二次創作小説(新・総合)

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逃走中 ~Dude, It's so bad!~【完結】
日時: 2022/03/30 15:34
名前: ウィオ (ID: ryagdTnR)

ウィオ版逃走中第27弾!
今回の逃走中の舞台はアメリカ・コロラド州の田舎町「サウスパーク」!
ほとんどがヤバイ思考回路の人間しか住んでないという、狂気の町!

今回は
「ウィオ版逃走中・レギュラーメンバー+作者勢+リクエストキャラ」と
「サウスパークの子供たち」の2チームに別れ、そして両者が競い合う!

果たして、逃げ切る者は現れるのか?


※注意事項
作者わたしは海外の作品は英語版しか見ない主義なので、サウスパークのキャラの口調・一人称などは自分のイメージで決めております。なので公式邦訳とは一人称・口調が違います。

それでもよろしい方はどうぞ。


{逃走者紹介}

{ウィオ版逃走中グループ}

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){27}
レベッカ(ぷよぷよクエスト){5}
ミタマ(ファイアーエムブレムif){7}
翠星石(ローゼンメイデン){26}
おばドル(ドラゴンクエスト5){12}
ドロン(ドラゴンクエスト5){13}
アプール(ドラゴンクエスト5){11}
ミニモン(ドラゴンクエスト5){10}
南 ことり(ラブライブ){20}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット){21}
天野 灯(となりの吸血鬼さん){12}
ウォッチメーカー(Brother wake up){12}
花岡 弥依(ゆうやみ特攻隊){12}
越島 カエデ(ゆうやみ特攻隊){12}
井之原 小星 (オンゲキ){1}
ことりママ(ラブライブ!){1}
ソニック・ザ・ヘッジホッグ(ソニックシリーズ){1}
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(文豪とアルケミスト){1}
豊前江(刀剣乱舞){1}
konakun.(作者組){22}
ゆうき(作者組){22}
junris(作者組){1}
琴葉姫(作者組){1}
柊(作者組){1}



{サウスパークグループ}

スタン・マーシュ(サウスパーク){1}
カイル・ブロフロフスキー(サウスパーク){1}
エリック・カートマン(サウスパーク){1}
ケニー・マコーミック(サウスパーク){1}
バターズ・ストッチ(サウスパーク){1}
ウェンディ・テスタバーガー(サウスパーク){1}
べーべ・スティーヴンス(サウスパーク){1}
ハイディ・ターナー(サウスパーク){1}
レッド・マッカーサー(サウスパーク){1}
ニコール・ダニエルズ(サウスパーク){1}
ジェニー・サイモン(サウスパーク){1}
パティ・ネルソン(サウスパーク){1}
レスリー・メイヤーズ(サウスパーク){1}
クレイグ・タッカー(サウスパーク){1}
トゥイーク・トゥイーク(サウスパーク){1}
クライド・ドノヴァン(サウスパーク){1}
トークン・ブラック(サウスパーク){1}
ジミー・ヴァルマー(サウスパーク){1}
ティミー・バーチ(サウスパーク){1}
ピップ・ピリップ(サウスパーク){1}
アイク・ブロフロフスキー(サウスパーク){1}
シェリー・マーシュ(サウスパーク){1}
カレン・マコーミック(サウスパーク){1}
トリシア・タッカー(サウスパーク){1}



▽I'm goin' down to South Park, gonna have myself a time.
▽ケニー・マコーミック、逃走中では生き延びれるのか?
▽カオスすぎる町!
▽個性的にも程があるサウスパーク勢!
▽サウスパーク勢と戦う、ウィオ版逃走中でおなじみのキャラたち!
▽「秘密」にしていたもう一作品とは、サウスパークのことである←
▽果たして逃げ切る者は現れるのか!

Re: 逃走中 ~Dude, It's so bad!~ ( No.86 )
日時: 2021/10/11 22:42
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

>ゆうきさん

(カキコでは)お久しぶりです! 感想ありがとうございます!
しらせちゃん可愛いですぅ(*^▽^*)

南の島に反応すると思ってました←え
ボートレースでは勿論ことりちゃんと組みましたね!←
ネイサンは全く目的を完遂できず、三度もレイプされましたwww
まあサウスパークでは過激なエロやギャグは日常茶飯事ですので←

タレントショーの審査員もまともじゃなかったですw まあサウスパークの住民なので←
ことりちゃんは2位でした! 残念ながら1位にはなれませんでしたが、かなり健闘してました!

ベーベは小学生ですが、身体の成長が早い故に巨乳ですw
原作でも彼女の巨乳で発狂するエピソードがありましたので、それが元ネタです←
ゆうきさんはことりちゃんの為を思って彼女の巨乳に釣られませんでした←

まな板の件は、まあたまたまでしょう←

サーフィンレースでピップたちに襲われたベーベでしたw
そしてウェンディやニコールが酷い目に遭いましたw
まあ案外許してくれるかもしれません←

言われてみればウォッチメーカーは出番が多いキャラですが、活躍したのは今回が初かもしれません←

助っ人としてブライデンがやってきましたが、果たして試合は一体どうなるのか?


次回もお楽しみに!


では!

Re: 逃走中 ~Dude, It's so bad!~ ( No.87 )
日時: 2021/10/11 22:50
名前: ウィオ (ID: fCQnHvGj)

「バスケの崩壊」


ブライデン「ていうか今気づいたが、あの時俺にチケットを渡してくれた子もいるな」

カレン「……」ドキドキ

(新エリアへ移動するミッションで、カレンは彼にチケットをあげたことがある)

カンナ(男)「そうなの?」

ブライデン「ああ。だけどこれからは「大会の試合」なんだ。容赦はしないぞ」

カンナ(男)「……」

カンナ(男)「なあブライデン、なるべくシュートは決めないでパスだけしてくれるか?」

ブライデン「何でだ?」

カンナ(男)「そうしないと僕と僕の仲間に不都合でさ……できればウォッチメーカーにパスするように専念してほしいんだ、あのシルクハット被ってる人(?)」

ブライデン「分かった。でも何でアイツバスケの時まで帽子被ってるんだ?」

カンナ(男)「それはわかんない」






カンナ(男)(まあでも、もし負けそうになったら……翠星石がなんとかしてくれる)


----------------------------------------------------------------------------------


(実はバスケ会場への移動中に――)


カンナ(男)「ああ、翠星石? カンナだよ」

翠星石『何です?』

カンナ(男)「僕ら今からバスケの大会するんだけど、もし僕のチームが負けそうになったら、加勢しに来てくれないかな」

翠星石『翠星石は牢獄の中ですよ? そんなんできるわけねーじゃねーですか』

カンナ(男)「第22回で牢獄抜け出したやつが言えたセリフか?;」

翠星石『あれはお前を助けるために……』

カンナ(男)「君ならやろうと思えばいつでも出られるでしょ? とにかく頼むよ!」

翠星石『んー、まあこっちは暇ですし……分かったですぅ』

カンナ(男)「感謝! 負けそうになったら合図を送るよ」

翠星石『どうやってですか?』

カンナ(男)「僕が携帯を通話中の状態にして飲み込むから、僕が「ピンチ」って言ったら加勢してくれ」

翠星石『さらっと凄いこと言ってますね』

翠星石『まあ、了解ですぅ。ピンチになったら戦闘機で駆けつけてやるですよ!』

カンナ(男)「普通に来てくれ; ていうか戦闘機なんかあんのかよ;」


(彼女に携帯で連絡を取っておいたのであった)



-----------------------------------------------------------------------------------------



(そして、現在――)





カンナ(男)(腹ん中が気持ち悪い……;)←もう飲み込んである

司会者「では、試合――開始!」

ピーッ!! ←笛の音



(最後の競技が、始まった――)




トークン「よっと!」

(試合開始から間もなく、トークンがボールを手にする)

カンナ(男)「あいつがボールを持ってる!」

(カンナはトークンからボールを奪おうと手を伸ばすが、あっさりかわされてしまった)

トークン「よし!」タッタッタッ

(彼はドリブルしながら赤チームのゴールまで走っていく)

トークン「そりゃっ!!」

ダーンッ!!

(そしてそのゴールにシュートした)





赤チーム    青チーム

  0       2




トークン「よっしゃ!」ガッツポーズ

カンナ(男)「まずい!;」

クレイグ「流石黒人、ハイスペックだ!」

カンナ(男)「向こうにもバスケ強いやつがいたなんて……」











トークン「!」

フランシス、レノラ、カイル「」ジリジリ

(ドリブル中のトークンが三人に囲まれる)

トークン「はっ!」ダッ

(彼はその三人を華麗な動きで通り抜けた)

カイル「速っ!;」

ブライデン「おらっ!!」ダッ

(しかしブライデンが容易くボールを奪い取った)

トークン「何っ!?;」

ブライデン「それっ!」ヒュッ!

(そしてブライデンはウォッチメーカーにパスをした)

ウォッチメーカー「Nice!」ダーンダーンダーン

(ウォッチメーカーはドリブルしながら、青チームのゴールへダッシュする。そして――)

ウォッチメーカー「YEAH!!」ダーンッ!!

(見事、青チームのゴールへシュートした)




赤チーム    青チーム

  2       2




カンナ(男)「ブライデンもウォッチメーカーも凄い!」

カイル「流石プロのブライデン!」






(数分後、ボールは青チームのスタンが持っていた)

アニー(取らせてもらうぞ!)ダッ

(ボールを奪おうとスタンの元へ走るアニー)

スタン「させるか!」ダッ

(しかしスタンは素早くダッシュし、アニーから離れた)

スタン(クレイグ、頼むぞ!)パッ

クレイグ「!」パシッ

(クレイグにパスしたスタン。しかし――)

ブライデン「」バシッ!!

クレイグ「なっ!」

(一瞬でブライデンに奪われてしまった)

ブライデン「そいっ!!」シュッ

ウォッチメーカー「Yes!」パシッ

(そしてブライデンからのパスを受け取ったウォッチメーカー。ウォッチメーカーはドリブルしながら相手側のゴールへ突っ走っていく)

ウォッチメーカー「YEAH!!」ダーンッ!!

(見事、シュートが決まった)




赤チーム    青チーム

  4       2




柊「ウォッチメーカーさん、強すぎです……!」

ゆうき「あいつあんなに運動神経高かったのか……;」

カートマン「ちきしょう! あの針金みてえなやつ(ウォッチメーカー)、チートじゃねえか!」

カンナ(男)「よっし! あの人があの調子で行けば僕たちのグループにお金が入って勝ちだ!」

カンナ(男)「全くピンチにならずに行けそ――あ」

(言ってしまった)











(その時――)










ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

観客たち「!?」ビクッ

選手全員「!!?」ビクッ

(突如けたたましい音が外から鳴った。その音は、戦闘機が飛んでいる音だ――)

クレイグ「なんだなんだ!?」

カンナ(男)「……まさか」





翠星石「ヒャッハアアアアアアア!! 助けに来てやったですよおおおお!!wwwww」ゴオオオオオ!!

(翠星石が砲口付きの戦闘機に乗ってやってきた)

カンナ(男)「マジで戦闘機で来たし!;」

カンナ(男)「ちょっと翠星石! 普通に来てくれって言ったのに!;」

翠星石「いいじゃねーですか! 3か月ぶりの出番なんですからインパクトあることしたって!w」

※カンナは腹の中に飲み込んだ携帯の通話機能使って翠星石と会話してます←

カンナ(男)「大体戦闘機でどうやって加勢を――」

翠星石「勿論これに決まってるじゃねーですか!w」ピッ

ビビビビビビビビビビビビビビ!!

(翠星石はボタンを押して、戦闘機の砲口から巨大レーザーを放った。そのレーザーがバスケの会場に命中し、崩壊させていく)


ズゴゴゴゴゴゴゴ!!


ワー、ナニコレー!?


タテモノガクズレテルゾー!!


カンナ(男)「わああっ!? 建物が、崩れて……!」

カイル「ていうかあのスイセイセキってやつ、なんでいきなり戦闘機に乗ってここまでやってきたの!?;」

カンナ(男)「実は僕らのチームがピンチになったら駆けつけてくれって僕があいつに指示したんだよ!」

カイル「指示しちゃったの!?;」

カンナ(男)「しかも見ての通り戦闘機でやってきたんだよ! 僕は普通に来いって言ったのに!;」

カイル「普通に来いって言ってたの!?;」

カンナ(男)「ちくしょー! こんなことなら翠星石なんかに加勢を頼まなきゃ良かった!!;」←絶望顔

カイル「それよりカンナ、早く外に逃げ――」




ベシャッ

カンナ(男)「まひるっ」

(バスケ会場は完全に崩壊し、中にいた観客や選手全員が巻き添えをくらった)





-------------------------------------------------------------------------





(その後、翠星石とカンナはバスケ会場だった場所の上に座っていた)

翠星石「バスケの試合、お前のチームが優勝しましたね。崩壊した時点での点数はお前のチームの方が高かったですぅ」

カンナ(男)「……そういえば、僕のチームのほうが2点高かったな」

翠星石「これも翠星石のお陰ですねw」

カンナ(男)「観客全員が病院送りになったのも翠星石のお陰だよ。死者が一人も出なかったのが奇跡だ;」

(逃走者たちも奇跡的に助かったのだがベーベとシェリーは重傷を負って牢獄行きとなった)




《ベーベ・スティーヴンス       重傷     〔残りゲーム時間〕》
      残り  15人               [50:22]



《シェリー・マーシュ       重傷     〔残りゲーム時間〕》
      残り  14人             [50:22]





(結果、ウォッチメーカーが一番シュートしてたため彼が優勝し、賞金1万$(100万円)を受け取った)

---------------------------------------------------------------------------


【ウィオ版逃走中グループ】

カンナ(男)、ミタマ、ことり、ウォッチメーカー、ゆうき、柊の6人。



【サウスパークグループ】

スタン、カイル、カートマン、クレイグ、トークン、ジミー、アイク、カレンの8人。



【ウィオ版逃走中チーム  現在の賞金 1200000円)】

【サウスパークチーム  現在の賞金 3000500円】




続く

Re: 逃走中 ~Dude, It's so bad!~ ( No.88 )
日時: 2021/10/12 17:23
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

「南の島のギタリスト」



{残りゲーム時間  50:00}



(大会も終わったので、逃走者たちはゲームに戻った。後翠星石は牢獄に帰された)



ネイサン「ちくしょー、酷い目に遭ったぜ……」ヨロヨロ

ミンジー「ボ、ボス、ジミー暗殺計画は中断しない?」ヨロヨロ

ネイサン「ああ、そうするわ……; なんかもう、色々と疲れた……;」ヨロヨロ

(バスケ会場崩壊でボロボロの状態になってる二人であった)


-------------------------------------------------------------------------------------





カンナ(男)「僕らのチームが6人で、相手側のグループが8人か……2人しか差が無いね」

カンナ(男)「もっと後のほうまで残りたいな、僕」







柊「ウォッチメーカーさんがお金を稼いでくれたのはいいんですが、あれだけのお金を手に入れても、相手側の賞金の額を越せてないんですよね……;」

(サウスパークチームの賞金額を越すには、あと200万が必要だ――)

柊「私もお金、稼がなきゃ……!;」






カイル「ていうか残りゲーム時間、もうとっくに1時間切ってるんだよな……なんか、ここまで長かったなぁ……」

カイル「でもまだまだ時間はあるし、気を抜かないでおこう!」







ミタマ「zzz」

(いつの間にか切り株の上で寝ている、彼女)

ミタマ「zzz」

(いつまで、眠り続けるのか――)







{残りゲーム時間  48:00}





柊「お金は欲しいからハンターに警戒しないと……」

(慎重に森の中を歩く彼女。そんな彼女の近くに――)

ハンター「!」タッ

(1体の、ハンター――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

柊「あれ……やばい、ハンター来てんじゃん!?;」タッ

(それに気づき、咄嗟に逃げる彼女。果たして、逃げ切れるか――)

ハンター「……」タッタッタ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

柊「くっ、速いな!;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

柊「わああっ!;」ポンッ



《柊       確保     〔残りゲーム時間〕》
   残り  13人        [47:30]



柊「うう~……お金稼ぎたかったのに捕まってしもうた……;」orz

(土佐弁が出てる)









ピリリリリ♪

カンナ(男)「『柊確保、残り13人』。柊が捕まった……!;」



ゆうき「柊さん確保……えっ、ちょっと待って、作者勢ってもう俺だけ?;」

(その通り、ゆうきが作者勢唯一の生き残りだ――)









カレン「さっきのバスケ会場の崩壊……怖かったなぁ……;」

(サウスパークチームの女性逃走者の中では唯一の生き残りである、カレン・マコーミック)

カレン「会場が壊れて、みんなが重い傷を負っちゃって、可哀想だよ……」

カレン「病院に運ばれたみなさん、無事に傷が治りますようにっ」

(心優しいカレンは観客の心配をした)









カンナ(男)「あと46分……。ハンターに見つかりませんように」

ブライデン「お、カンナじゃないか……」

(カンナの近くにブライデンが通りかかった)

カンナ(男)「ブライデン! 大丈夫?」

ブライデン「ああ、俺は無傷だ。奇跡的にな。だけど俺の友達(ダグラス)は病院送りになっちった;」

カンナ(男)「友達?」

ブライデン「さっきのバスケの大会を見に来てくれてたんだ。まあでも、軽傷らしいし大丈夫だと思うがな」

カンナ(男)「うん……マジ、翠星石アイツ呼ばなきゃ良かった……(;´・ω・)」

カンナ(男)「ところで、僕に何か用かな?」

ブライデン「ん、ああ、これ渡そうと思って」

(ブライデンはカンナにサンドイッチ3切れと水の入ったペットボトルを渡す)

ブライデン「色んな競技に出て疲れたろ。これ食べてエネルギー補給しな」

カンナ(男)「え、あ、ありがとう!」

(バスケが得意で気配りもできる三年生・ブライデン)

ブライデン「いいってことよ。そんじゃ」

カンナ(男)「どっか行っちゃうの?」

ブライデン「まあ、その辺をぶらぶらしてるわ。サウスパークに帰りたいけど、しばらく船は出ないみたいだし」

カンナ(男)「そうなんだ……;」





---------------------------------------------------------------------------------



【牢獄 DE トーク】



翠星石「ええい! これキツいんですけど! 誰かさっさとこれを解けですぅ!;」グググググ

(牢獄を抜け出し、バスケ会場を崩壊させた罰としてゲームマスターのクマにロープ(めっちゃ解けにくい)で身体を縛り付けられていた彼女であった)

ベーベ「あたしは嫌よ。あんたのせいであたしは牢獄行きになったんだもの;」

シェリー「もうしばらくその状態でいな!(# ゚Д゚)」

翠星石「うぐー」

灯「翠星石ちゃんが動けないということは、抱きしめ放題だね! うりゃ!///」ギュウウウウ

翠星石「ぐほえええっ!; 放しやがれですぅ、灯!; ていうか縛られてなくてもどうせ抱きしめるでしょ、ですぅ!;」

konakun.「久しぶりのすいあかキタコレ!wwwww」




---------------------------------------------------------------------------------




{残りゲーム時間  44:00}




クレイグ「はあ、だりぃ……まだ44分もあんのかよ……」

(タイマーを見ている彼の近くに――)

ハンター「……」テクテク

(1体の、ハンター――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クレイグ「自首したいな……ああ、でもここまで生き残っておいて自首するのも気が引けるし……」

ハンター「!」タッ

(見つかった――)

クレイグ「どうしようか……って、ハンターじゃねーか!;」タッ

ハンター「……」タッタッタ

(クレイグ、逃げ切れるか――)

ハンター「……」タッタッタ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハンター「……」タッタッタ

クレイグ「速すぎるだろ……!;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

クレイグ「Damn!」ポンッ




《クレイグ・タッカー       確保     〔残りゲーム時間〕》
        残り  12人           [43:20]



クレイグ「」ビッ ←ハンターに中指立てた









ピリリリリ♪

トークン「『クレイグ・タッカー確保、残り12人』。クレイグも捕まったのか……!;」


ジミー「ク、クレイグったらきっと中指立ててるに違いない……;」







----------------------------------------------------------------------------------


???「うううん……こんなんじゃダメだな」


(その頃、この南の島の奥深くにて一人の少年・サッド・ジャーヴィスがギターを抱えながら悩んでいた)


???→サッド・ジャーヴィス(Thad Jarvis)(出典:サウスパーク)「こんなダサい曲じゃ多くの人に受けない……」

(彼は昔からギターが好きでよく弾いており、いつかギターで有名人になろうと努力しているのだが、中々いい曲が作れないようだ)

サッド「何かいいアイディアが無いかな……」


-----------------------------------------------------------------------------------



{残りゲーム時間 40:00}





ピリリリリ♪

ゆうき「メールだ!『ミッション⑨』」



カンナ(男)「『この南の島に、茶髪で片目が隠れた少年がいる』」

スタン「『彼はギタリストを目指しているのだが、いい曲が思い浮かばなくて困っている』」

ジミー「『彼に曲のアイディアを提供し、彼にその曲を演奏させて多くの人々を楽しませよ』」

トークン「『それをクリアできた者には報酬としてお金が貰える』」





≪MISSIONⅨ ギタリスト希望の少年を助けよ≫

この南の島に、茶髪で片目が隠れた少年・サッド・ジャーヴィスがいる。
彼はギタリストを目指しているのだが、いい曲が思い浮かばなくて困っている。
彼に曲のアイディアを提供し、彼にその曲を演奏させて多くの人々を楽しませよ。
それをクリアできた者には報酬としてお金が貰える。






カレン「ギタリスト……?」



カンナ(男)「ミッションか……行こうかな!」



スタン「茶髪で片目が隠れてる……もしかしてアイツのことか?」




(果たして、逃走者たちはサッドを助けるのか――)




-------------------------------------------------------------------------------




【ウィオ版逃走中グループ】

カンナ(男)、ミタマ、ことり、ウォッチメーカー、ゆうきの5人。



【サウスパークグループ】

スタン、カイル、カートマン、トークン、ジミー、アイク、カレンの7人。



【ウィオ版逃走中チーム  現在の賞金 1200000円)】

【サウスパークチーム  現在の賞金 3000500円】




続く

Re: 逃走中 ~Dude, It's so bad!~ ( No.89 )
日時: 2021/10/14 23:42
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

「MISSION⑨」


カンナ(男)「モグモグ ギターの子は一体何処にいるのかな? モグモグ」

(ブライデンから貰ったサンドイッチを口にくわえながら捜している)

カンナ(男)「ところで食べ物を口に咥えながら走るって、ギャルゲーみたいと思った」タッタッタ

カンナ(男)「ギャルゲーならその女の子とぶつかって……って僕咥えてる側じゃん;」タッタッタ






ハンター「……」

(そんな彼の近くに、ハンター――)






カンナ(男)「とにかく急がないと」タッタッタ

(サンドイッチを食べながら、走り続ける)

ハンター「!」

(見つかった――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カンナ(男)「!? げっ、ハンターだ!;」タッ

(カンナ、逃げ切れるか)

ハンター「……」タッタッタ

カンナ(男)「止めー!;」タッタッタ

(彼は木々を利用しながら逃げ続ける――)













ハンター「……?」キョロキョロ

(上手く、撒いたようだ――)











カンナ(男)「危なかった……うう、横っ腹が痛いよぉ;」ヒリヒリ

(食べてすぐ運動すると、そうなる――)












(一方、ミタマはまだ切り株の上で寝ていた)

ミタマ「zzz」

(相も変わらず、である)










カンナ(男)「うう、腹痛いからゆっくり行こう……;」ソロリソロリ

(そんな彼に――)




















フランシス「あっ」

カンナ(男)「!」

(フランシスとレノラが近づいてきた)

レノラ「あれ、君何処かで……ああ、バスケで一緒のチームだった子だ」

フランシス「ほんとだ」

カンナ(男)「……! ああ、いたね、君たち……。それで、何か用なの?」

フランシス「何か具合悪そうだから……大丈夫?」

カンナ(男)「え、ああ、平気平気。それはそうと、君たちに頼みたいことがあるんだ」

レノラ「何?」

カンナ(男)「僕は今人捜しをしてるんだ。片目隠れてる茶髪の男の子を捜してるんだ。君たちにも捜してほしいな」

フランシス「いいよ」

カンナ(男)「あらあっさり」

フランシス「帰りの船が出てないから暇だったんだ、ぼくたち」

レノラ「私も捜したげる」

カンナ(男)「暇つぶしにやるつもりかい……まあいいや、ありがとね!」

(彼女たちも、サッドを捜してくれるようだ――)

フランシス「じゃあぼくは向こうを捜してくるよ」

レノラ「私は向こうね」

カンナ(男)「うん、僕も捜すから、頼んだよ~;」

(フランシスとレノラは別の方向へ捜索しに向かった。そして入れ替わるようにスタンがやってきた)

スタン「ん、何だ何だ? 誰と話してたんだ?」

カンナ(男)「あ、相手側のチームの子か……まあ、知り合いと」

スタン「そうか、じゃあいいんだ。そんじゃな」タッタッタ

カンナ(男)(何だったんだろ)







スタン「茶髪で片目隠れてて、ギター弾いてる奴ったらサッドしかいない。前にそいつと一緒にギター弾いたことあるから知ってるぜ」タッタッタ

スタン「サッドを見つけるのは、俺だ!」タッタッタ








カンナ(男)「僕が一番先に、ギターの子を見つけたいな……」

(果たして、どちらが先に見つけられるのか――)









ゆうき「ギターの子、見つからないな」タッタッタ

(一方、ゆうきとことりはミッションに挑んでいるところであった)

ことり「木がいっぱいあるから見える範囲が狭いから、見つけ辛いよ~;」タッタッタ

ゆうき「それでも、捜すしかないさ(だって俺全然ミッション活躍できてないし;)」タッタッタ

(そんなカップルの近くを――)










ダグラス「ん?」

(ブライデンの友達である、ダグラスが通りかかった)

ダグラス「あれ、すごく急いでるなお二人さん」

ゆうき「え? ああ、俺たち、今人捜ししてるんだ。茶髪で片目隠れてる少年を……ってこんなことお前に話してもしょうがなかったな」

ダグラス「茶髪で片目隠れてるやつ? そいつ知ってるぜ」

ゆうき「マジ?」

ダグラス「ああ、時々町で見かけることあるぜ。俺も捜そうか?」

ゆうき「ほんとか! 頼むよ!」

ダグラス「おう! じゃあ俺、こっち捜してくるわ!」

ゆうき「ああ」

ダグラス(それにしてもめちゃ可愛い女の子連れてるなぁ。まさか彼女さんか?///)タッタッタ

(その通り)













カンナ(男)「見つからない……! くそー、ギターの子何処にいるんだー」







ゆうき「出てきてくれー、ギターの男の子!;」

ことり「見つからないよー;」





フランシス「こっちにもいないなぁ」




レノラ「ここにもいない……あっちかな?」






スタン「見つからねえ!;」タッタッタ





ダグラス「サッドー! 何処にいるんだー!?;」タッタッタ




(いろんな人間が、サッドを捜している――)










{残りゲーム時間  43:00}







カンナ(男)「全然見つからない……」

(その時――)










フランシス「ねえ君!」タッタッタ

(フランシスがカンナの近くにやってきた)

カンナ(男)「! 何?」

フランシス「ギターの子、見つかったよ!」

カンナ(男)「ほんと!?」

フランシス「うん、こっちこっち!」タッタッタ

(カンナはフランシスについていく)









サッド「う~ん……」テクテク

(ついていった先には、確かにギターの少年・サッドがいた)

カンナ(男)「ホントだ! ありがとね、フランシス」

フランシス「どういたしまして!」

サッド「……? 一体何なんだい、僕のところに集まってきて……」

カンナ(男)「君に曲のアイディアを提供したいと思ってさ」

サッド「? 何で僕が曲のことで悩んでるの、知ってるんだい?」

カンナ(男)「知り合いから聞いたんだ、最近、スランプ中らしいね」

サッド「ああ……ギタリストになりたい為に色々曲を考えてるんだ」

サッド「これまでいろんな曲を思いついて弾いてみたが、全部いまいちだった」

サッド「町を散歩していれば何かヒントを得られるんじゃないかと思ったけど、全くだった」

サッド「なら散歩する場所を変えて、南の島に行ったらヒントを得られるかなと思ったけど……はあ」

カンナ(男)「……ダメだったんだね」

サッド「ああ……どうしよう……」

カンナ(男)「さっきも言った通り、僕が曲のアイディアを提供するよ!」

サッド「助かるよ、頼む」

カンナ(男)「これ」

(カンナ(男)はスマホでフリーBGM素材「魔王魂」のページを開き、そこに配布されている歌「月と狼」を流す)





↓歌


~~それは切望に空を仰いだ 狼少年の話♪~~




~~愛し子羊 まるで生贄何をも知らず 微笑むばかり♪~~




~~君は子羊 まるで残酷僕に似合わぬ ひだまりのよう♪~~




~~無垢は時に罪 君を知らなければ この痛みも何もまた 嗚呼 知らぬのに♪~~






カンナ(男)「これとかどうかな」

サッド「とてもいい曲だ……これを弾けばいいのか?」

カンナ(男)「うん」

サッド「でも、これって人が作った曲だろ。版権とか大丈夫か? オリジナルのほうがいいんじゃ……」

カンナ(男)「大丈夫! これフリー素材で利用規約めっちゃユルいから! 使用許可も要らないし、あと有名だよ」

サッド「そうなのか……」

サッド「……」

サッド「今までオリジナルにこだわってたけど……有名曲なら、皆に聴いてもらえるかもしれない。布教にもなるしな」

サッド「よし、この曲に決めた! 悪いけど、人を集めてきてくれないか。すぐに演奏したいんだ」

カンナ(男)「えっ、すぐにって、1回聴いただけでしょ?」

サッド「自慢じゃないが、僕は一度聴いた曲を完全に暗記できるんだ。なので大丈夫さ」

カンナ(男)「ほんと?」

サッド「疑うなら、今ここで弾いてみせるよ」←ギター取り出す


~~~♪~~~♪  ←ギター演奏中


カンナ(男)「……わお、確かに完璧だ」

フランシス「全然音外してない……」

サッド「どう?」

カンナ(男)「凄いよ! よし、じゃあ早速連れてくるよ!」

サッド「頼む!」





-----------------------------------------------------------------------------------








ゆうき「えっ、この森で演奏会があるって?」

ことり「へー、行ってみたいなー」






スタン「えっ、片目隠れてるやつ見つけたのか? マジかよ! え、名曲? それは気になるな、分かった、行くよ」






レノラ「えっ、演奏会あるの? 行く、行く!」





ダグラス「へー、あいつが演奏会やるのか。久しぶりに聴きたいなって思ってたし、行くぜ」





(こうして、カンナは色々な人に声をかけまくった)




-------------------------------------------------------------------------------


(そして、サッドの元にはゆうき、ことり、スタン、レノラ、ダグラス、フランシス、そしてカンナが集まった)

サッド「銀髪君、ありがとう。人を集めてくれて」

カンナ(男)「お安い御用!」

サッド「――ゴホン。皆さん、僕のところに集まってくださり、ありがとうございます」

サッド「それでは一曲弾きます。題名は「月と狼」。作詞作曲はフリーBGM素材サイト「魔王魂」様」




↓歌

----------------------------------------------------------------------------



それは切望に空を仰いだ 狼少年の話



愛し子羊 まるで生贄 何をも知らず 微笑むばかり



君は子羊 まるで残酷 僕に似合わぬ ひだまりのよう



無垢は時に罪 君を知らなければ この痛みも何もまた 嗚呼 知らぬのに



無慈悲な神よ 僕がこんなにも 何かを望むのは 初めてなのに



それさえも叶えては くれぬのか 今宵も満月(つき)は そう 昇る



-------------------------------------------------------------------------------



(そして、歌の最後まで演奏し切った、サッドであった――)


サッド「……」

ゆうき「すげえ……上手かったぜ!」パチパチ

ことり「上手ー!」パチパチ

ダグラス「やっぱお前の演奏は最高だな!」パチパチ

フランシス、レノラ、スタン、カンナ(男)「」パチパチ

(全員、拍手していた)

サッド「ありがとうございます」

(サッドの演奏で、人々が楽しんでくれた――)






{残りゲーム時間 38:00}



{MISSION CLEAR}





(全員、満足して解散していった。その後、ミッションクリアしたカンナが報酬金として1万$(100万円)を受け取った)




-------------------------------------------------------------------------------




【ウィオ版逃走中グループ】

カンナ(男)、ミタマ、ことり、ウォッチメーカー、ゆうきの5人。



【サウスパークグループ】

スタン、カイル、カートマン、トークン、ジミー、アイク、カレンの7人。



【ウィオ版逃走中チーム  現在の賞金 1200000円)】

【サウスパークチーム  現在の賞金 3000500円】




続く

Re: 逃走中 ~Dude, It's so bad!~ ( No.90 )
日時: 2021/10/15 16:26
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

「支配」


カンナ(男)「お金入れられる装置無いかな?」タッタッタ

(ミッションクリアで手に入れた報酬金を賞金増加装置に入れに向かっている彼)

カンナ(男)「装置、装置……あ、あった!」ポイッ

(見つけた瞬間にすぐに自分のチームの装置に入れた)



【ウィオ版逃走中チーム  現在の賞金 1200000円 → 2200000円】



カンナ(男)「これでよし!」

ダグラス「あれ、あんた演奏会に誘ってくれたやつじゃね?」

カンナ(男)「あ、ニット帽君!」

ダグラス「ダグラスだ。さっきは演奏会に誘ってくれてありがとな。いいもん見れたぜ」

カンナ(男)「いやあ、そんな」

ダグラス「大会も演奏会も見れたし、そろそろ帰ろうかなー、町に」

カンナ(男)「船まだ出てないらしいよ」

ダグラス「マジで?」

カンナ(男)「うん。ブライデンが言ってた」

ブライデン「呼んだか?」ヒョコッ

カンナ(男)「うおっ、ブライデン!」

ブライデン「ここにいたのか、ダグラス。捜したぜ」

ダグラス「悪い悪い;」

ブライデン「まあいいけどよ。ところで今、帰りの船が来たから一緒に帰らないか?」

ダグラス「お、船来たのか。分かった」

ブライデン「大会、ちゃんと見に来てくれたか?」

ダグラス「おう、見たぜ! お前のパス技術、最高にクールだった!」

ブライデン「サンキュ」

カンナ(男)「ブライデン、友達?」

ブライデン「ああ。最近仲良くなったんだ」





ブライデン「おっと、もうそろそろ港に向かわないとな」←腕時計見てる

ブライデン「そんじゃあなカンナ。俺たちはそろそろ町へ帰るわ」

カンナ(男)「うん。バイバーイ!」

(ブライデンとダグラスは去って行った)










ゆうき「いやー、さっきの少年があんなにギターが上手いとはな」

ことり「小さいのに凄かったよね。才能あるよね」

ゆうき「うんうん」

(サッドのことについて話し合っているカップルの近くに――)

ハンター「!」タッ

(1体の、ハンター――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ことり「あれ、ゆうき君、ハンター来てるよ!」

ゆうき「何ィ!;」

(そのハンターから咄嗟に逃げる二人。果たして、逃げ切れるか――)

ハンター「……」タッタッタ

(追い続ける、ハンター――)

ゆうき「くうっ、このままじゃ二人とも捕まっちまう!;」タッタッタ

ゆうき「ことりちゃん、俺が囮にn」

ハンターB「……」タッタッタ

(なんと前方から別のハンターがやってきた)

ゆうき、ことり「ギャアアアアアア!!」ポンッ ポンッ



《ゆうき       確保     〔残りゲーム時間〕》
    残り  11人         [32:15]


《南 ことり       確保     〔残りゲーム時間〕》
      残り  10人         [32:15]



ことり「そんなぁ……ハンターもう1体来ちゃった……;」ゼエゼエ

ゆうき「ていうか俺たち、第25回、第26回、そして今回と、三回連続で同時確保されてない?;」ゼエゼエ

ことり「言われてみればそうだね;」










ピリリリリ♪

スタン「『ゆうきと南ことり確保、残り10人』」


カンナ(男)「同時確保……!;」

(これで、作者勢は全滅となってしまった――)












カイル「あと30分ちょっとかぁ……このまま相手側の賞金が増えなかったら、もうすぐで僕たちのチームの勝ちだな」

アイク「カイルー!」ピョンピョン

カイル「アイク!」

(森の中を一人で歩いているカイルの近くに、アイクがやってきた)

カイル「何だい?」

アイク「ふと、カイルといっしょにいたくなったー」

カイル「ハハハ、じゃあ一緒にいようか」

アイク「いえー!」

(血は繋がっていなくても、仲良しの兄弟の近くに――)











カートマン「おお、ユダヤが二人もいんじゃねーかよw」テクテク

(カートマンがやってきた)

カイル「カートマン! 何だよ」

カートマン「別に? 兄弟の会話に水を差そうだなんてこれっぽっちも考えてねえぜwww」

カイル「ああ、差す気満々だな;」

カートマン「あと30分ぐらいでゲームが終わるけどさ、おいらはゲーム終了までにカイル――いや、キャイルが確保されるのに100ドル賭けるぜ」

カートマン「キャイルは時々ヘマすっからなw」

カイル「僕はキャイルじゃなくてカイルだ!(# ゚Д゚)」ブンッ!! ←アイクを振り回す音

ボゴッ

カートマン「みゃああむっ!;」ドサッ

アイク「いたた」

カイル「よし」











カレン「……あれ?」

ミタマ「zzz」

(その頃、カレンちゃんは切り株の上で寝ているミタマを発見した)

カレン「な、何で寝てるんだろ……。お、お姉ちゃん? 寝てたら危ないよ?」ユサユサ

ミタマ「zzz」

(とても軽い力でゆすってるのでミタマは反応しなかった)

カンナ(男)「ん、あの子って相手側の子じゃ……」

(そこにカンナがやってきた)

カンナ(男)「何してんの?」

カレン「あっ、えっと……お姉ちゃんを起こそうかと思って、危ないから……」

カンナ(男)「(;゚Д゚)」

シュバッ!! ←一瞬でカレンを抱きかかえて逃げる

カレン「お、お兄ちゃん!?;」

カンナ(男)「彼女を起こしてはまずい!; ぶちのめされちまうぞ!;」ダダダダダ

ミタマ「zzz」

(カンナも、ミタマを起こした時の恐ろしさは十分承知しているようだ――)




---------------------------------------------------------------------------------



【謎の場所】


(鈍い光を発している大きな岩が大量に浮いており、地や空が赤い謎の場所。各地には火柱も立っていた)



(そんな世界で、黒髪で黒い上着とズボンを纏った男子が片膝を地につけてかしこまった姿勢を取っていた。それは鬼のような顔つきをした全身赤色の巨大な者に対して、だ)



???「準備は出来たか? 闇の王サタンの息子よ」

???2「はい。いつでも出撃できます」

???「ようやく地上を支配する機会が訪れたのだ。なるべく手抜かりをするのではないぞ」

???2「重々承知しております」

(???2はそう言った後、立ち上がる)

???2「では、行って参ります」

???「期待しているぞ、ダミアン・ソーンよ」

???2→ダミアン・ソーン(Damien Thorn)(出典:サウスパーク)「はい」


(ダミアンと呼ばれた男子は、地上へと繋がる巨大な穴へ飛び降りて行った――)


-----------------------------------------------------------------------------------------






ダミアン「」タッ

(そして地上に降り立った)

ダミアン「手始めにこの町からやろう……」ボオッ!!

(ダミアンは両手のひらに巨大な焔を出し、それを空き家に向かって放り投げた)

ボオオオオオオオオオオオ!!

(その空き家が猛烈な勢いで燃えていく)

ダミアン「人間共よ! もうじきこの町を完全に焼け野原にしてくれよう!!」

(ダミアンのその叫びと同時に、空が曇っていく。サタンの息子であるダミアン・ソーンがサウスパークの町を襲撃しに来たのであった――)




--------------------------------------------------------------------------------




{残りゲーム時間 28:00}






カンナ(男)「……あれ? なんか急に曇ってきたな。雨降るのかな……」←カレンは逃がした


ピリリリリ♪


カンナ(男)「おっと、メールだ。えーと、何々……『ミッション⑩』!」





スタン「『ダミアンと呼ばれる男子がサウスパークの町を襲撃した』。は!?;」

カイル「『彼だけでなく、彼の仲間である悪魔も町を襲っている』。何、何?;」

カートマン「『残り5分までにダミアンとその仲間を町から追い払わないと』」

トークン「『両チームが今までに稼いだ賞金が全て没収される』。何だと!?;」

ジミー「『サウスパークの町へ帰れる船が出ているので、逃走者たちは急いでそれに乗り、町へ戻りたまえ』」





≪MISSIONⅩ  侵略を阻止せよ≫

ダミアンと呼ばれる男子がサウスパークの町を襲撃した。
彼だけでなく、彼の仲間である悪魔も町を襲っている。
残り5分までにダミアンとその仲間を町から追い払わないと
両チームが今までに稼いだ賞金が全て没収される。
現在、サウスパークの町へ帰れる船が出ているので、
逃走者たちは急いでそれに乗り、町へ戻らなければならない。







アイク「しゅうげき? わるい人たちが町をおそってきたのー?」

カイル「そうみたいだ……。何でいきなり? と、とにかく町へ戻らなきゃ!」





カンナ(男)「これ放っておいたら、よりヤバいことになるな……」

カンナ(男)「阻止しなきゃ!」

(カンナ、急いで港町へと向かう)




(果たして、サウスパークの町の運命はいかに――)






-------------------------------------------------------------------------------




【ウィオ版逃走中グループ】

カンナ(男)、ミタマ、ウォッチメーカーの3人。



【サウスパークグループ】

スタン、カイル、カートマン、トークン、ジミー、アイク、カレンの7人。



【ウィオ版逃走中チーム  現在の賞金 2200000円)】

【サウスパークチーム  現在の賞金 3000500円】





続く



















カンナ(男)「てかクマ、今気づいたんだけどビデオ通話でミッションを伝えるの止めたんだね」

クマ「え? うん、気分を変えてメールにしたクマ。ま、いつかビデオ通話に戻すかもクマ」

カンナ(男)「別にどっちでもいいよ」





今度こそ続く


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