あなたのその冠があれば、大魔王に対抗できます!」
ダークキング「……」
ダークキング「よし、分かった。大事に扱うんだぞ」
ガップル「ありがとうございます!」
【金の冠 拝借】
千夜「ありがとうございます、村長……!」
(外に出る千夜たち)
リン「それでこれ、誰が被るん?」
ドロン「やっぱワシやろ! この中で魔法使えるのワシだけやからな。「魔法の威力上昇」という恩恵を宝の持ち腐れにするわけにはいかへん!」
みほ「確かに……じゃあ、ドロンさんで……」
ドロン「おう」カポッ
みほ「おおっ、様になってますね」
千夜「そういうことより、早く助けに行ったほうが――」
リン「」コクッ
ガップル「では、僕はこれで失礼します……」
リン「おお……君には色々と世話になっちゃったナ」
ガップル「いえ」
(そして――)
リン「やっと着いタ……!」
(リン、千夜、みほ、ドロンの4人はエビルマウンテンの入り口前に到着した――)
ドロン「ちょっと待って、またこんな危険な山の中をもう一度進まなあかんのか……」
(その時――)
翠星石「あ、お前ら!」タッタッタ
(翠星石、ネクスタ、おばドル、霊歌、レベッカ、ドラノール、ガートルード、コーネリア、アクデン、そしてミニモンがやってきた――)
千夜「いっぱい来たわね……」
翠星石「おいドロン、その冠どうしたんですか? 似合わないですよwwwww」
ドロン「うっせえ、ちょっと借りてきたんや。これ被ってたらパワーアップするからな」
霊歌「私たち、途中でアクデンと合流してさ。それより、あなた達も救助に向かうの?」
リン「勿論ダ!」
ドロン「でも、またこの山の中を進まなあかんと思うと……」
アクデン「ああ……。並外れた身体能力を持つ魔物が腐るほどいるからな……そう考えるとうんざりする……!」
翠星石「……」ニヤニヤ
------------------------------------------------------------------------------------
【その頃、エビルマウンテンの内部にて】
バズズ「今度はどんな奇襲作戦で行こうか……」
フレアドラゴン「前みたいに奇襲をかける前に大声で叫んだりすんなよ」
バズズ「ああ、反省してる……」
エビルスピリッツ「ていうか俺たち強いんだから、わざわざ不意打ちする必要性なくね?」
バズズ「不意打ちして大きな傷を負わせておいたほうが、スムーズに侵入者を倒せるだろ!」
(その時――)
翠星石「オラアアアアアア!!」ドドドドド
ドゴオオオオンッ!!
バズズ、フレアドラゴン、エビルスピリッツ「ぐぶっ!!」ドサッ
(翠星石の突進で3匹はあっさり吹き飛ばれた)
翠星石「ったく、どいつもこいつも張り合いがないですねえ!」タッタッタ
アクデン「あの女……。あんな小さいナリして、とてつもない身体能力を持っているな……」
ドロン「せやろ……」
エビルマウンテンの魔物「」ピクピク
(エビルマウンテンを突き進んでいる途中で翠星石は、身体能力の外れた魔物50匹を一瞬でボコボコにしたのであった――)
【ミルドラースの部屋】
ガチャンッ!!
翠星石「オイ、ピッコロ大魔王!! カンナの奪還に――え?」
(翠星石が辺りを見渡すと――)
イブール、悪魔神官A、悪魔神官B「」ピクピク
(ボロボロの状態で血を流しながら倒れているイブールたちの姿が――)
翠星石「おい、お前ら! 大丈夫ですか!?」
(翠星石はイブールに駆け寄る――)
イブール「に、人間か……。悪いことは言わない、すぐに逃げるんだ……」
イブール「あそこにいるミルドラース様は……暴走している。私たちでも、手が付けられないほどに……」
(イブールの能力は、エスタークより少し弱い程度。悪魔神官AとBはダークキングと同等)
イブール「だから、逃げろ……」ガクッ
翠星石「オイ!」
(イブールは気絶した――)
ミルドラース「フフフ……。彼らは私に楯突いた、裏切者……」
ミルドラース「私を裏切るようなクズなど、こうなって当然だ……!」
翠星石「……」
(その時――)
ドロン「翠星石さん!」ピューン
(ドロンたちが遅れてやってきた)
ミルドラース「私はどんな時でも味方でいてくれる「仲間」が欲しい。すぐに裏切るような仲間なぞ、ゴミ以下だ。不要だ」
ミルドラース「だからこうやった……。ボロ雑巾同然の姿にしてやった」
ミルドラース「フハハハハハ!! 「力」を思う存分に扱える気分は最高だ!!」
(ミルドラースの高笑いが、部屋にこだまする――)
翠星石「……」
翠星石「おい」ギロッ!!
ミルドラース「?」
翠星石「お前、随分と下衆な魔王様じゃありませんか」
翠星石「子供を連れ去るわ、仲間をこんな状態にするわ……。お前、頭おかしいんじゃねーんですか……」ゴゴゴゴゴ
(翠星石は鬼の形相でミルドラースを睨みつけている――)
ミルドラース「なっ……!」
リン「仲間に手をかけるたぁ、どういう了見ダ? あァ!?」ゴゴゴゴゴ
(仲間思いのリンも、憎しみを露わにしている――)
レベッカ「早くカンナを返せ!! この非情野郎!!」
ミルドラース「ハッハッハ。お前たちのような下等生物に何ができる――」
(その瞬間――)
翠星石「」
ミルドラース「!?」
(瞳孔を開いた翠星石が光の速度でミルドラースに詰め寄り――)
翠星石「」ドゴオオオンッ!!
ミルドラース「があああっ!!」ヒュウウウウン
ズドオオオオンッ!!
(ミルドラースを渾身の力で殴り飛ばし、壁へ衝突させた――)
ミルドラース「がぶっ……!!」ゲホッ、ゲホッ
(その際に口から血を吐き、更に全身から血が噴き出た――)
ミルドラース「ぐっ……貴様……何者だ……?」
翠星石「超人」
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、翠星石、千夜、おばドル、ドロン、ミニモン、リン、みほ、霊歌、ネクスタの11人。
---------------------------------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
翠星石「いやー、また翠星石の出番が出てきて嬉しいですぅ!」
カンナ(男)「僕はまだ再登場してない……」
翠星石「そういえばお前全然喋ってないですね……。ここまで主人公が全く喋ってない作品は無いのでは?wwwww」
カンナ(男)「笑うな。早くコーナー行くよ;」
翠星石「了解ですぅ」
~61人目・スゥ~
翠星石「出やがった……」
カンナ(男)「スゥは漫画・アニメ「しゅごキャラ」に登場する女の子だよ」
翠星石「翠星石の二番煎じですね。はい、説明おしまい!」
カンナ(男)「待て待て! 早すぎだろ! ちゃんと説明しなきゃ!」
翠星石「えー、じゃあ何を?」
カンナ(男)「そりゃあ勿論、彼女の性格とか、趣味とか……」
翠星石「ああ、なるほど。スゥの趣味は掃除、料理などですぅ。性格は優しく、礼儀正しい。常に敬語で話します。そして語尾に「ですぅ」をつけます」
カンナ(男)「掃除と料理が趣味っていいよねー。いいお嫁さんになれそう」
翠星石「それに比べてお前の趣味はエロサイト覗いたり、オレオレ詐欺したり、更に銀行の金盗んだりすることですもんね」
カンナ(男)「殆ど犯罪じゃねーか! 皆さん、詐欺や盗みなんかしてませんから! 安心してください!」
翠星石「エロサイト覗いてるのは否定しないんですか」
カンナ(男)「彼女がウィオ版逃走中に初登場したのは第22回「逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~」だよ」
翠星石「原作と設定は変わってませんが、「潔癖症」という設定がつけられてるですぅ」
カンナ(男)「原作の「掃除好き」の部分を拡大解釈した感じだね」
翠星石「逃走中でも優しいですぅ」
カンナ(男)「ウィオ版のスゥはあれだ、「「毒舌」と「下品」っていう設定を削除した翠星石」みたいなもんだよ」
翠星石「割と的を射てますね……」
カンナ(男)「さて、今回の紹介はこれで終わりだよ」
翠星石「ありがとうですぅ~」
続く
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.123 )
- 日時: 2020/01/31 09:27
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
「ミルドラース戦」
(翠星石、レベッカ、千夜、おばドル、ドロン、ミニモン、リン、みほ、霊歌、ネクスタ、ドラノール、ガートルード、コーネリア、そしてアクデンの14人がミルドラースの元へやってきた。果たして、カンナ(男)を取り戻せるのか――)
ミルドラース「ぐっ……」
翠星石「霊歌! このワニ共の治療をお願いですぅ!」
霊歌「え!? あ、うん!」
パアアアア……
(霊歌は自身の武器「チェリー・ブロッサム・ロッド」という両手杖の先端に、光を集める――)
霊歌「我が物語の魂達よ・・・我が言の葉によりて、汝の力を我が元に・・・!物語接続、シンデレラ!」クワッ
(霊歌は頭上に「シンデレラ」を召喚し、シンデレラは両手に緑色の光を出現させる。それを――)
シンデレラ「」パアアッ
(イブールと悪魔神官2匹に発射した――)
イブール、悪魔神官A、B「……!」コオオッ
(イブールたちの身体が緑色の光に包まれる。そしてみるみるうちに傷が塞がっていく――)
イブール「お、……。身体が楽になった!」ムクリ
悪魔神官A、B「おっしゃあ!」ムクリ
霊歌「大丈夫、皆!?」
イブール「あ、ああ……。まさか私たちなんかのような魔物に、人間が助けてくれるとは……ありがとう」
悪魔神官A、B「ありがと!」
霊歌「ううん……。そういうことより、今は――」
ミルドラース「……」ムクリ
(出血状態のミルドラースは痛みを堪えながら、ゆっくりと起き上がる――)
霊歌「あの大魔王をどうにかしなきゃ!」
イブール「ああ……。今まではお前たちの敵だったが、ミルドラース様を何とかするまでは、お前たちの味方でいよう!」
悪魔神官A、B「アグリー!」
霊歌「ありがとう……」
(イブールたちもミルドラースの暴走を止めるのに協力してくれるようだ――)
ミルドラース「クソッ……こんな下等生物共にいいいいっ!!」
(ミルドラースがイオナズンを唱えようとした瞬間――)
翠星石「」シュッ
ミルドラース「!?」
(翠星石が高速でミルドラースに詰め寄った)
翠星石「はああああっ!!」
ドゴドガドガドゴドゴドゴドガドガドゴ!!
ミルドラース「うぶっ!! ぐぶっ!! がうっ!!」
(翠星石は怒涛の勢いで何度も何度もミルドラースにパンチを繰り出す――)
翠星石「とおっ!!」ゲシッ!!
ミルドラース「ぐはああっ!!」ドサッ
(そして最後に蹴りを放って、ミルドラースを吹っ飛ばしたのであった)
リン「すげえ!!」
霊歌「……ていうか、私たちいらないんじゃ……」
レベッカ「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」
ミルドラース「ぐっ……」ヨロヨロ
翠星石「へへへ! 降参しろですぅ! さあ、早くカンナを出せですぅ!」
ミルドラース「……」
ミルドラース「クックック……」
ミルドラース「それは出来んな」
翠星石「へえ、降参しないつもりですか。もしかしてMですか、お前。それなら命を奪わない程度に甚振ってやるですぅwwwww」←ゲス顔
ミルドラース「……」
ミルドラース「私はこの姿が「完全体」ではない」
翠星石「は?」
ミルドラース「クックック……見ていろ」
(ミルドラースの身体が光り出す――)
ミルドラース『グッ……グオオオオオオッ!!』
(彼の身体がみるみるうちに大きくなっていき、手が4本になり、更に尻尾と翼も生えていく――)
ミルドラース『グフフフフフ……』
(そして彼は、横に体形が広く4本の手と特徴的な尻尾を持った怪物の姿に変身したのであった――)
ミルドラース『これが私の完全体……。さあ、来るが良い』
翠星石「おっしゃあ!! 望みどおりに倒してやるですぅ!」ダッ
(翠星石は高速で飛び蹴りを放つ――)
ミルドラース『はああっ!!』ブンッ
翠星石「え?」
ドゴオオオンッ!!
翠星石「あぐっ!!」ドサッ
リン「翠星石!」
(しかしなんと、ミルドラースは咄嗟に尻尾で翠星石を叩き落としたのであった――)
ミニモン「オイオイ……。翠星石に対応できるようになってんじゃねーか……」
ミルドラース『グハハハハハ!! 「竜の力」はいいぞお!!』
ミルドラース『銀髪の少年よ!! お前には感謝しかないぞ! さあ……食らうが良い!!』
ボオオオオオオオッ!!
翠星石「あああうっああっ!!」メラメラ
(翠星石グループはミルドラースが吐いた「灼熱の炎」をまともに食らい、悶える――)
霊歌「ううっ……シンデレラ!」
パアアアッ
(全員の傷が回復した――)
リン「……!!」
リン「よくもやりやがったナ、ミルドラース……!」タッ
(リンは魔王の近くへ走り出す――)
霊歌「あ、ちょっと待って、リ――」
ミルドラース『失せろ!!』ブンッ
ゴスッ!!
リン「うがっ!!」ドサッ
(ミルドラースのパンチを食らったリンは気絶した――)
《リン・ヤオ 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 10人 [10:50]
千夜「リン君……!」
霊歌「よくもリンを! フラワー・ドロップ!!」
(霊歌は杖の先端から緑色の光を放つ。するとミルドラースの周囲に――)
ドパンドパンドパンッ!!
ミルドラース「ぐっ!?」
(小規模の爆発が何度も発生し、ミルドラースを襲った――)
ドロン「メラゾーマ!!」ピロリロリン
(すかさずドロンが巨大な炎の弾を大魔王に向けて放った――)
ズドオオオオンッ!!
ミルドラース「がっ!!」ヨロッ
ネクスタ「おおっ、かなり効いてる! おらあっ!!」ドゴオンッ!!
ミルドラース「っ!!」ヨロッ
(そしてネクスタが飛び蹴りを放ったのであった――)
ミルドラース『ぐっ……舐めるなぁ!!』
ミルドラース『イオナズン!!』ピロリロリン
霊歌「!? 危ない!! ガラハッド!!」パアアッ
(霊歌は魔法で自分の頭上に「ガラハッド」を召喚する)
ガラハッド「」ゴゴゴゴゴ
ズドドドドドゴガンンゴガンゴガンゴドンドドンズドン!!
ミルドラース『ハッハッハ!! ……ん!?』
(なんとレベッカたちはイオナズンを完全に無効化していたのであった)
ミルドラース『な、何故食らっていない!?』
霊歌「ガラハッドのお陰だよ♪」
(ガラハッドは「受けるダメージを無効化する」壁を仲間たちの前に作ったのだった――)
霊歌(本当はリンがやられる前にこれをしたかったんだけど……)
ミルドラース『なるほど、貴様はチートスキルの持ち主なのか……』
ミルドラース『お前のような厄介な人間はすぐに倒してやる!!』
(その時、ガラハッドの効果が切れた)
霊歌「やられるわけにはいかないよ! あなたの物語に、素敵なハッピーエンドを!桜並木の思い出話!」
(彼女は杖でその魔法を唱えた。すると――)
ゴゴゴゴゴ!!
ミルドラース『!? なんだ、これは!?』グググ
(蔦や茨に伽藍締めにされるミルドラース。そして――)
ズドオオオオンッ
ミルドラース『ぐばあっ!!』ドサッ
(巨大な桜の大樹がミルドラースの足元から生えてき、魔王を吹っ飛ばしたのであった――)
ネクスタ「霊歌さん、強いなぁ……!」
霊歌「ふふ!」
(霊歌は喜びで、アホ毛が犬の尻尾のようにピョンピョン跳ねる)
※霊歌のアホ毛は彼女の感情や体調によって動きます
ミルドラース『人間の癖に……ふざけるなあ!!』
(ミルドラースはイオナズンを唱えようとする――)
みほ「霊歌さん、もう一度ガラハッドを!」
霊歌「ごめん! あれ連続で使えないの! 間置かないと!」
(数秒後――)
ドロン「」
みほ「」
霊歌「」
おばドル「」
(4人の逃走者が気を失ってしまった――)
《ドロン 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 9人 [9:50]
《西住 みほ 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 8人 [9:50]
《桜木 霊歌 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 7人 [9:50]
《おばドル 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 6人 [9:50]
(ドロンが被っていた冠は床に落ちている――)
ネクスタ「ぐううっ……」
ガートルード「やっぱり強すぎるわ……。あの大魔王……」
ミルドラース『フハハハハハ!!』
イブール「ミルドラース様……止めてください……!」
千夜「……」
翠星石「畜生……。弥依がいればもう少し楽に進むのに……。いつになったら逃走中に復帰すんですか、アイツ……!」
イブール「イオナズン!!」ピロリロリン
ズドズドズドオオンッ!!
ミルドラース『ぐううっ!!』ヨロッ
イブール「……全然、大人しくなる気配がせんな……。このままでは埒があかんぞ!」
アクデン「このまま戦っていれば、いずれ全滅してしまう……。一体どうすれば……!」
レベッカ「……」
レベッカ「あ!」
(レベッカ、何かを思い出して服のポケットの中を漁る)
レベッカ「あった!」
(ヘル・ドリンクを取り出した)
翠星石「あれ、それって……」
レベッカ「これであなたと同等の力を得る!」ゴクゴク
(エスターク戦終了後に貰ったアイテムを持っていたことを思い出し、飲んだのであった――)
コオオオッ
(するとレベッカの身体が黄色く光る――)
レベッカ「おお!? 何だか……燃えてきた!!」ゴゴゴゴゴ
レベッカ「翠星石!」
翠星石「え!? はい!」
タッ
ミルドラース「!」
レベッカ、翠星石「どるああああああ!!」ドゴオオンッ!!
ミルドラース「がぶっ!!」
(同時に飛び蹴りを放った2人――)
レベッカ、翠星石「」ドゴドカドカドカドカドドゴゴゴゴゴドカン!!
(そして怒涛の勢いで何度もパンチを繰り出す――)
ミニモン「お、俺っちだって!! イオナズン!!」ピロリロリン
ネクスタ「そりゃああっ!!」ドカンッ
千夜「はあっ!」ゲシッ
イブール「輝く息!!」コオオオッ
アクデン「灼熱の炎!!」ボオオオオッ
悪魔神官A、B「ほいっさ!!」ドゴンドゴンッ!!
ドラノール、ガートルード、コーネリア「食らいなさい!!」パアアアッ
(ネクスタは飛び蹴り、千夜は回し蹴り、悪魔神官二人は棍棒で殴り、そしてゲームマスターは光の弾を発射したのであった――)
ミルドラース「……」ヨロヨロ
イブール「大分弱ってきているぞ!」
悪魔神官A「説得のチャンスでは!?」
千夜「いや……待って!」
ミルドラース『……許さん』
(ミルドラースは瞳孔を開き、そして高速で――)
ブウウウウンッ!!
ミニモン、アクデン、コーネリア、ガートルード、ドラノール、イブール、悪魔神官A、B「あうっ!!」ドサッ
(尻尾を大きく振り、ミニモンたちを吹っ飛ばし気絶させた――)
《ミニモン 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 4人 [7:20]
翠星石「おいおい……!!」
(運よく当たらなかった翠星石、レベッカ、ネクスタ、そして千夜であった。今戦えるのは、その4人のみ――)
翠星石「あの魔王……まだ倒れないのですか……」ゼエゼエ
レベッカ「うう……しんどいよぉ……」ゼエゼエ
ネクスタ「くそっ」ゼエゼエ
千夜「……」ゼエゼエ
(彼女たちは先程の攻撃を全力で行ったため、一気に体力を消耗してしまい、疲労状態になってしまったのであった――)
ミルドラース「……」ゼエゼエ
ネクスタ「あっちも疲労してますね……」
(先程の尻尾の攻撃で、ほぼ完全に体力を使い果たしてしまった、ミルドラースであった)
翠星石「でも……。こちらはもう体力無いですぅ……」
レベッカ「……ドリンクの効果、切れちゃった……」ゼエゼエ
翠星石「翠星石は……。もう戦えないですぅ……」ゼエゼエ
千夜「……どうしましょう……」
(千夜がこの状況をどう打開しようかと考えている時に――)
千夜「あれ……」チラッ
(さっきまでドロンが被っていた冠が目に映った)
千夜(落ちてる……。よし、こうなったら!)
(千夜は冠を拾い――)
ガポッ
千夜「……!!」ゴゴゴゴゴ
(身体能力をパワーアップさせた――)
千夜「翠星石ちゃんたち……。後はもうゆっくり休んでてちょうだい」
ネクスタ「ち、千夜さん……?」
(神妙な顔つきでミルドラースを見る千夜)
千夜「後は私が片付けるわ!」タッ
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.124 )
- 日時: 2020/01/31 12:23
- 名前: ウィオ (ID: t71x9rmz)
(千夜、ミルドラースの近くへ走り寄る――)
レベッカ「危険だよ、千夜――」
千夜「はあああっ!!」ドゴンッ!!
ミルドラース「……!」グフッ
(千夜は高速で回し蹴りをミルドラースの腹に放つ。冠を被ったことにより、高速で攻撃することができるようになったのだ)
千夜「それっ!!」シュバッ
ドゴオオオンッ!!
ミルドラース「がふっ!!」
(ミルドラースに急降下蹴りを放った千夜。大魔王の体力がどんどん減っていく――)
翠星石「なんだか、いい感じ……?」ゼエゼエ
千夜「!!」
ミルドラース「ぐっ……!! こんなところで、やられるわけには!!」ゴオオッ!!
(大魔王はごく僅かの体力を振り絞り、千夜にパンチを繰り出そうとした――)
千夜「ぐっ!!」
ガシッ!!
ミルドラース「!?」
(なんと千夜はそのパンチを両手で受け止めた)
千夜「ぐぐぐぐぐ……ここまで来て、負けてたまるか……!!」
(千夜はミルドラースの腕をはたき、そして――)
千夜「!!」グッ
バチバチバチッ!!
(両方の拳を強く握りしめ、その拳に大きな電気を纏った――)
レベッカ「雷……!?」
千夜「……これも、冠の恩恵ね」バチバチバチ
(それを言った瞬間、千夜は高速でミルドラースに飛び掛かり――)
千夜「うりゃあああっ!!」ズドオオオンッ!!
ビリビリビリビリビリ!!
ミルドラース「がああああっ!!」ビリビリビリ
(千夜はその拳で、ミルドラースの腹を渾身の力で殴り、彼の全身に強烈な電気を浴びさせたのであった――)
千夜「いっけええええええええええええ!!」バチバチバチ
ミルドラース「ぐあああああああああっ!!」ビリビリビリ
翠星石、レベッカ、ネクスタ「……!!」
(しばらくダメージを与えた後――)
ミルドラース「――」ガクッ
(ようやく、ミルドラースは気絶した――)
千夜「はあ、はあ……」ドサッ
(その瞬間、力を使い果たし倒れた千夜であった)
レベッカ「千夜!」タッタッタ
(千夜を介抱するレベッカ。ヤンデレだが、相手が憔悴などをしている時はちゃんとその人の心配をする――)
翠星石「おい、しっかりしろですぅ!」
ネクスタ「千夜さん! 目を覚ましてください!」
千夜「……」
千夜「……ん……」パチッ
(目をゆっくり開けた千夜であった)
千夜「……もしかして、倒した?」
レベッカ「倒したよ……。千夜……全く無茶して……! あなた凄いよ、あんな強いの倒すなんて……」
(千夜を咎めつつも、褒めるレベッカ――)
ネクスタ「千夜さん……。お疲れ様です……」
翠星石「千夜……。よくやったですよ……」
千夜「皆……」
(その時――)
ミルドラース「」ピカーッ
(ミルドラースの身体が光り出した。変身状態が解けたのだ――)
ミルドラース「……はっ」ムクリ
(起き上がったミルドラースは辺りを見渡す)
ミルドラース「……」
ネクスタ「あいつも起きた……」
(その後、千夜たちはミルドラースと話をし、そしてカンナを解放しろと頼んだ――)
ミルドラース「ああ……。そうだな……。彼は返そう……」パチンッ
(彼が指パッチンをした瞬間――)
シュウウン
カンナ(男)「――あ」キョロキョロ
(カンナが千夜たちの目の前に現れた――)
≪カンナ(男) 救出完了≫
レベッカ「あああああああ!! あたしのカンナ!! やっと戻ってきたあああ!! ああ、カンナカンナ!! 大好き!!///」スリスリ
レベッカ「無事でよかったよぉおおお!!///」スリスリ
カンナ(男)「ちょっと、いきなり抱きつかないでよ……あっ」
翠星石「全く……心配かけさせやがって……!」クスクス
ネクスタ「良かったです……助かって」
千夜「カンナ君……無事でよかった」
カンナ(男)「みんな……。そっか、助けに来てくれたんだ……。ありがとう。そしてごめん……」
カンナ(男)「僕が捕まってたせいで皆は苦しんでしまった……。本当にごめん」
翠星石「……」
翠星石「翠星石達は別に気にしてないですぅ。ですが牢獄のやつらは心配してるでしょうね」
翠星石「牢獄に来たら、ちゃんとそこにいる確保者たちに謝るんですよ?」
カンナ(男)「うん……!」
翠星石「――んで」チラッ
ミルドラース「?」
翠星石「お前、ちゃんと反省しているでしょうね?」
ミルドラース「……ああ。私は今まで愚かな事をしてきてしまった……」
ミルドラース「折角手に入れた仲間を、私は苦しめてしまった……どうして私はいつもこうなんだ……!!」
(昔仲間に裏切られたトラウマが強く記憶されているため、誰かに裏切られるとすぐにそのトラウマを振り払おうと、暴走してしまうのだ――)
千夜「……さっきの話で言ってたわよね。貴方は昔、仲間に裏切られたって」
ミルドラース「……」コクッ
千夜「辛かったのね……。でも、その体験に意味はあったわ」
ミルドラース「?」
千夜「それがあったお陰で、大切な仲間を失う辛さが分かるようになった」
千夜「確かに貴方のやったことは許されることではない……」
千夜「だけど、これから生真面目に生きていくことはできる。その「仲間を失う辛さ」を世界の皆にしっかり伝えてあげて」
千夜「そうすれば皆、仲良く暮らしていけると思うから……」
ミルドラース「……」
千夜「――って、私なんかが説教かましちゃった。ごめんなさい」エヘヘ
ミルドラース「いや……。君の気持ちは十分に伝わった」
ミルドラース「これからはポジティブに生きるよ。そしてその辛さを魔界の民に教えてみせる」
ミルドラース「ありがとう、少女よ……」
千夜「少女じゃなくて、宇治松千夜」フフ
ミルドラース「宇治松千夜か、覚えておこう……! 皆には迷惑かけてすまなかった。これからはもう二度と道を踏み外さないよ――」
ドスッ
カンナ(男)、レベッカ、千夜、ネクスタ、翠星石「!!!」
(その時、カンナたちは信じられない光景を見てしまった)
カイゾー「……」グググ
ミルドラース「がああ……」ボタボタ
(カイゾーがレーザーソードで、ミルドラースの心臓を貫いていたのであった――)
カイゾー「はあっ!!」ズボッ!!
ミルドラース「うっ!!」
千夜「ああっ!!」
ドカッ!!
(カイゾーは勢いよく剣を腹から抜き取り、ミルドラースを蹴飛ばしたのであった)
ミルドラース「」ドサッ
(ミルドラースは動かなくなった――)
千夜「……!!」
(そして――)
パアアアアアッ
(ミルドラースの亡骸が光に包まれ――そこから輝く珠が出現した――)
カイゾー「」パシッ
(それを素早く掴んだ、キャプテン)
カイゾー「よし……赤の宝玉獲得だ」
(10人の賢者が身体の中に持っている「宝玉」。それには強大な力が秘められているという――)
千夜「……!!」ワナワナ
カイゾー(全く……エビルマウンテンは広すぎだ。ここまで来るだけで疲れる……さて、一旦帰るか……)クルッ
千夜「うああああああっ!!」ダッ
(ミルドラースのことを大事に思っている千夜は涙を流しながら怒り、カイゾーに特攻する――)
翠星石「千夜!!」
カイゾー「!!」ジャキンッ
ズバアッ!!
千夜「」ドサッ
(彼は咄嗟に千夜をレーザーソードで斬り、彼女の気を失わせたのであった――)
《宇治松 千夜 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 4人 [5:55]
カンナ(男)「千夜が……!」
カイゾー「全く、無駄な体力を使わせて……。おい、標的たち」
カンナ(男)、レベッカ、ネクスタ、翠星石「……?」
カイゾー「私は……ある目的を果たすために、世界中を旅している」
カイゾー「どうしても果たさなければならないのだ……。このキャプテン・カイゾーが、この手で――!!」
カイゾー「だから、次に会った時はお前たちをかならず倒してあげるからな……」シュウウン
(そう言い残した後、彼はワープを使って艦船に帰っていった――)
ネクスタ「……?」
翠星石「あの黒髪は一体何を言ってんでしょうか……? 目的? 次に会った時は?」
カンナ(男)「いまいちよく分からない……」
(その時――)
ドラノール「……」ムクリ
(ドラノールが起き上がり、翠星石たちのところに近づいてきた)
翠星石「あ、ドラノール!」
ドラノール「……この状況から察するに、戦いは終わったようデスネ」
翠星石「ええ……」
ドラノール「……皆様、本当にお疲れ様デシタ。すぐに「逃走中」に戻ってもらいマス。疲れてるところ、申し訳アリマセンガ……」
ネクスタ「いや……後5分しかないんです。疲れてても、何とかなります……;」
翠星石「そうですぅ。5分くらい、簡単にしのいでみせるですよw」
(カンナ(男)やレベッカも同様の反応を示す――)
ドラノール「そうデスカ……。あ、それとミス・スイセイセキ、ミス・レベッカ」
翠星石「はい?」
レベッカ「?」
ドラノール「ミルドラース倒したので牢獄に戻ってもらいマスガ、よろしいデショウカ?」
翠星石「……ああ、そういえば言ってましたね。分かった。疲れたので休ませてもらうですぅ」
レベッカ「またカンナといれなくなるのは寂しいけど、ルールだからしょうがないよね。分かった、戻るよ」
ドラノール「決断が早いですね」パチン
(ドラノールは指パッチンした)
《レベッカ 強制失格 〔残りゲーム時間〕》
残り 3人 [5:00]
《翠星石 強制失格 〔残りゲーム時間〕》
残り 2人 [5:00]
(レベッカと翠星石、牢獄に転送された)
ドラノール「転送完了」
ドラノール「さて、貴方たちは外に出てもらいマス」パアアッ
(こうして2人はドラノールの魔法によって、エビルマウンテンの外に連れ出されたのであった――)
残り逃走者……カンナ(男)、ネクスタの2人。
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【とある剣士と人形の雑談】
カンナ(男)「やっと本編に出てこれたよ翠星石ぃ」
翠星石「おめでとうですぅ、ピーチ姫」
カンナ(男)「さて、コーナーやろっか」
翠星石「おう、ですぅ」
~62人目・天王寺 咲~
カンナ(男)「彼女はアニメ・漫画「火ノ丸相撲」に登場する女の子だよ」
翠星石「因みにジャンプの漫画ですぅ」
カンナ(男)「彼女は高校の相撲のマネージャーをやってるんだよね」
翠星石「学業優秀で麻雀、料理、習字も出来るですぅ。因みにコイツ、関西弁で喋ります」
カンナ(男)「見た目も可愛いし、しずくと同じ優等生キャラ――と思いきや」
翠星石「実は極度の方向音痴なんですよね。しずくと違って、ちょっとポンコツですぅ」
カンナ(男)「ポンコツとか言ってやんなよ。エリーチカよかマシだろ」
カンナ(男)「あいつ1話はカッコいい感じで振る舞ってたのに、後の方からは変なポーズとったり、「エリチカおうちにかえる」とかほざいたりするからな」
翠星石「おうエリーチカファンに喧嘩売るのやめろ、ですぅ」
カンナ(男)「最初にエリチカdisったのは誰だ」
カンナ(男)「彼女がウィオ版逃走中に初登場したのは第22回「逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~」だよ」
翠星石「こっちでも極度の方向音痴という設定が発揮されているですぅw」
カンナ(男)「今はまだ出番が少ないけど、また出てくるから天王寺ファンのかたはお楽しみに」
カンナ(男)「さあ、今回の紹介はこれで終わりだよー」
翠星石「ここまで読んでくださり、ありがとうですぅ!」
続く
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