二次創作小説(新・総合)

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逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~【完結】
日時: 2020/01/31 17:24
名前: ウィオ (ID: DxRBq1FF)

ウィオ版逃走中第22弾。
今回の逃走中の舞台はドラクエ5の世界に存在する、「魔界」。
そこには厳つい姿をしたモンスターや、可愛らしい姿のモンスターが住んでいるという。
モンスターが存在する世界であるが、治安のよい安全な世界である。

今回も平和な逃走中になるはずであったが……?

果たして、逃げ切るものは現れるのか?




{逃走者紹介}

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){22}
翠星石(ローゼンメイデン){21}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){7}
宇治松 千夜(ご注文はうさぎですか?){5}
狩手 結良(ご注文はうさぎですか?){1}
ドロン(ドラゴンクエスト5){12}
おばドル(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){9}
ヌーバ(ドラゴンクエスト5){2}
ドラきち(ドラゴンクエスト5){1}
ベホズン(ドラゴンクエスト5){3}
ルカ・レッツェル(トラウマトラウム){8}
南 ことり(ラブライブ){15}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){2}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){16}
湊 友希那(Bang Dream!!){6}
ファンクオプス(FORTNITE){1}
ステイン(ガラクタ通りのステイン){1}
潮 火ノ丸(火ノ丸相撲){1}
小関 信也(火ノ丸相撲){1}
天王寺 咲(火ノ丸相撲){1}
藤木 穂波(ハンザスカイ){1}
立花 みかん(あたしンち){1}
立花 ユズヒコ(あたしンち){1}
佐倉 慈(がっこうぐらし){3}
エドワード・エルリック(鋼の錬金術師){3}
リン・ヤオ(鋼の錬金術師){1}
ペンギン(テイコウペンギン){1}
フェーリ(ぷよぷよシリーズ){1}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){1}
西住 みほ(ガールズ&パンツァー){3}
ユッカ・エンデ(魔法使いと黒猫のウィズ){2}
上杉 風太郎(五等分の花嫁){1}
中野 四葉(五等分の花嫁){1}
ラン(しゅごキャラ){1}
ミキ(しゅごキャラ){1}
スゥ(しゅごキャラ){1}
本庄 アル(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの〇〇生活){1}
万年桜のウワサ(マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝){1}
ドロテア・フィーマン(グリムノーツ){1}
セリカ=A=マーキュリー(BLAZBLUE){1}
芳澤 かすみ(ペルソナ5 ザ・ロイヤル){1}
アリエス・スプリング(彼方のアストラ){1}
エミリア(Re:ゼロから始める異世界生活){1}
力石 徹(あしたのジョー){1}
京極 真 (名探偵コナン){1}
スタフィー(伝説のスタフィーシリーズ){1}
スライバ(スライムもりもりドラゴンクエスト){1}
山吹 祈里(フレッシュプリキュア!){1}
夢子(東方怪綺談){1}
クロノスエボル(作者組){2}
桜木 霊歌(作者組){19}
konakun.(作者組){17}
ネクスタ(作者組){11}
エイジア(作者組){5}
モンブラン博士(作者組){15}
新田(作者組){10}
洋輝(作者組){15}
メタルメイドウィン(作者組){4}
ゆうき(作者組){17}
sorutymata(作者組){3}


▽今回の逃走中の舞台は魔界!
▽火ノ丸相撲、ガラクタ通りのステイン、ハンザスカイ、あたしンち、テイコウペンギン、五等分の花嫁、ひとりぼっちの〇〇生活など、今までに出ていなかった作品のキャラが初登場!
▽実はミニモンには……?
▽個性的な新キャラたち!
▽ヤバすぎるキャラをしたレベッカ!
▽果たして、逃げ切るものは現れるのか?

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.40 )
日時: 2020/01/13 15:48
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

ああ、またしてもイチエンが逮捕に……

イチエン「また逮捕か」
力石「聞くところによると、お前は逃走中に出る度に逮捕されているって言うじゃねぇか」
イチエン「不本意だけどよ」
力石「まあ、この逃走中シリーズが続く限り、お前は永遠にOPゲームで逮捕され続けるんだろうが」
イチエン「残酷なこと言うなよ」
力石「それが嫌ならボクシングでまともに俺とやり合えるぐらいに強くなってみろ。そうすりゃあ、警察官や教官先生もお前を見直すかもしれねぇ。そしたらよ、俺が遊んでやるぜ。それまで、あっちで元気でな!」軽く突き飛ばす
イチエン「お、おう」

私「さすが力石さん、大先輩はやはり違うね」
力石「何、大したことじゃありません。ちょっと励ましてやっただけですよ」
私「力石さんはもう逮捕されちゃダメだよ」
力石「ご心配なく。もうそんなことは致しませんよ。それに、今回は桜坂しずくお嬢さんも参加しています。彼女の前で無様な成績は残せないでしょう」

力石さんは本当に逮捕されたことがありますからね。18歳くらいなんでしょうが、大人の男、カッコ良すぎる男です!今回は以上になります!
私の小説の感想、とっても楽しみにしていますね。






Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.41 )
日時: 2020/01/14 01:21
名前: sorutymata (ID: Vj1Bc8me)

翠星石…レオンのやり方をパクりおって…(苦笑)
まあ続けたとしても今のところはレオンと扱いは同じなのです、私のポリシーに誓って。短いですがどうもsorutymataでした。

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.42 )
日時: 2020/01/14 09:31
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

>新田さん

当たりのものや、明らかにハズレのものなどが出ました;
新田さんの特典は、おそらく冷凍銃か無敵サングラスでしょう。

蘭ッターのほうですが、ドリームジャンプは確かに凄まじい競技ですね……。金より命のほうを大事にすべきだと思います。そういう人には3億やりたいです。

そちらの逃走中に使用する予定なんですか。危険ですよ;


>洋輝さん

ベホズンは翠星石の囮にされてしまいましたw
そうです、彼も緑ですw(身体が)

千夜は初期のほうでは悪役でしたが、途中からは改心しました。
そういうキャラもいていいかな、と思いまして←

因みに今ではすっかりとウィオ版逃走中のヒロインとなっている翠星石ですが、彼女も初登場の時はヒールでした。※第2回参照

更新、頑張ります!


>クロノスエボルさん

前回は残念だったですね;
果たして、今回クロノスエボルさんは逃げ切れるのか?


>モンブラン博士さん

またまたイチエンが逮捕されてしまいました; これで16回目です;

力石さん、男らしいですね。カッコイイです!
果たして、彼はしずくのためにも頑張れるのか?

小説の感想、書きました! ←今更すぎる報告


>sorutymataさん

翠星石「レオンのパクリとか、人聞きの悪いこと言うですね。まあ気にしてないんですけどw」

翠星石、今回でなんと他人を囮にしましたw




では!

Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.43 )
日時: 2020/01/14 09:15
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

「ゲーム開始」



(前回、翠星石はベホズンを囮にして逃げのびた)





フータロー「おおっ、どんどん金が増えていってる……!」





ヌーバ「ふう……。絶対にハンターに見つからないようにしないとぉ~……」ドロドロ ←あの後ドラきちと別れた





フェーリ「うふふ……ゾクゾクしちゃうワ……」



(それぞれの逃走者は、タイマーを見たり、隠れ場所を探したりなどをしている――)






----------------------------------------------------------------------



カンナ(男)「しかし本当に不気味な所だなぁ、ここは……;」



{今回の逃走中の舞台は、ドラクエ5の世界に存在する「魔界」。

 この世界には、魔物の生息する大きな森、この世界に唯一存在する街「ジャハンナ」、
 そしてこの世界の一番奥には、ある者が住み着いている大きな山「エビルマウンテン」が存在する――。

 この世界の広さは、東京ドーム約5個分。このエリアで、60人の逃走者が
 5体のハンターから逃げ回る。果たして、逃げ切る者は現れるのか――}




--------------------------------------------------------------------------




{残りゲーム時間 218:00}



フータロー「しかし、初参戦の場所がこんな不気味な世界って……俺、なんか悪いことしたか?;」

(今回初参戦である、秀才少年・上杉風太郎。通称「フータロー」――)

フータロー「なんだか縁起悪いな」

(その時――)

ハンター「……」テクテク

(縁起悪い存在が、彼に近づいてきた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フータロー「!?;」スッ

(それに感づいた彼は、咄嗟に近くにあった大樹に隠れる――)

ハンター「……」テクテク

フータロー(早く何処か行け……;)

(やり過ごせるか――)










ハンター「……」テクテク

(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った――)









フータロー「危なかった……。こんな最初に捕まってたまるかよ!」ヘッ

(ハンターに捕まれば、賞金はゼロ――)








(その頃、今回初参戦である、占い好きの少女・フェーリは――)

フェーリ「うふふ……。絶対に逃げ切ってみせるワ……」

(不気味な笑いを浮かべながら、逃げ切りを宣言していた)

スタッフ「逃げ切ったらどうしますか?」

フェーリ「賞金のこと? 勿論、レムレス先輩のために使うわ。そうね……旅行かしら?」

(愛しのレムレスのために、頑張るようだ――)

フェーリ「先輩……。私、頑張ります!」







スゥ「こっちにはハンターいないみたいですぅ~……」コソコソ

(一方、今回初参戦である家事得意な清楚ガール・スゥは、森にてハンターに警戒していた)

スゥ「初参戦で逃げ切り! しちゃいたいですね……」ワクワク

(そんな彼女の近くに――)

ソトカ「あっ」テクテク

(ソトカ・ラキターがやってきた――)

スゥ「あ、貴方は確か……ソトカ、ですよね?」

ソトカ「はい! どうしましたか?」

スゥ「ハンター見てないですか?」

ソトカ「安心してください、見てませんよ!」

スゥ「それなら良かったですぅ……あっ!(; ・`д・´)」

ソトカ「?」

スゥ「」スッスッ ←ソトカの服についてた、ミジンコサイズの埃を取る

ソトカ「え、え?;」

スゥ「服にたっぷり埃ついてましたよ。女の子なんですから、身だしなみに気を付けなければいけないですぅ!」

ソトカ「そ、そうですね、ありがとうございます。……全然気づかなかった。よくそんな小さい埃見つけられましたね?」

スゥ「自分で言うのもなんですが、綺麗好きなので!」

(家事や掃除が趣味な彼女は、どんなに細かいゴミでもすぐに見つけ、除去する――)

スゥ「ソトカ、お互い頑張ろうですぅ!」ニコッ

ソトカ「はい!」







(その頃――)

レベッカ「るんるんるん♪」

(今回初参戦である、赤ずきんちゃんのレベッカは楽しそうにスキップしていた――)

レベッカ「逃げ切ったらお金貰える~♪」

スタッフ「あ、あの……(; ・`д・´)」ビクビク

レベッカ「なーに?」ピタッ

スタッフ「賞金……手に入れたら、何するおつもりなのですか?(; ・`д・´)」ビクビク

(ヤバイ奴という噂を聞いてるスタッフは、怯えながら質問している――)

レベッカ「賞金? 可愛いグッズに使うつもりだけど?」

スタッフ(お)

レベッカ「赤関連のキュートなおもちゃとか、アクセサリーとか購入する予定よ」

スタッフ(お、可愛らしいところあるじゃないか。所詮噂は噂か)

スタッフ「いいですね。ところで、何で赤がいいんですか?」

レベッカ「だって鮮やかな血の色なんだもん。うん、それ思い出したらゾクゾクしてきちゃった……」

スタッフ(前言撤回)

(やはり、ヤバイ奴――)








ユズヒコ「マジで怖えな、この世界――」ビクビク

(今回初参戦である、立花家の長男・立花ユズヒコは、魔界の雰囲気に怯えていた――)

ユズヒコ「ハンターといい、この森といい……怖いモンだらけじゃねーかよ……(;´・ω・)」

(そんな彼の近くに――)

ハンター「!」タッ

(ハンターが迫ってきた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユズヒコ「ん……? うわっ!? ハンターかよ!?;」タッ

(それに感づき、逃げる彼。果たして、逃げ切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハンター「……」タッタッタ

ユズヒコ「やめろやめろ!;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

ユズヒコ「ぬぐあ!」ポンッ



《立花 ユズヒコ        確保     〔残りゲーム時間〕》
       残り  59人          [215:50]



ユズヒコ「チクショー……;」orz






ピリリリリ♪

みかん「『魔界の森にて立花ユズヒコ確保、残り59人』……えっ、ユズヒコもう捕まっちゃったの!?;」

ココア「ユズヒコ君って、確かみかんちゃんの弟さんだよね?」

ドラきち「あの子捕まったのか……。情けないわねえ」







(その頃、ホームズ好きな少年・ルカ・レッツェルは――)

ハンター「……」テクテク

ルカ「よし……ハンター向こうに行ったな」

(近くの大樹の裏に隠れて、ハンターをやり過ごしていた――)

ルカ「しかし今回、4時間近くもあるのか……。骨が折れるな」

スタッフ「自首することもできますよ?」



{このゲームでは、自首も可能。

 それをする方法は、ジャハンナにある教会にいる、神父に自首すると宣言するだけ。
 そうすると、それまでの時点での賞金を獲得できる――}



ルカ「それはしないな。最後まで逃げ切ったほうが気持ちいいだろ」

(一応真面目な彼は、最後まで頑張るようだ――)

ルカ「そのためには、絶対にハンターに見つからないようにしないと……。あまり足には自信ないからな、俺……;」







『牢獄 DE トーク』

ベホズン「あっ、ユズヒコ君来たんだな~」ボヨンボヨン

ユズヒコ「おう」ガチャ バタン

(牢獄に入ったユズヒコ)

ユズヒコ「俺らはあと4時間近くも、こんなところに留まなければいけないのか……;」

ベホズン「まあまあ。牢獄にはゲームもテレビもあるから……暇は潰せるんだな」

ユズヒコ「あ、ほんとだ……。おっ、CDプレイヤーもあるじゃねーか」

カチャカチャ ←それ弄ってる音

べホズン「何してんの?」

ユズヒコ「丸野丸美ちゃん(アイドル)の曲聴くんだよw」カチャカチャ

ウイイイイン ←起動

ユズヒコ「~~~~~♪」←そのアイドルの歌うたってる

ベホズン「楽しそうなんだな……。ぼくもかよちんの歌、歌っちゃおうかな」

(そこに――)

翠星石「だからさ、ドラゴンボールZのベジータとナッパの会話は「8000以上だ……!」ですよ!」

カンナ(男)「ああ、そう……」←ドラゴンボール興味ない

(主人公とヒロインがやってきた――)

ベホズン「あっ、テメエ! このクソ緑!」

翠星石「あ、ベホズン。何をそんなに怒ってんですか?w」

ベホズン「お前、本当に17秒で忘れたのか! あの時はよくもぼくを囮にしてくれたな! 覚悟するんだな!」

翠星石「覚悟するって、お前牢獄の中でしょw どうやって攻撃するというんですかw」

ベホズン「冠アターーック!!」ズボンッ ←牢獄の隙間から自分の冠飛ばす

翠星石「ごぶっ!!;」ドサッ

ベホズン「あー、スッキリしたんだなw」

翠星石「このクソデブ……。覚えておけ、ですぅ!」

カンナ(男)「いや、因果応報でしょ、翠星石……w」








{残りゲーム時間 213:00}




スライバ「ハンターいないな……」キョロキョロ

(一方、今回初参戦であるカッコイイスライム・スライバはハンターに警戒していた)

スライバ「油断してられないぞ、このゲームは……」

(ハンターは神出鬼没。いつどこから現れてくるかは、分からない――)

スライバ「逃げ切ってやる……」






小関「緊張するな……;」

(その頃、今回初参戦である相撲大好き少年・小関信也はハンターの恐怖に怯えていた――)

小関「ハンター来るなよ、絶対……」

(そんな彼の近くに――)

ハンター「……」テクテク

(1体のハンター――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小関「もう自首しちゃおうか……。いや、早すぎるなw」

ハンター「……」テクテク

小関「でもなぁ……一応、教会の前に行っとくだけ行っとこうかな」

(その時――)

ハンター「!」タッ

(彼の近くにいるハンターが、気づき走り出した――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小関「ん? 誰か走ってきてる……って、ハンター!?;」タッ

(彼は逃げる。果たして、振り切れるか――)

ハンター「……」タッタッタ

小関「ふう、ふう;」タッタッタ

(太った体型のため、速く走れない。そのため、あっという間に距離を詰められていく――)

小関「うあっ」ポンッ



《小関 信也       確保      〔残りゲーム時間〕》
     残り  58人          [212:02]



小関「おう……;」


Re: 逃走中 ~徒爾でシアワセな魔界~ ( No.44 )
日時: 2020/01/17 08:23
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

ピリリリリ♪

火ノ丸「『魔界の森にて、小関信也確保、残り58人』。小関、確保されたのか……」

天王寺「こんな早い段階で……;」







(その頃、スゥは――)

スゥ「あっちにハンターがいるですぅ……;」

ハンター「……」

(大樹の裏に隠れていた――)

ハンター「……」テクテク

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スゥ「こっち来ないで、ですぅ……!」ビクビク

ハンター「……」テクテク

(果たして、やり過ごせるか――)









ハンター「……」テクテク

(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った――)





スゥ「……来てないみたいですね。良かったですぅ……」ホッ

(胸をなでおろす、清楚な彼女――)








(その頃、今回初参戦であるシン国の皇子・リン・ヤオは――)

リン「ああ、腹減ったなァ……(・_・;)」テクテク

(腹を空かしながら、呑気に獣道を歩いていた――)

リン「魔界の街って美味い食べ物屋とかあんのかナ?」

リン「あるんなら……。そこでいっぱい食べちまウ!」

スタッフ「あの、最後の文字がカタカナになってるのは何でなんですか?」

リン「訛りだヨ。あんま気にしないでいいヨ」

スタッフ「なるほど」

リン「そういうことより、食べ物、食べ物ヲ……」

(食いしん坊の皇子様、頑張れ)







ミキ「逃げ切りたいなぁ……」

(その頃、今回初参戦である中性的な恰好をした真面目な女の子・ミキは周囲を警戒していた――)

ミキ「ハンターに捕まったら終わりなんだろう?」

(そんな彼――いや、彼女の近くに――)

ハンター「……」テクテク

(ハンター――)

ミキ「? なんか嫌な予感が……うわっ、ハンター!」タッ

ハンター「!」タッタッタ

(気づかれた。ミキ、逃げ切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミキ「速すぎるでしょ……!;」タッタッタ

ハンター「……」タッタッタ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を追い詰められていく――)

ミキ「ああっ!;」ポンッ



《ミキ          確保      〔残りゲーム時間〕》
     残り  57人          [208:25]



ミキ「もう終わりかぁ……ボク;」






ピリリリリ♪

ラン「『魔界の森付近にて、ミキ確保、残り57人』。えっ、ミキもう捕まっちゃったんだ!」

スゥ「残念ですぅ……;」





--------------------------------------------------------------------------



(その頃、魔界の森の奥深くにある、色んな魔物が住む集落にて――)


スライムA「お疲れ~。今日もいっぱい作物採れたな」

スライムB「ああ。これでうちの女将さんを喜ばせるよ」

(スライムや――)

ドラキーA「なあなあ、今日は何して遊ぶか?」

ドラキーB「ベイブレード!」

ドラキーC「おおっ、いいねえ、やろうやろう!」

(ドラキーなどが、その集落で平和に暮らしていた――)




ガップル(出典:ドラゴンクエスト5)「ううー、やっぱり平和が一番いいなぁ」

(アプールの色違いであるモンスター・ガップリン(アプールと違って身体が薄緑色)のガップルが、魔界の空を見上げながら、呑気に家の近くでくつろいでいた――)

ガップル(たまには、この淀んだ色の空を見ながら寝るのもいいな……)ニコニコ

アクデン(出典:ドラゴンクエスト5)「おお、ガップル」

ガップル「あっ! お隣さん!」

(寝転がっているところに、いかつい悪魔であるアークデーモンのアクデンがやってきた――)

アクデン「近くのデザート屋でチーズ味のプリン(3個)貰ったんだ。一緒に食べるか?」

ガップル「食べます食べます!」

モグモグ ←食事中

アクデン「ふう、美味かった」

ガップル「ええ! ……あ、1個余ってますよ」

アクデン「ああ、これは息子のために取っておくよ」

ガップル「ああ、そういえば息子さんがいたんですよね、アクデンさんって……ん?」ゾクッ

(突然、ガップルは嫌な予感を感じ、身震いした――)

アクデン「どうした?」

ガップル「あ、いえ……別に……ってうわっ!? アレ、アレ!」

アクデン「何だ、いきなり……。!?」






ダークスライム100匹「潰せー! 潰せー!」ピョンピョン

(なんと、村の入り口に悪そうな黒色のスライムが大量にいたのであった――)

スライムA「ま、またやって来たぁ!;」

スライムB「これ以上やられてたまるか! 皆、戦えー!」

集落の魔物たち「おおおっ!」

ダークスライムA「へへっ、無駄だってば!」

(争いが始まった――)




ドカッ ゴスッ ドカッ……

スライムA「ぐあっ!;」ドサッ

スライムB「あうっ!;」ドサッ

ダークスライムB「はっ、相変わらず弱いな、お前ら!」

ダークスライムA「この調子で、ここの作物盗るぞー!」

(物理攻撃一発でやられていく、集落のスライム。圧倒的な力の差を見せつけた、ダークスライムたちであった――)




ガップル「あわわわわ、どうしよう」

アクデン「ガップル、すまないが君はここでドラキーたちの応戦をしていてくれ!」

ガップル「えっ、アクデンさんは?;」

アクデン「ワシは向こうの方にいるスライムたちを追い払う!」

バッサバッサ

(アクデンは自身の大きな羽を使って飛び、遠くへ去っていった――)

ガップル「よ、よし! ボクも頑張るぞ!」




------------------------------------------------------------------


(その頃、天界大法院の空き部屋にいるドラノールとコーネリアとガートルードは――)

ドラノール「争いが起きてマスネ……」

コーネリア「助けに行きませんと!」

ドラノール「待ってクダサイ。まずはゲームマスターとしての責務を果たしてからデス」ピッピッピッ

(彼女はモニターを操作し、「ミッション①」を発動させた――)



---------------------------------------------------------------------





{残りゲーム時間 205:00}





ピリリリリ♪

レベッカ「何々? あっ、『ミッション①』だー!」

アリエス「『魔界の森の奥深くにある「魔の集落」にて、集落の住民とダークスライムの争いが発生した』」

力石「『残り195分までにダークスライム100匹全てを集落から追い払わないと』」

モンブラン博士「『賞金単価が一秒200円から50円になる』。なんだと!」

祈里「『因みにゲームマスターは、君たち逃走者を見つけ次第、手助けする』」

カンナ(男)「えっ! ゲームマスターも手伝ってくれるの? これは今までに無かった展開だな……」




≪MISSIONⅠ    ダークスライムを駆逐せよ!≫

魔界の森の奥深くにある「魔の集落」にて、集落の住民とダークスライムの争いが発生した。
残り195分までにダークスライム100匹全てを集落から追い払わないと、
賞金単価が一秒200円から50円になる。





konakun.「これ、戦闘系ミッション?」

スタッフ「そうですね」

konakun.「早速かい;」






レベッカ「わーいわーい、行く行く! 可愛いスライムの血、たくさん見れるかな?」

リン「退治に貢献したら食べ物とかくれるのかナ? 行こウ!」

スゥ「スゥ、このミッション行くですぅ!」





(果たして、全てのダークスライムを追い払えるか――)









残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ココア、千夜、結良、ドロン、おばドル、ミニモン、ヌーバ、
ドラきち、ルカ、ことり、しずく、友希那、ファンクオプス、ステイン、火ノ丸、天王寺、穂波、
みかん、めぐねえ、エド、リン、ペンギン、フェーリ、レベッカ、みほ、ユッカ、フータロー、四葉、
ラン、スゥ、アル、ソトカ、万年桜のウワサ、ドロテア、セリカ、芳澤、アリエス、エミリア、力石、
京極、スタフィー、スライバ、祈里、夢子、クロノスエボル、霊歌、konakun.、ネクスタ、エイジア、
モンブラン博士、新田、洋輝、メタルメイドウィン、ゆうき、sorutymataの57人。




--------------------------------------------------------------------------



【とある剣士と人形の雑談】

カンナ(男)「100匹のダークスライムかぁ……いけるかなぁ?」

翠星石「お前、そのミッション行くんですか?」

カンナ(男)「行くよ! 主人公なんだからやらないわけにはいかないよ。君は?」

翠星石「ははw 気が向いたら参加するですぅw」

カンナ(男)「さて、コーナーやるか!」



~45人目・キャプテン・ハーロック~

翠星石「ハーロックは漫画・アニメ「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」に登場する男ですぅ」

カンナ(男)「彼の場合は「おとこ」ではなくて「おとこ」だけどね」

翠星石「そうですぅ。寡黙なおっさんかと思いきや、酒を飲みまくったり、自分の戦艦で騒いでる乗組員を許すという寛大さを持ってるという優しい奴なのですぅ」

カンナ(男)「カッコいいなぁ。人の過ちを許せる人って」

カンナ(男)「って、戦艦って言ってたけど、ハーロックってそんな凄い乗り物持ってるの?」

翠星石「そうですぅ。ハーロックは全宇宙を股にかける「宇宙海賊」ですからね」

翠星石「名前の前に「キャプテン」ってついてる理由がそれですぅ」

カンナ(男)「なるほど……。しかし宇宙海賊かぁ。憧れるなぁ!」

翠星石「はは、まだまだお子様ですね、カンナは」

カンナ(男)「お子様だもん!」





翠星石「さて、彼がウィオ版逃走中に初登場したのは第8回「逃走中 ~プログラミング・ワールド~」ですぅ」

カンナ(男)「モンブラン博士さんがリクエストしてくださったんだよね。ありがとうございます」

翠星石「さて、こっちでの彼は小便漏らしたり吐いたりしてますけど、「漢気ある奴」というところは変わってないですよ」

(モンブラン博士さん、すみません)

カンナ(男)「悲しんでる女性を慰めたり、ロボちゃんの治療に向かったりしたもんね」

※前者は第14回参照、後者は第8回参照

翠星石「最近、ハーロックの出番が全くないですけど、作者がこれから出していきたいと思ってるみたいですよ」

カンナ(男)「再登場するのはまだまだ先だけどね;」





カンナ(男)「さて、今回の紹介はこれで終わりだよ」

翠星石「ありがとうございましたー!」





続く


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