二次創作小説(新・総合)

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仮面ライダーメモリアル(完結)
日時: 2020/02/26 19:44
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: txrgkWTz)

【私達はまだ、仮面ライダーを知り尽くしていない】

どうも、作者オリジナルの仮面ライダーが沢山思いついたのでまとめて会う小説を作りました

【注意】
過去のメイドウィン小説の内容も含まれてるけど単体でも楽しめるはずです
ディケイドとジオウの要素が多く含まれています
オリジナル仮面ライダーだらけ
醜い要素はあります!

Re: 仮面ライダーメモリアル ( No.16 )
日時: 2020/02/18 20:02
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: C28utGkl)

「まずい!!なんだこのラーメンは!!」

ソウゴ
「ん?」

ガチャリ

ソウゴ達は声がした方の店に入ると、ラーメンの器が辺り一面にひっくり返された跡が


「こんなものをラーメンと呼ぶつもりか!?仮面ライダー白湯の俺を舐めているのか!?」

ソウゴ
「仮面ライダー白湯!?」

「ひ、ひいい‥‥‥‥すぐに新しいものを」

白湯
「いらん!こんな店潰れてしまえ!」

ソウゴ
「待って!仮面ライダー白湯なんだよね!?」

白湯
「なんだお前は?」

ソウゴ
「仮面ライダーの力を継承するために探してたんだ!本当に白湯なんだね!?」


白湯
「継承‥‥‥?ククッ、その通りだ」


白湯
「俺の名は13代目、仮面ライダー白湯!!」


白湯
「白湯の達人にして最強の拉麺職人よ!!」

ソウゴ
「へぇ‥‥‥‥ねぇ、白湯雷打麺食べさせてよ、作れるんでしょ?」

白湯
「ああ?作ってやってもいいが100万円払えるんだろうな?」

ツクヨミ
「ひゃ‥‥‥‥100万!?ラーメン1杯でその価格!?」

ソウゴ
「いいよ、俺は王様になる男だから‥‥‥白湯を専属シェフにしたいと思ってるんだ」


ソウゴ
「その時、たっぷりお金を用意するよ」

白湯
「王様‥‥‥ククッ、その顔はハッタリではなさそうだな、良いだろう!特別に1杯だけ食わしてやる」

ウォズ
「ジーク、本当に彼で間違いないのかい?」

ジーク
【ええ‥‥‥‥仮面ライダーの反応を感じますから、あるいは‥‥‥‥】


白湯
「おい厨房借りるぞ」
白湯はラーメン屋のカウンターに跨り、中華鍋をコンロに置く


白湯
「雷打は雷の味!!みよこれが一流の湯切り!!」バッ!!シュバッ!!

ソウゴ
「おおっ!!」

ゲイツ
「…………………」

白湯
「これがっ!!雷打麺だーーーッ!!」ドンッ!!

ツクヨミ
「…………ただの白湯トンコツラーメンにしか見えないけど」

ソウゴ
「いただきます!」ズズズ

ソウゴ
「………………!!!」

ひと口食べたソウゴに電流走る__!!

白湯
「フッ、雷が落ちたな………専属シェフに相応しい味だろ?」


ソウゴ
「…………うん、なるほどね」

ソウゴ
「お金を用意するから待っててよ」

Re: 仮面ライダーメモリアル ( No.17 )
日時: 2020/02/18 20:04
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: C28utGkl)

ソウゴ
「ジーク」

ジーク
【何か?】

ソウゴ
「解き放たれた仮面ライダーってさ、みんな正義のために戦ってるんだよね?」

ジーク
【我々は彼らを「メモリアルライダー」と呼ぶが………まぁ、善か悪かと聞かれれば善側の立場にある存在】


ジーク
【言わば、そちらの平成ライダーとやらと全く同じ部類と考えていい】

ソウゴ
「そうだよね…………」

ゲイツ
「ジオウ、どうするつもりだ?」

ソウゴ
「仮面ライダー白湯さ………あのラーメンは確かに美味かった、けど…………」

ツクヨミ
「けど?」

ソウゴ
「あいつがとても仮面ライダーに相応しい存在とは思えないんだ」

ソウゴ
「なんというか、失礼だけど中身が性能に見合ってないっていうか………」

ゲイツ
「俺もそんな感じはしていたが」

ジーク
【しかし、奴は確かに仮面ライダーの反応をしていた】

ウォズ
「もしかすればだが…………」

ウォズ
「彼は13代目と名乗っていた、あるいは別の代の仮面ライダーが存在している可能性も…………」

ソウゴ
「凄くあるじゃん!」

ゲイツ
「そいつを探せばいいわけか」

ソウゴ
「よし、行こう!」

……………


「塩ラーメンいっちょ上がり」

「なぁ、知ってるか?仮面ライダー白湯がこの辺りに現れたそうだぜ?」


「ああ………あいつか、あいつはダメだな」

「ん?アンタ、白湯を見たことあるのかい?」


「1度だけ食ったことがある………美味かったな」


「旅をしていると、時々ああいう屋台に足を運びたくなるものだ」



ソウゴ
「…………門矢士!」


「お前か、何しに来た?」

ソウゴ
「さっきの話聞かせて!」


「ラーメンを茹でながら教えてやる」


…………


「仮面ライダー白湯という存在はお前が解き放つ前から存在していた」


「俺がまだキバだの、電王だの、龍騎だのの世界を旅してたぐらいからな」

ソウゴ
「その時に士は白湯のラーメンを食べたの?」



「いや、お前の世界に来てしばらくした頃だ………その時は【8代目】だった」


「結構リスキーな仕事らしくてな、軟弱者はすぐ辞めていくそうだ」


「まぁ、腐っても仮面ライダーだからな」

Re: 仮面ライダーメモリアル ( No.18 )
日時: 2020/02/18 20:04
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: C28utGkl)

ソウゴ
「そんなライダーもいるのか…………」

ジーク
【世界の破壊者………何故、そういうことを我々に伝えない】


「俺はただ出会っただけだ、伝えるまでもないだろう」


「…………で、お前達も今のやつにはあったのか?」

ソウゴ
「うん、13代目ね」


「あいつはすぐ辞めるタイプだ、ライダーとしての技量がない」

ゲイツ
「辞めたらどうやって新しいやつが引き継ぐんだ?」


「屋台を見なかったか?」

ソウゴ
「屋台?ああ、白い屋台の風来坊!って話では聞いたよ」


「そいつには白湯スープの材料が一通り揃っている」


「そいつで白湯スープを作ってしまえば引き継ぐことが可能になる、どんな味だろうとな」

ソウゴ
「どんな味だろうとって、試したの?」


「俺は10代目だった、ラーメン作りにはあまり興味ないからすぐ辞めたがな」

ウォズ
「そして11、12と繋いでいき………現在の13代目に至ると」


「で?あいつの力を継承するつもりか?」

ソウゴ
「…………流れ的には、俺が14代目になればいいんだよね?」


「あいつが辞めるなら、な」

ソウゴ
「まぁ何はともかく、白湯スープ作ってみようか」


「ここに白湯がいるなら屋台だって置いてあるはずだ、継承したいなら作っておいて損は無い」

ソウゴ
「ありがとう、士!」


「ああ」

「おい士、ちょっと出前行ってこい」


「任せろ」

…………


「………………この街も、随分寂しくなったな」

「あのジジイの魂が篭った白湯スープも、こんなに濁りやがった」


「一体誰がこんなことしやがった………」

ツクヨミ
「あっ、屋台ってあれじゃない!?」

ゲイツ
「よし」

「待てお前」

ソウゴ
「えっ!?」

「お前、俺のスープに何しようとしやがった」

ソウゴ
「えっ!?何って白湯の力を継承する為にスープを作ろうと‥‥‥」

「素人がスープなんか作れると思ってんのか、ぶっ飛ばすぞ‥‥‥なんてジジイは言うだろうな」

ソウゴ
「え!?あんたまさか白湯!?何代目!?」

「何?俺は白湯三太夫‥‥‥3代目だ」


ソウゴ
「3代目仮面ライダー白湯!?めっちゃ若い!?」

Re: 仮面ライダーメモリアル ( No.19 )
日時: 2020/02/18 20:05
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: C28utGkl)

ゲイツ
「何故3代目が今になって動いているんだ?」

ウォズ
「もう引退されたのでは?」

三太夫
「引退だと?俺はまだ現役だが‥‥‥」

ツクヨミ
「え?でももう何代も出来てるんだよ?」

ソウゴ
「そうだよ、門矢士だってその1人‥‥‥‥」



「白湯三太夫‥‥‥‥ああ、大体わかった」


「4代目から先は勝手に名乗っていたわけか」

三太夫
「そういうことだ」

ソウゴ
「えっ」

三太夫
「俺は白湯三太夫、ジジイの口振りでこの屋台と一緒に仮面ライダー白湯なんてものを背負っている」

三太夫
「‥‥‥‥‥この辺りは妙に寂れていると思い、ここに店を用意した」


「あ‥‥‥‥あ‥‥‥」

三太夫達が話しているとボロボロの服を着た少女が現れる


「お腹が空いて‥‥‥」

三太夫
「ちょっと待ってろ」

三太夫は素早い手つきで白湯ラーメンを用意する

三太夫
「銭なんか要らん、麺と出汁だけラーメンだ」

「あ‥‥‥‥あっ、あああ!!!」ズズズ


「お、美味しい‥‥‥‥美味しくって、優しい味‥‥‥‥」

三太夫
「ジジイの思いがこもってるからな」

ゲイツ
「ジジイ?」

三太夫
「初代仮面ライダー白湯、俺の爺さん白湯郷太郎の事だ」

三太夫
「この白湯ラーメンとラーメンの力が込められたベルトを継げって言いやがった全ての元凶さ」

ソウゴ
「でも三太夫も嬉しそうじゃん」

三太夫
「‥‥‥‥ハッ、俺が好きなのはラーメンだけだ」

ソウゴ
「またまたそんなこと言って‥‥‥あ、そうだ、もしあんたの言うことが確かならとんでもないことになってるんだ」

三太夫
「とんでもないこと?」

ゲイツ
「仮面ライダー白湯を名乗る男がこの辺にいる」

「そ、そうなんです‥‥‥‥わ、私の店も、白湯から失格の角印を押されて、閑古鳥が鳴くどころか、嫌がらせを‥‥‥‥」

三太夫
「‥‥‥‥お前ら、その白湯野郎を知っているか?」


「案内してやろうか?」

ソウゴ
「逢いに行くの?」

三太夫
「白湯は俺だ、俺の名を語ってラーメン汚すような奴を‥‥‥‥灰汁クズと呼ぶんだ」


三太夫
「ガキンチョ、そのラーメンのツケはあんたんところの自慢のラーメンで払ってもらうぜ‥‥‥‥この件が終わったらな!」

【前編 終】

Re: 仮面ライダーメモリアル ( No.20 )
日時: 2020/02/18 20:06
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: C28utGkl)

【ライダーエピソード「後」】
「心を清める白の湯味」

ソウゴは三太夫を連れて白湯の元に戻る

白湯
「やぁ王様、100万円を持って俺をシェフにする準備は出来たかな?」

ソウゴ
「悪いけど候補はもう一人いるんだよね!」

三太夫
「よう、てめぇが13代目仮面ライダー白湯とやらか?10回もスープを汚すような真似しやがって」

三太夫
「俺は3代目仮面ライダー白湯、白湯三太夫だ!!」


白湯
「さッ‥‥‥‥三太夫だァ!!?」

三太夫
「白湯は俺だ、失せろ灰汁野郎」

白湯
「へっ!この俺こそが真の白湯!13代目なのよ!!3代目は引っ込んでろ!!」

三太夫
「そもそも俺は4代目に白湯を譲った覚えはない!!」

ツクヨミ
「ちょっと、店内で喧嘩はやめなさいよ」

ソウゴ
「ラーメン職人なんだからラーメンで白黒ハッキリさせればいいじゃん」

ゲイツ
「白湯ラーメンだけに【白黒】と?」

???
「はいっ、アルトじゃ〜ないとっ!!」

ジーク
【ああ、メモリアルライダーは個性の塊、その個性を競い合うのが1番だろう】


「というわけだ、俺が親父に話つけてくるからそこでケリつけてこい」

白湯
「良いだろう!!」

三太夫
「お前には負けんぞ」


ウォズ
「ところで、継承の話はどこに‥‥‥」

ソウゴ
「さあ‥‥‥?」


‥‥‥‥‥

ソウゴ
「さあ!そんなわけで始まりました仮面ライダー白湯のラーメン対決!」

ソウゴ
「審査員は俺、常磐ソウゴ、門矢士!そして通りすがりのおじさんに来てもらいました!」

ツクヨミ
「誰このおじさん!?」


「風麺のマスター、立派なラーメン職人だ」

ソウゴ
「勝負の内容は勿論【白湯ラーメン】!さあ13代目VS3代目!」


ソウゴ
「よーい始め!!」

白湯
「うらああああ!!俺が真の雷打麺の職人よおおお!!」

三太夫
「フッ、なにが雷打麺だ‥‥‥‥‥スープの作り方も分からない素人が」

白湯
「なにィ!?見てろよ小僧!!」



白湯
「秘技!!ライダー落雷湯切り!!」

ソウゴ
「おーっと目にも止まらぬ湯切り!!」

三太夫
「湯切りくらい普通にやれ‥‥‥」シャッシャッシャッ


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