二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
- 日時: 2020/01/31 17:24
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。
今回も平和な逃走中になるはずであったが……?
果たして、逃げ切るものは現れるのか?
{逃走者紹介}
カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}
▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.115 )
- 日時: 2020/01/28 20:10
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vi6NUfhD)
- 参照: htt
メタルメイドウィンです
メタルメイドウィン
「ぐわああああああああーーー!!」
たくっちスノー
「ク、クロコダイーン!!」
雪
「大丈夫!クロコダインはギガブレイクを2発耐えられる!メタルメイドウィンのボディスペックも彼に負けてない!」
たくっちスノー
「そろそろ終わりが近づいてやがるな………やっちまえ!!存分にな!!」
I support you!(応援してます!)
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.116 )
- 日時: 2020/01/28 23:32
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
>モンブラン博士さん
残念ながらモンブラン博士さんたちは牢獄行きとなってしまいました;
悔いはないんですね;
>エイジアさん
ミルドラースのせいで一気に逃走者が減ってしまいました;
ミルドラースは魔界という世界を統治しており、
更にとても強い力をモテいる大魔王ですからね。
それにカンナの力を吸収してパワーアップしたことにより、更に強くなってしまってます;
果たして、現在残っている逃走者はこれからどうなるのか?
次回も頑張ります!
>メタルメイドウィンさん
残念ながらここで牢獄送りとなります;
ゲームも終盤になりました! 果たしてこれからどうなるのか?
次回も頑張ります!
では!
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.117 )
- 日時: 2020/01/28 23:36
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
「その後」
ミルドラース「まあいい……。次見つけた時に始末すれば……」
ミルドラース「クックック……。力を持つって、こんなに素晴らしいことなんだな……」
ミルドラース「これからは私に楯突くものは、この「力」で全部潰してやろう……」
ミルドラース「クックック……」
ミルドラース「ハアアアッハッハッハッハッハッハ!!」
(高笑いをあげる、ミルドラース)
イブール、悪魔神官A、B「……」
----------------------------------------------------------------------------
(その頃、艦船にある病室にて――)
カイゾー「……」
カイゾー「……」
(キンブリーたちの上司であるキャプテン・カイゾーがベッドの上で目を覚ました)
カイゾー「……」ムクリ
リカード(出典:ファイアーエムブレム 紋章の謎)「あっ、目を覚ましました?」
カイゾー「リカード」
(キンブリー達の部下である盗賊・リカードが近くに座っていた)
リカード「良かった、気が付いてー……」
カイゾー「俺の仲間は?」
リカード「キンブリーさんや白レンさんのことですか? まだ帰ってきてませんよ」
カイゾー「そうか……」チラッ
(カイゾーは自分の横にあるベッドで療養しているニノと、ニノの隣のベッドで療養しているケニーを見る――)
カイゾー「クソ……もっと作戦を練っておくべきだったか……。俺がそこら辺、しっかりしていればこんなことには……」
(手に顔にやって悔やむカイゾー)
リカード「そんな、自分を責めないでくださいよ。オイラたちはどんな目に遭おうとも挫けない。そういう覚悟をしていますから」
カイゾー「お前はほぼ戦闘に参加してなかっただろ。だが…気遣ってくれてありがとうな」
カイゾー「……さてと」ギシッ
(カイゾーはベッドから降りようとする)
リカード「ど、何処に行くつもりなんですか?」
カイゾー「白レンとキンブリーを捜しに行く」
リカード「ちょっと、傷治ったばかりなんですよ? 病み上がりで無茶は危険ですよ!」
カイゾー「案ずるな。俺は世界中を旅するキャプテンだぞ。無茶くらい承知している」
カイゾー「それに俺の力不足のせいで、キンブリーたちを独断行動させてしまったんだ。責任を取らなければ……!」タッ
(カイゾーは走って病室を出て行った)
リカード「ちょっ、キャプテン! 待って――行っちゃった」
リカード「……」
ニノ、ケニー「うう……」
リカード「!」
リカード(そうか……こいつらまだ傷全然治ってなかったんだった……)
(リカードは追いかけず、ニノとケニーの治療をすることにした――)
リカード(余程怪我の仕方が悪かったみたいだな……。オイラが面倒見ないと)
----------------------------------------------------------------------------
『牢獄 DE トーク』
セリカ「もう……皆さん、しっかりしてください……!」パアアッ
ルカ「どんだけ酷い目に遭ったんだ、お前ら……」カチカチ
(セリカは回復魔法で、ルカは治療器具で、ミルドラースの攻撃でやられたレベッカたちの治療をしている――)
レベッカ「ううう……カンナぁ……。カンナぁ……」
ルカ「全身ボロボロじゃねえか……。何があったらこうなるんだ……」
ドロン「うう……」ビクッ
セリカ「動かないでください、傷が開いてしまいますよ!」
ドロン「ミルドラースに、やられた……」
フータロー「ミルドラース?」
(ドロンは痛みを堪えながら、自分たちに起こったことなどを皆に説明した――)
フータロー「そんな恐ろしい奴が、この世界を統治しているのか……」
クロノエスボル「カンナがそいつの部屋にいるのね……」
ドラきち「でもミルドラース、滅茶苦茶強いんだろ……。残りの逃走者で戦えんのかしら?」
翠星石「えーと、カンナを除けば今残ってる奴らは……」
みほ「ミニモンさん、穂波さん、スゥさん、霊歌さん、ネクスタさんの5人……」
ヌーバ「オイオイ……こんなことを言うのもなんだが、そんなメンツじゃミルドラースに勝てなさそうだぞぉ~……。15人ぐらいで挑んだのに負けたんだろぉ~……?」ドロドロ
翠星石「……」イライラ
(どんどん怒りの形相になっていく、翠星石――)
みかん「どうすんの……? 奪還しないと、いつまでも攫われたままなんじゃ……」
翠星石「よし!」スクッ
リン「おっ、どうした、いきなり立ち上がって……」
翠星石「翠星石がその大魔王さんをぶっ潰しに行ってやるですぅ!」
みほ「ちょっ、何言ってるんですか!? 確保されてるんですよ、貴方は?」
翠星石「今からこの牢獄を抜け出してやるですぅ!」
おばドル「オイオイ、抜け出すってどうやって? 鍵かかってんだぞ、ここの扉は……」
翠星石「」テクテク
ガシッ
(翠星石は鉄格子に近づき、それを力強く掴む)
翠星石「フンガアアア!!」グイイイイッ!!
翠星石以外「(;゚Д゚)」
(なんと、翠星石は鉄格子を力いっぱい曲げて、抜け道を作ったのであった――)
翠星石「よし、ここから出られるですよ」
みほ「力技……;」
おばドル「オイオイ、そこから出ていくつもりか? ゲームマスターに見つかったら即牢獄送りだぞ!」
翠星石「バレないように頑張るですぅ」
リン「頑張るっテ……;」
翠星石「そういうことより、行ってくるですぅ。お前らは指をくわえて待っていろですぅ」タッ
おばドル「ま、待て!」
おばドル「一人だと危険だ。オイラも連れて行ってくれないか?」
翠星石「何故ですか?」
おばドル「前回、逃走成功できなかったから……。今回こそ逃げ切りたいんだ」
翠星石「そうなんですか……可哀そうに」
おばドル「誰のせいだと思ってんだ」
おばドル「それに……リーダーとことりちゃんがあんな目に遭ってしまったんだ。南ことりファンクラブの副リーダーとして、復讐を果たさないわけにはいかねーよ!」
(真剣な表情で、翠星石に説明した彼――)
翠星石「……なるほど。そこまで言うならついてこいですぅ」
みほ「あ、あの! 私も連れて行ってくれませんか? 後輩として、先輩を放っておくわけにはいきませんので……」
リン「俺も、仲間を放っておくわけにはいかなイ!」
翠星石「お前ら……」
(その時――)
千夜「翠星石ちゃん……」グググ
レベッカ「……」グググ
ドロン「ぐっ……」グググ
(千夜、レベッカ、ドロンが痛みを堪えながら起き上がった――)
セリカ「ちょっ、だから動かないでくださいって!」
レベッカ「黙れ……。あたしのカンナが今も辛い思いしてるのに、嫁のあたしが大人しくしていられるか……!」
千夜「私だって……カンナ君を救いたい……!」グググ
ドロン「人が大変な目に遭っとるんや……ワシは放っておきたくない……!」
(セリカとルカのお陰でレベッカと千夜とドロンの傷はだいぶ治っているが、それでも所々に浅い傷が残っている――)
翠星石「お前ら……」
翠星石「……」
翠星石「分かりました。そこまで言うなら翠星石は止めないですぅ」
翠星石「ですが……。絶対に無茶はするんじゃねーですよ?」
千夜、ドロン、レベッカ「……」コクッ
おばドル「じゃあ……行くか?」
リン「おウ!」
タッタッタ
(翠星石、おばドル、リン、みほ、レベッカ、ドロン、そして千夜は抜け道から出て行った――)
【翠星石、おばドル、リン・ヤオ、西住みほ、レベッカ、ドロン、宇治松千夜 (独断で)復活 残り13人】
-------------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 20:00}
穂波「ミルドラースって、そんなにヤバいの……?」
(穂波はメールで「撃破された逃走者たち」のことを知って、ミルドラースにビビっている――)
穂波「……いや、何ヒヨってんの、私! 悪い奴には心を改めてもらわないと……!」
穂波「エビルマウンテン、一体どこにあんのさ……!」
(カンナ救出を「続行」する、穂波。そんな彼女の近くに――)
ミニモン「お、穂波……!」テクテク
(ミニモンがやってきた――)
穂波「……ミニモン! どうしたの?」
ミニモン「俺っち、エビルマウンテンに向かってたところだ! お前は?」
穂波「私もお前と同じ」
ミニモン「そうなのか……。でも気を付けろよ。さっきのメールで「ミルドラースの攻撃によって14人が牢獄送りとなった」みたいなこと書かれてあった。ミルドラースの奴、相当ヤバイぞ……!」
穂波「それはそうなんだけど……。そいつを放っておくわけにはいかないよ!」
穂波「私がこの手で、ミルドラースの腐った根性を叩きなおしてやる!」
ミニモン「お前……」
(その時――)
アクデン、コーネリア「……」テクテク
(アクデンとコーネリアが近くにやってきた)
ミニモン「ゲームマスター! 親父!」
コーネリア「? ああ、ミニモンさんに穂波さん……」
(あの後、コーネリアは回復魔法でアクデンと自身の治療を行い、徐々に傷を治していったのであった。今では完全に傷が治っている)
穂波「何してんですか?」
アクデン「エビルマウンテンにいる大魔王にリベンジに……」
ミニモン「リベンジって……まさか親父たちも魔王と戦ったのか!?」
コーネリア「はい……。彼の攻撃は凄まじかったです。1回の攻撃で、私とアクデンさん含めて16人が一斉にやられてしまいました……」
ミニモン、穂波「……!」
ミニモン「オイオイ……1回やられたのに……。何でまた戦おうとするんだよ?! 無茶するなよ!」
アクデン「人間が苦しい思いをしているのに……。放っておけるわけがないだろう……」
コーネリア「逃走者を救出するのは、ゲームマスターの仕事ですから……!」
穂波「……」
(その頃、ネクスタは――)
ネクスタ「あっ、霊歌さん……!」
霊歌「ネクスタさん!」
(魔界の森で、霊歌と会っていた)
ネクスタ「カンナさんのほうはどうするんですか?」
霊歌「勿論助けに行くよ。ていうか助けに向かってるところだよ」
ネクスタ「やっぱり……。霊歌さんの性格的に、行くと思ってました」
霊歌「ネクスタさんも行くの?」
ネクスタ「はい! 仲間なので!」
(そこに――)
スゥ「ネクスタ、霊歌ー!」フヨフヨ
(スゥがフヨフヨとゆっくりこっちに飛んできた)
ネクスタ「えーと、スゥだったっけ? どうしたんですか?」
スゥ「何を話し合っているのかな、と思いまして」
(霊歌、説明中)
スゥ「なるほど……エビルマウンテンに向かってる途中だったのですか」
スゥ「ならスゥもついて行ってよろしいでしょうか?」
ネクスタ「何言ってんですか、ダークスライムにちょっとつつかれただけで気絶したくせに……」
スゥ「何で知ってるんですか……」
ネクスタ「スマホでその辺りの話を読み返しましたから。それより……本当についていくつもりなのですか?」
スゥ「ついていくですぅ! あんな幼い子を放っておくなんて嫌ですぅ!」
スゥ「……迷惑でしょうか?」
霊歌「……ううん。そこまで言うなら、ついていってもいいよ」
スゥ「は、はい! ありがとうですぅ! ネクスタ、今度こそ足手まといにならないように頑張るですぅ!」
ネクスタ「……うん。頑張ってくださいね」コクッ
(その時――)
翠星石「ぜえ、ぜえ……;」
おばドル「やっぱハンター、足速すぎ……;」
(先程ハンターに追われて体力消耗してしまった翠星石とおばドルが歩いてきた――)
霊歌「翠星石!? おばドル!?」
おばドル「あ……霊歌とネクスタ、後、確か、スゥ……」
ネクスタ「あ、あなた達、どうしてこんなところに!? 捕まったはずでは……?」
翠星石「どうしてもカンナを放っておけなくて……抜け出してきたですぅ」
霊歌「抜け出してきたって、アンタねえ……;」
ネクスタ「ゲームマスターに見つかったらどうするつもりなんですか?;」
おばドル「見つかる前にカンナを救出してやる!」
翠星石「ですぅ!」
霊歌「何それ……;」
ネクスタ「ということは……あなたたちもエビルマウンテンに?」
翠星石「勿論ですぅ。あいつらを酷い目に遭わせたピッコロ似の大魔王をボコボコにしてやるですぅ……!」ゴゴゴゴゴ
霊歌「ちょっと怖いよ、翠星石;」
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.118 )
- 日時: 2020/01/28 23:52
- 名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)
スゥ「ま、まあとにかくエビルマウンテンに行くんですよね? それならスゥたちと一緒に行きませんか?」
スゥ「貴方は超人的な能力を持ってますから、貴方が一緒に居ればスゥたちにとってとても心強いですぅ」
スゥ「だから……お願いですぅ」
(スゥは申し訳なさそうな顔で、翠星石にお願いしている――)
翠星石「分かりました、翠星石も一緒に行ってやるですぅ――ん?」
スゥ「何ですぅ?」
翠星石「……」
翠星石「テメエーーー! 何翠星石の語尾パクってんですか!?(;゚Д゚)」
スゥ「パクったって何のことですぅ!?(;゚Д゚)」
翠星石「その「語尾」ですよ! よく考えたら一人称まで「名前」じゃねーですか! しかもその服の色合い! 緑と白! 翠星石をパクリすぎですぅ!;」
スゥ「別にパクってなどいないですぅ! 人聞きの悪いこと言わないで、ですぅ!」
スゥ「ていうか、しゅごキャラとローゼンメイデンは作者一緒なんだからパクリではないですぅ!」
翠星石「えっ? マジ?」
翠星石「……ということは、セルフオマージュってことですか……。そうでなかったら訴えてるところでした」
スゥ「勘弁してくださいですぅ……;」
おばドル「なあ、何だかオイラ無視されてるような気するんだけど」
霊歌「あ、ごめん、マジで忘れてた」
ネクスタ「ごめんなさい」
おばドル「(´・ω・`)」
おばドル「まあ、別にいいんだけどさ――ていうか、オイラもお前たちと一緒についていっていい?」
翠星石「正直お前はいなくても困らない存在ですが、別に構いませんよ」
おばドル「お前色々と酷くねえ? メラミ撃つぞクソ」
(その時――)
カイゾー「キンブリー……白レン……どこだ?」テクテク
(カイゾーが通りすがった)
翠星石「誰ですか、あいつ……?」
カイゾー「?」クルッ
(翠星石の声に反応したカイゾーは、彼女たちの方を振り向いた――)
カイゾー「!! お前たちは……」
スゥ「え?」
カイゾー「「標的」じゃないか……。これは幸運だ」ジャキンッ
(カイゾーは腰に差していた光の剣を抜く――)
霊歌「え、え?」
(その瞬間――)
スゥ「?」
(カイゾーは一瞬でスゥの目の前に移動し――)
ズバズバズバッ!!
スゥ「があうううっ!!」ブシャアアッ
(連続切りを放ち、倒した――)
翠星石「スゥ!?」
スゥ「……」ピクピク
(血を流しながら倒れている、スゥ――)
《スゥ 撃破 〔残りゲーム時間〕》
残り 12人 [17:50]
(スゥは牢獄に転送された――)
ネクスタ「ああ……!!」
翠星石「」ギロッ!!
(翠星石がカイゾーを睨みつけた瞬間、光の速さで彼の前に詰め寄る――)
翠星石「何しやがんですか、クソ男がああ!!」グッ
(怒りに任せて彼を殴ろうとした瞬間――)
カイゾー「はっ!!」スッ
翠星石「えっ!?」
(回避された)
カイゾー「それっ!!」ブウウウンッ
ザクッ!!
翠星石「うぐっ……!!」ドサッ
霊歌、ネクスタ、おばドル「翠星石!」
(光の剣で腹を突き刺され、翠星石は倒れた――)
翠星石「ううっ……」ピクピク
ネクスタ「あ、あの翠星石が、一瞬で……!」
カイゾー「まだ息があるか……。よし、ならば今度こそ終わりにさせてやろう」
(その時――)
タタタタタ
ドラノール「ワープ!」
パアアアアッ
ネクスタ「!?」
(突如駆けつけてきたドラノールの魔法「ワープ」によって、逃走者たちは光に包まれ、遠くへ移動された――)
カイゾー「眩しっ……」
(しばらくした後、光は止んだ)
カイゾー「……!? 消えた……? 一体どこに行ったんだ……?」キョロキョロ
カイゾー「……」
カイゾー「まあいい、次見つけたら今度こそ始末してやる……」ジャキンッ
(カイゾーは光の剣を鞘に直した)
(その頃、翠星石たちは――)
霊歌「それっ!」パアアッ
翠星石「うっ……」
(別の場所にいた。霊歌は魔法で翠星石の治療を行っていた。彼女の傷はみるみるうちに塞がっていく)
霊歌「よし、治ったよ!」
翠星石「あ、ありがとうですぅ……。ゲームマスターも、サンキューですぅ」
ドラノール「嫌な予感を感じましたノデ……」
ガートルード「逃走者を助けるのが、私たちゲームマスターの仕事だから」
翠星石「ガートルード、お前もいたんですか」
ガートルード「カンナを連れ戻しに……ていうか、翠星石、おばドル。何でここにいるの?」
翠星石、おばドル「あ……」
翠星石「……カンナを放っておけなくて……」
おばドル「オイラは、リーダーやことりちゃんたちの代わりに、復讐を果たしたくて……」
ドラノール「……たとえいかなる理由があっても、復活以外で牢獄を出れば即牢獄送りデス」
翠星石「……」
ドラノール「――とは言いマシタガ、ミス・スイセイセキの戦力の高さは重々承知してオリマス」
ドラノール「ミスター・カンナを連れ戻すまでは牢獄送りは見送りマショウ」
翠星石「! ありがとうですぅ……」
(戦闘能力の高さを買われて、「牢獄送り」は無しになった。今のところは)
おばドル「なあ、オイラは?」
ガートルード「まあおらんよりマシだろ」
おばドル「そんな理由で!?」
ガートルード「それとも何? また牢獄送りにされたい?」
おばドル「いや、そんなこと一言も言ってないでしょ! オイラもカンナを連れ戻したい!」
ガートルード「分かったわ……おばドルも今のところは「牢獄行き」を見送ってあげるわ」
おばドル「ありがとうございますっ!」ペコリ
ジュウウウウッ
ガートルード「あぢいいいっ!!;」
(おばドルが深く頭を下げたため、頭についてる炎がガートルードの腹に当たっちまった)
ガートルード「テメエやっぱ今すぐ牢獄送りにしてやる!!」ドドドドド
おばドル「すみませんでしたーーー!!;」ダダダダダ ←追いかけまわされてる
霊歌「あーもう、二人とも落ち着いてよ;」
------------------------------------------------------------------------------
(その頃、エビルマウンテンにある、ミルドラースの部屋にて――)
ミルドラース「……」
(ミルドラースは不気味な笑いを浮かべながら、玉座に座っていた)
ミルドラース(ククク……非常に強い「力」を持っている気分は最高だな! これがあれば……世界なぞ簡単に作り変えられるのではないのか?)
ミルドラース(全てはあの銀髪の少年のお陰だ……彼には感謝しかないよ……)ニヤニヤ
ミルドラース「ククク……」
イブール「……」
(イブールと悪魔神官二人は、部屋の隅で話をしていた)
イブール「なあお前たち……。ミルドラース様をあのまま放っておいたらどうなると思う?」
悪魔神官A「……多分、昔のような感じに戻ってしまうでしょうね……」
悪魔神官B「戻ってしまう……」
イブール「ああ……お前たちもそう思うか。私もだ」
イブール「今のミルドラース様は、強大な「力」を手に入れて、あり得ないくらいに驕り高ぶっている……」
イブール「ミルドラース様は、自分が強くなったらすぐに尊大な態度を取ってしまう性格……。下手すれば弱い魔物を甚振るかも……」
悪魔神官A「それはまずいですな……。折角外は平和になっているというのに……」
悪魔神官B「確かにまずいですな……」
悪魔神官A「ていうかそうしたら、また10年前の戦争みたいなことが起きてしまうんじゃ――」
イブール「十分あり得るな……。もしミルドラース様が誰かを甚振られているところを、魔界の住民に見られたら、その住民は失望と怒りの感情に溢れ、ミルドラース様を攻撃するだろう――」
イブール「そうならない為に、私が説得してみせる……」
悪魔神官A「だ、大丈夫なんですか?」
悪魔神官B「大丈夫?」
イブール「ミルドラース様の怒りを買うかもしれんが……それでもやるしかないだろう、世界の平和を守るためには」
(イブールは緊張した顔で、ミルドラースに歩み寄る)
ミルドラース「? イブールよ、どうした」
イブール「ミルドラース様。貴方にお話があります」
ミルドラース「どうした? 言ってみよ」
イブール「……あなたは、10年前に起こした戦争のことを覚えていますか?」
ミルドラース「ああ、覚えているさ、当然。なんだ、いきなり」
イブール「……いいですから、思い出してください。よく――」
残り逃走者……【❤カンナ(男)&レベッカ❤】、千夜、ドロン、ミニモン、穂波、霊歌、ネクスタの12人。
----------------------------------------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
カンナ(男)「ふー……」
翠星石「あ、カンナ……。もう大丈夫なんですか?」
カンナ(男)「うん。少し休んだら気持ちが安らいだよ」
カンナ(男)「コーナーやらないと……」
翠星石「そうですね。さあ、今回紹介するのはこのかたですぅ!」
~60人目・桜坂 しずく~
カンナ(男)「彼女はアプリゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」に登場する女の子だよ」
翠星石「『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』っていうアイドルグループのメンバーの一人ですぅ」
カンナ(男)「見た目は清楚な美少女で、性格は大人しい。性格も清楚とは、なんだか凄いなぁ」
翠星石「勉強も運動も得意で、常に敬語で話す。性格良好・容姿美麗・スポーツ得意。まさに「優等生」ですぅ」
カンナ(男)「完璧だなあ。見た目だけ完璧の翠星石と違って」
翠星石「喧嘩売ってんのかワレ」
カンナ(男)「彼女がウィオ版逃走中に初登場したのは第21回「逃走中 ~天界の寿司パーティー~」だよ」
翠星石「結構最近ですね」
カンナ(男)「ゆうきさんがリクエストしてくださったんだよね。ありがとうございます」ペコリ
翠星石「ウィオ版での彼女はキャラ崩壊してませんね。「今のところは」」
カンナ(男)「不穏な感じのセリフ付け足すなよ……;」
カンナ(男)「さあ、今回の紹介はこれで終わりだよ」
翠星石「ここまで読んでくださり、ありがとうですぅ~」
続く
- Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.119 )
- 日時: 2020/01/29 08:42
- 名前: ネクスタ (ID: ChKdbj6w)
どうも!ネクスタです!
うわああああカンナが連れ去られ…助けに行った人たちがみんなやられて…こりゃ大変なことになりましたね…
翠星石やレベッカ、おばドル達が独断で復活して、再び戦力が上がったけど…
なんとか、カンナを助けないと!なんでかまだ残ってるんだし自分も貢献したいですね。
あ、自分の紹介ありがとうございます!確かにとなりの吸血鬼さんはきららと間違えますね(笑)あるあるですw
では!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27