二次創作小説(新・総合)

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フェイタル・バレット 〜運命を貫く弾丸〜
日時: 2022/11/15 22:17
名前: イナ (ID: 8GPKKkoN)


注意!!!
読むのが最初の方へ
ページが増えています。このままだといきなり1話のあと6話になるので、最後のページに移動してから読み始めてください。



※これは《ソードアート・オンライン フェイタル・バレット》の二次創作です。
イツキと主人公を恋愛でくっつけるつもりです。苦手な方はUターンお願い致します。
原作を知らない方はちょっとお楽しみづらいと思います。原作をプレイしてからがおすすめです。
どんとこい!というかたはどうぞ。


「―――また、行くんだね。あの“仮想世界”に。」

《ガンゲイル・オンライン》、略して、《GGO》。それは、フルダイブ型のVRMMOである。
フルダイブ型VRMMOの祖、《ソード・アート・オンライン》、《SAO》。
私は、そのデスゲームに閉じ込められたプレイヤーの中で、生き残って帰ってきた、《SAO帰還者サバイバー》である。
《SAO》から帰還して以来、私はVRMMOとは距離をおいていたが。

『ねえ、《GGO》って知ってる?』

私、神名かみな 凛世りせは、幼馴染の高峰たかみね 紅葉もみじの一言によって、ログインすることになった。
幼い頃に紅葉が引っ越してから、疎遠になっていた私達。その紅葉から、毎日のようにVRで会えるから、と誘われたVRMMO。行かないわけにはいかないだろう。大好きな紅葉の誘いとあらば。
ベッドに寝転がって、アミュスフィアを被る。
さあ、行こう。
“仮想世界”…………もう一つの現実に。

「―――リンク・スタート」

コンソールが真っ白な視界に映る。
【ユーザーネームを設定してください。尚、後から変更はできません】
迷いなく、私はユーザーネームを【Linose】……【リノセ】にした。
どんなアカウントでも、私は大抵、ユーザーネームを【リノセ】にしている。
最初にゲームをしようとした時、ユーザーネームが思いつかなくて悩んでたら、紅葉が提案してくれたユーザーネームである。気に入っているのだ。
―――でも、《SAO》では違った。
あの時、【リノセ】にしたくなかった理由があり、《SAO》では【リナ】にしていた。
凛世のりと、神名のなを反対に読んで、リナ。それが、あそこでの私だった。
でも、もういいんだ。私は【リノセ】。

コンソールがアバター設定に切り替わった。
普通の人なら誰?ってほど変えるところだけど、私は《SAO》以来、自分を偽るのはやめにしていた。とは言っても、現実とちょっとは変えるけど。
黒髪を白銀の髪に変え、褐色の瞳を紺色にする。おろしていた髪を編み込んで後ろに持っていった髪型にした。
とまあ、こんな感じで私のアバターを設定した。顔と体型はそのままね。
…まあ、《GGO》に《SAO帰還者サバイバー》がいたらバレるかもしれないけど…そこはまあ大丈夫でしょ。私は、PKギルドを片っ端から潰してただけだし。まあ、キリトがまだ血盟騎士団にいない頃、血盟騎士団の一軍にいたりはしたけれども。名前は違うからセーフだセーフ。
ああ、そういえば…《SAO》といえば…懐かしいな。

     
―――霧散むさん

それが、《SAO》時代に私につけられていた肩書だった。
それについてはまた今度。…もうすぐ、SBCグロッケンに着く。
足が地面に付く感覚がした。
ゆっくり、目を開く。
手のひらを見て、手を閉じたり開いたりした後、ぐっと握りしめた。
帰ってきたんだ。ここに。
「―――ただいま。…“仮想世界”。」

「お待たせっ。」
前方から声をかけられた。
「イベントの参加登録が混んでて、参っちゃった。」
ピンクの髪に、ピンクの目。見るからに元気っ子っぽい見た目の少女。
その声は、ついこの前聞いた、あの大好きな幼馴染のものだった。
「問題なくログインできたみたいね。待った?」
返事のために急いでユーザーネームを確認すると、少女の上に【Kureha】と表示されているのがわかった。
―――クレハ。紅葉の別の読みだね。
紅葉らしいと思いつつ、「待ってないよ、今来たとこ。」と答えた。
「ふふ、そう。…あんた、またその名前なわけ?あたしは使ってくれてるから嬉しいけど、別に全部それ使ってとは言ってないわよ?」
クレハは、私の表示を見てそう言った。
「気に入ってるの。」
《GGO》のあれこれを教えてもらいながら、私達は総督府に向かった。
戦闘についても戦闘の前に大体教えてもらい、イベントの目玉、“ArFA system tipe-x"についても聞いた。
久しぶりのVRMMO…ワクワクする。
「あ!イツキさんだ!」
転送ポート近くにできている人だかりの中心を見て、クレハが言った。
「知ってるの?」
あの人、《GGO》では珍しいイケメンアバターじゃん。
「知ってるっていうもんじゃないわよ!イツキさんはトッププレイヤーの一員なのよ!イツキさん率いるスコードロン《アルファルド》は強くて有名よ!」
「…すこーど…?」
「スコードロン。ギルドみたいなものね。」
「あー、なるほど。」
イツキさんは、すごいらしい。トッププレイヤーなんだから、まあそうだろうけど。すごいスコードロンのリーダーでもあったんだね。
「やあ、君たちも大会に参加するの?」
「え?」
なんか、この人話しかけてきたよ⁉大丈夫なの、あの取り巻き達に恨まれたりしません?
「はい!」
クレハ気にしてないし。
「クレハくんだよね。噂は聞いているよ。」
「へっ?」
おー…。トッププレイヤーだもんなあ…。クレハは準トッププレイヤーだから、クレハくらいの情報は持っておかないと地位を保てないよねえ…。
「複数のスコードロンを渡り歩いてるんだろ。クレバーな戦況分析が頼りになるって評判いいよね。」
「あ、ありがとうございます!」
うわー、クレハが敬語だとなんか新鮮というか、違和感というか…。
トッププレイヤーの威厳ってものかね。
「そこの君は…初期装備みたいだけど、もしかしてニュービー?」
「あ、はい。私はリノセ!よろしくです!」
「リノセ、ゲームはめちゃくちゃ上手いけど、《GGO》は初めてなんです。」
「へえ、ログイン初日にイベントに参加するとは、冒険好きなんだね。そういうの、嫌いじゃないな。」
うーん。冒険好き、というよりは、取り敢えずやってみよー!タイプの気がする。
「銃の戦いは、レベルやステータスが全てではない。面白い戦いを―――期待しているよ。それじゃあ、失礼。」
そう言って、イツキさんは去っていった。
「イツキさんはすごいけど、私だってもうすぐでトッププレイヤー入りの腕前なんだから、そう簡単に負けないわ!」
クレハはやる気が燃えまくっている様子。
「ふふ、流石。」
クレハ、ゲーム好きだもんなあ。
「さあ、行くわよ。準備ができたらあの転送ポートに入ってね。会場に転送されるから。」
―――始めよう。
私の物語を。

大会開始後、20分くらい。
「リノセ、相変わらず飲み込みが早いわね。上達が著しいわ!」
ロケランでエネミーを蹂躙しながらクレハが言った。
「うん!クレハのおかげだよ!」
私も、ニコニコしながらエネミーの頭をぶち抜いて言った。
うん、もうこれリアルだったら犯罪者予備軍の光景だね。
あ、銃を扱ってる時点で犯罪者か。
リロードして、どんどん進んでいく。
そうしたら、今回は運が悪いのか、起きて欲しくないことが起きた。
「おや、君たち。」
「……イツキさん。」
一番…いや、二番?くらいに会いたくなかったよ。なんで会っちゃうかな。
…まあ、それでも一応、持ち前のリアルラックが発動してくれたようで、その先にいたネームドエネミーを倒すことで見逃してくれることになった。ラッキー。
「いくわよ、リノセ!」
「うん!」
そのネームドエネミーは、そんなにレベルが高くなく、私達2人だったら余裕だった。
うーん…ニュービーが思うことじゃないかもしれないけど、ちょっとこのネームド弱い。
私、《SAO》時代は血盟騎士団の一軍にも入ってたし。オレンジギルド潰しまくってたし。まあ、PKは一回しかしてないけど。それでも、ちょっとパターンがわかりやすすぎ。
「…終わったわね。」
「うん。意外と早かったね?」
「ええ。」
呆気なく倒してしまったと苦笑していると、後ろから、イツキさんが拍手をしてきた。
「見事だ。」
本当に見事だったかなあ。すぐ倒れちゃったし。
「約束通り、君たちは見逃そう。この先は分かれ道だから、君たちが選んで進むといい。」
え?それはいくらなんでも譲り過ぎじゃないかな。
「いいんですか?」
「生憎、僕は運がなくてね。この間、《無冠の女王》にレアアイテムを奪われたばかりなんだ。だから君たちが選ぶといい。」
僕が選んでもどうせ外れるし。という副音声が聞こえた気がした。
「そういうことなら、わかりました!」
クレハが了承したので、まあいいということにしておくけど、後で後悔しても知らないよ。
「じゃあリノセ、あんたが選んでね。」
「うん。私のリアルラックを見せてあげないと。」
そして私は、なんとなく左にした。なんとなく、これ大事。

道の先は、小さな部屋だった。
奥に、ハイテクそうな機械が並んでいる。
「こういうのを操作したりすると、何かしら先に進めたりするのよ。」
クレハが機械をポチポチ。
「…え?」
すると、床が光り出した。出ようにも、半透明の壁のせいで出れない。
「クレハ―――!」
「落ち着いて!ワープポータルよ!すぐ追いかけるから動かないでー!」
そして、私の視界は切り替わった。

着いたのは、開けた場所。戦うために広くなっているのだろうか。
「………あ。」
部屋を見回すと、なにかカプセルのようなものを見つけた。
「これは…」
よく見ようとして近づく。
すると。
「―――っ」
後ろから狙われている気がしてバッと振り返り、後ろに飛び退く。
その予感は的中したようで、さっきまで私がいたところには弾丸が舞っていた。
近くのカプセルを掴んで体勢を立て直す。

【プレイヤーの接触を確認。プレイヤー認証開始…ユーザーネーム、Linose。マスター登録 完了。】

なんか聞こえてきた気がした機械音声を無視し、思考する。
やっぱり誰かいるようだ。
となると、これはタッグ制だから、もうひとりいるはず。そう思ってキョロキョロすると、私めがけて突っ込んでくる見知った人物が見えた。
キリト⁉まさか、この《GGO》にもいたの…⁉ガンゲーだから来ないと思ってたのに。まあ、誰かが気分転換に誘ったんだろうけど。ってことは、ペア相手はアスナ?
うっわ、最悪!
そう思っていると、カプセルから人が出てきた。
青みがかった銀髪の女の子で、顔は整っている。その着ている服は、まるでアファシスの―――
観察していると、その子がドサッと崩れ落ちた。
「えっ?」
もうすぐそこまでキリトは迫っているし、ハンドガンで攻撃してもどうせ弾丸を斬られるだろうし、斬られなくてもキリトをダウンさせることは難しい。
私は無理でも、この子だけは守らなきゃ!
そう考える前に、もう私の体は女の子を守っていた。
「マスター…?」
「―――っ!」
その女の子が何かを呟くと、キリトは急ブレーキをかけて目の前で止まった。
「…?」
何この状況?
よくわからずにキリトを見上げると、どこからか足音が聞こえた。
「…っ!ちょっと待ちなさい!」
クレハだ。
照準をキリトに合わせてそう言う。
「あなたこそ、銃を降ろして。」
そして、そんなクレハの背後を取ったアスナ。
やっぱり、アスナだったんだね、私を撃とうとしたのは。
一人で納得していると、キリトが何故か光剣をしまった。
「やめよう。もう俺たちは、君たちと戦うつもりはないんだ。残念だけど、間に合わなかったからな。」
「間に合わなかった?何を言っているの?」
クレハが、私の気持ちを代弁する。
「既にそこのアファシスは、彼女をマスターと認めたようなんだ。」
………あ、もしかして。
アファシスの服みたいなものを着ているなーと思ったら、この子アファシスだったの?
というか、マスターと認めた…私を?
あー…そういえば、マスター登録がなんとかって聞こえたような気がしなくもない。
うん、聞こえたね。
あちゃー。

「ええええ⁉」
この子がアファシス⁉と驚いて近づいてきたクレハ。
「ねっ、マスターは誰?」
「マスターユーザーネームは【Linose】です。現在、システムを50%起動中。暫くお待ち下さい。」
どうやら、さっきカプセルに触れてしまったことで、私がマスター登録されてしまったようだ。やっちゃった。……いや、私だってアファシスのマスターになる、ということに対して興味がなかったといえば嘘になるが。クレハのお手伝いのために来たので、私がマスターとなることは、今回は諦めようと思っていたのだ。
―――だが。
「あんたのものはあたしのもの!ってことで許してあげるわ。」
クレハは、からかい気味の口調で言って、許してくれた。
やっぱ、私はクレハがいないとだめだね。
私は改めてそう思った。
クレハに嫌われたらどうしよう、大丈夫だと思うけど万が一…と、さっきまでずっと考えていたからだ。
だから、クレハ。自分を嫌わないで。
クレハもいなくなったら、私―――
ううん。今はそんな事考えずに楽しまなきゃ。クレハが誘ってくれたんだから。
「私はクレハ。よろしくです!」
「リノセ。クレハの幼馴染です!」
「俺はキリト。よろしくな、リノセ、クレハ!」
「アスナよ。ふたりとも、よろしくね。」
自己紹介を交わした後、2人は優勝を目指して去っていった。
きっと優勝できるだろう。あの《SAO》をクリアした2人ならば。
私はその前に最前線から離脱しちゃったわけだし、今はリナじゃないし、2人にバレなくて当然というか、半分嬉しくて半分寂しい。
誰も私の《SAO》時代を知らないから、気付いてほしかったのかもしれない―――
「メインシステム、80…90…100%起動、システムチェック、オールグリーン。起動完了しました。」
アファシスの、そんな機械的な声で私ははっと我に返った。
「マ、マスター!私に名前をつけてくださいっ。」
「あれ?なんか元気になった?」
「えっと…ごめんなさい、そういう仕様なんです。tipe-xにはそれぞれ人格が設定されていて、私はそれに沿った性格なんです。」
「あ、そうなんだ。すごいね、アファシスって。」
じゃあ、このアファシスはこういう人格なんだね。
「名前、つけてあげなさいよ。これからずっと連れ歩くんだから。」
「うん。」
名前…どうしようかな。
この子、すごく綺麗だよね…綺麗…キレイ…レイ。レイ…いいじゃん。
「レイ。君はレイだよ。」
「レイ...!登録完了です。えへへ、素敵な名前をありがとうございます、マスター。」
アファシス改め、レイは嬉しそうに笑った。
「…リノセ、あんた中々センスあるじゃん。あのときはずっっと悩んでたっていうのに。」
クレハが呆れたように言った。まあ、いいでしょ。成長したってことで。
「えと、マスター。名前のお礼です。どうぞ。」
レイは、私に見たことのない銃を差し出した。
「ありがとう。これは何?」
受け取って訊いてみると、レイはニコッとして答えた。
「《アルティメットファイバーガン》です。長いので、《UFG》って呼んでください。」
《UFG》……何かレアそう。
また、大きな波乱の予感がした。

次へ続く

Re: フェイタル・バレット 〜運命を貫く弾丸〜 ( No.22 )
日時: 2023/02/09 11:03
名前: イナ (ID: F5B8s22.)

これから、更新ペースを上げるために、一回の更新に千文字くらいに抑えさせていただきます。みんなごめんねー!!
じゃ、本編どーぞ。


私の声の後に、元気よく、有名なVOCALOIDが流れ始めた。
今回の曲は、テンポが早くて歌うのも踊るのもそこそこ技術が要る曲だ。ミュージック番組で紹介されてからというもの、再生回数が一気に上昇、今は超有名なVOCALOIDというジャンルの中の王道や定番というレッテルを独り占めしている。
高音から低音まで幅広く、サビのメロディに心を鷲掴みされる人続出。クセになる音の上下とグッと来る歌詞が人気の、私も好きな一曲だ。
高校最後の年にこれで歌って踊るっていうね。なんかロマンチック。
そう思いながら、最初の高音を出した。

✧✦✧

―――ケイジっ!あーそーぼ!

そいつは、俺の名を呼んで、いつもにこにこ笑っていた。
幸せそうに走り回って、転んでも「えへへ」と言って立ち上がって、痛くないよと強がる健気さ。
うるさい奴はみんな嫌いだと見栄を張っていた俺が、案外悪くないかもと思った、初めての人だった。

でも、小4のとき、彼女は変わった。

―――啓治?どした?また何か言われたの?

いつも幸せそうに笑っていて、何事も楽しみ、他人を思う健気な性格…そこは、何も変わらない。
だが、自分の話をしなくなった。否、正確には…
自分の家族の話を、しなくなった。
訊かれれば笑って短く答えるものの、深く説明しようとはしない。
どうかしたのか尋ねても、「え?なんでもないよ」と微笑む。
そして、人の悩みによく気付き、よく相談に乗るようにもなった。
人の些細な変化に敏感になっていたのだ。
いいこと…なんだろう。
いいことのはずだ。

でも、俺は、どことなく嫌な気がしていた。
彼女の変化によって、彼女のよさに気付き始める者が増えることが気に入らなかったのだろう。
そして、彼女の身に何かが起こったのだと思ったからだろう。
思った、というのに、俺は見守ろうと言って傍観して。
だから―――俺は、大切な、“凛世”という存在を、“リノセ”というプレイヤーを、誰かに奪われてしまう。
本当は、「見守ろう」は建前だったんだ。
俺は、怖かった。
凛世の闇を知ってしまうことが。

見てしまった。
俺は、《GGO》で、見てしまった。

『やあ、これから狩りかい?僕も混ぜてくれよ。』
『あ、イツキ!ここにいたんだ。うん、一緒に行こっか。』

親しげに話し、探すほど求め、ただ一緒にいる。
あの人は、凛世にとって、俺より“上”だ―――
そう、直感した。
そのとき。

『リノセが欲しいのかい?なら、僕と手を組もう。』
差し伸べられたんだ。一人の手が。
『リノセの周りを取り巻く奴らから、リノセを開放するんだよ。』
悪魔か、天使か、わからない。優しく微笑んでいるように見えて、どこか不気味だ。
『僕はシュピーゲル。君は?』
でも、その手を取ってしまった。凛世が、リノセが欲しい、その一心で。
『俺は、ケイ。』

ふと、思い出していた。
『―――自分の決断1つで、時にはその意思、決断が弾丸にもなる。』
凛世が、“リノセ”が、いつか、そう言っていたことを。
その弾丸が、俺の弾丸いしが、何を貫くのか、まだ誰にもわからない。

そこまで考え、アナウンスに彼女の名が出たことで、思考の渦から脱出する。
俺は、凛世の学校の文化祭二日目にこっそり訪れていた。
凛世には言ってないから、知らないだろうが。
その、凛世の目が見る先には、来賓席に座る知らない男。
「ここでもかよ……」
俺には敵が多すぎるな。
それも当然だ。
凛世は、本当にいいやつだから。いいやつって、モテるんだよな、どうしても。
「凛世、こっち向けよ。こっち向いて笑えよ。」
手を伸ばしても、ステージでキレキレとしたダンスを踊る凛世には届かない。
あの男―――イツキなら、届くのだろうか。
そう、少し、思った。

✧✦✧

最後の高音を伸ばしきり、ダンスも決めポーズ。
「…っ、はあ、はあ…」
そして数瞬後、溢れんばかりの拍手と歓声が体育館を包んだ。
「みんな、ありがとー!!」
手を振ってそう言うと、私たちのクラス3-2は、衝撃の一言。
「「「アンコールッ!!アンコールッ!!」」」
アンコールでした。
それは段々体育館中に広がっていく。
ああーもう!これ以上うるさくなる前に他の曲やろ!
「じゃあ、もう一曲!」
アドリブだけど、まあ…ダンス苦手なわけじゃないし、いけるよね。
「Thrill, Risk, Heartless!」

Re: フェイタル・バレット 〜運命を貫く弾丸〜 ( No.23 )
日時: 2023/02/14 13:58
名前: イナ (ID: F5B8s22.)

前回の最後の曲名、多分フェイタル・バレット原作知ってる人ぐらいしか気付かないかなあ…。
SAOファンならわかるかも?ぜひ検索してみてくださいね。
ホントのイツキとかクレハとかツェリスカとかの見た目見れますから。
今回、原作に出てこないものも登場します。
では、本編どーぞ。

「―――お疲れ、凛世。」
「はいっ、ありがとうございます、雪嗣さん。」
この日も、私は文化祭帰りに雪嗣さんとご飯に来ていた。
いつにも増してイツキみたいな雰囲気だから間違ってイツキと話すときみたいになっちゃいそう。
なんというか……穏やかで暖かい感じ?あと人望あって頼られてるところとか…。
口調も同じだし。
私の中でもう、イツキ=雪嗣さんみたいなところあるけど、違ったらほんと恥ずかしい。
一応私イツキが好きなんだから、間違えたくないんだよね。
というか、間違っちゃいけないんだけど。

「イタリアン、この前美味しいって行ってくれたからイタリアンにしてみたんだけど、どうかな?」
「ここのマルゲリータ、とっても美味しいです!トマトソースがいい風味を出してて…」
ああ、食レポが苦手な私でもそれっぽい食レポができるくらいには美味しいよ。
というか、いつも高級店なんだけど。雪嗣さんお金持ちすぎない?
「凛世って、普段ゲームはしてる?」
「え?はい。してますけど。」
あれ。この質問は…?
雪嗣さんがイツキなら、私はリノセだと気付いているはずだ。
だとしたら、私の予想が間違っていなければ、確かめようとしてる、のかな…?
違うかもしれないから、特にカマかけたりはしないけど…。

「《GGO》、やってるよね?」
……私の予想が当たりだったね。これは確信してる。この人は…
雪嗣さんは、イツキだ。
「……ふふっ、気付いてた?」
「ああ、すぐわかったよ。やっぱり、君が“リノセ”だったんだね。」
「そうだよ。私も、イツキだって気付いてた。」
こうなると、イツキと同じように接するか、今までのように接するか迷っちゃうね。
「明日は大会だね。」
「うん。スナイパー&スナイパーだけど、2人でならいけそう。頑張ろうね。」
「ああ、全力を尽くそう。」
タメ口…にしてみた。結構違和感ない。これでいいかも。
「凛世、中央光星に通ってたよね?」
「うん、そうだね。」
どうしたのかな?と思いながら頷くと、雪嗣さんは柔和に微笑んだ。
「今週の金曜日、空いてるかい?」
「空いてるよ。」
うん、何も用事なかったはず。
「学校に迎えに行くから、一緒に出掛けてくれないかな?ちょっと付き合ってほしいところがあるんだ。」
え、学校?雪嗣さんイケメンだから、間違いなく啓治騒動みたいになるよね。
でも、断れないし…まあ、いっか。
「いいよ、金曜日だね。」
笑顔で頷くと、雪嗣さんは安心したように微笑んでナポリタンを口に含んだ。
「んー。マルゲリータうまっ」

その日の夜。
「マスター、おかえりなさい!」
「ただいま、レイ。」
「今日は大会ですね!マスター、応援しています!」
「ありがとうね、レイ。頑張るよ。」
イツキとのタッグバトルトーナメント。昼間会ったばかりだけど、“イツキ”と会ったわけじゃないし、いいよね。
総督府にて、私たちの前の試合を観戦する。
「僕はサブがハンドガンなんだが、もし接近戦が必要となったらどうする?」
「そのときは安心して。私、サブがソードだから。」
今まで、沢山の冒険で沢山強くなってきた。
今回の武器は、これだ。

メインウェポン:スナイパーライフル AMR DestroyGate++  ボルトアクション、装弾数:3
                 (アンチマテリアルライフル・デストロイ・ゲート)

銃身が長いため、威力と射程が飛び抜けて高い。そのため装弾数が少なく重量も重い。威力はAMRブレイクスルー4++より大きく、射程は70ほど。
性能が性能のために《SBCフリューゲル》後部のボスが極低確率で落とす超レア武器で、レジェンダリーを獲得したのは、確認されている範囲で、現在リノセのみ。

取得弾薬数増加、オートリロード、有効射程距離増加、武器攻撃力増加、物理攻撃力増加、弱点ダメージ増加、爆風攻撃力増加

炸裂弾4、炸裂弾3、ヒーリングエリア弾3、シールド・マトリックス3


サブウェポン:ガン&ソード 黒霧の剣++ ロングストローク4++(セミオート、装弾数:11)

黒霧の剣
凛世が《SAO》時代、リナとしての頃に愛用していた剣。黒い剣身に白い模様が入ったデザインで、貢献より重くクリティカル率が低いが威力が高い。

霧剣斬《千神ちかみ》、霧剣斬《三枝さえぐさ》、AED弾、ヒューマン・フォートレス


こんな感じ。
必要になったら剣を使う可能性も考えておかなきゃいけなそう。初戦はスナイパーライフルでも大丈夫かな。
『次の対戦ユーザーは準備を行ってください』
アナウンスを聞いて、私たちは転送ポートに入る。
「マスター!応援してまーす!」
「はーい、ありがとね、レイ!」
何回目ともわからない応援に背中を押され、私たちは戦いを始めた。

次へ続く

Re: フェイタル・バレット 〜運命を貫く弾丸〜 ( No.24 )
日時: 2023/02/14 16:35
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

ご無沙汰しています。

無理のない体調で、連載を続けて下さい。
後、リクエストのご希望とかありましたらどうぞ。

いよいよですね。
タッグバトル、つまりチーム戦でしょうか。
彼らがどんな風に戦うか、私も楽しみにしています。
今後の展開に、ご期待ですね。

P.S:イナさんさえ良ければですが、こちらでキリアリ前提のお話を1つ描いても宜しいでしょうか?

キリト君、上手く扱えるか自信ないので宜しくお願いします。

それでは、続きを楽しみにしています。

Re: フェイタル・バレット 〜運命を貫く弾丸〜 ( No.25 )
日時: 2023/02/21 11:05
名前: イナ (ID: F5B8s22.)

キリアリですか、是非お願いします!
私も楽しみにしていますね!
では、本編どうぞ。

イツキと対戦フィールドに入り、それぞれ位置取る。
ビルの屋上に《UFG》で移動すると、私はアンチマテリアルライフルのスコープを覗いた。
ふむ……なるほどね。

『対戦開始!』

―――さあ、始めようか。
にやっと笑って、トリガーを引いた。
「うがっ!」
スーレンの頭をぶち抜いた銃弾。
頭抜撃ヘッドショットだ。
スーレンたちが気付かなかったのは、バレットラインが表示されてなかったのと、私を見つけられてなかったのと。
バレットラインがなかったのは、スキル…ではなく、トップスナイパーの中でもできる人が少ないプレイヤースキルでの産物だ。
スキルでも、精々数秒表示を遅らせるくらいしかできないし。
さっきスコープを覗いていたのは、スーレンをマークしていたのではなく、残ったリンジのもとへ行くためのルートを確認していたのだ。
まあ、《UFG》あるし、多分最短ルートで突っ切っていけそう。
そして、私を見つけられてなかったのは、メタマテリアル光歪曲迷彩で。
それは攻撃したからもう取れたけど。
…さて、行きますか。

移動中、ズガアアアンという地雷発動の音が発生し、計算通りリンジがスーレンを組成しようとして吹き飛んだのだとわかった。
ここで、私は通話体制に移る。

《リノセ、奴らは地雷に引っかかったよ。予想通り回復に手間取ってる。地雷に仕掛けたスキルフリーズに
 気付いたみたいだね。》

イツキの愉快そうな声に、私もくすりと笑う。
地雷が爆発すると、爆発に巻き込まれたプレイヤーに地雷の爆発で発動された弾丸、スキルフリーズ弾が当たるという仕組みだ。このスキルは、当たった相手のスキルが一定時間使えなくなる。そうなると、リンジは、体力回復にガジェットのリジェネ増加を待つしかなくなる。
それで慌ててるから、足止めはバッチリ。

《あっちも焦って正常な判断ができないみたいだね。スーレンを全く蘇生しようとしないよ。》
《そう?あれま、意外と単純?了解、私は作戦通り出るから。支援は任せたよ。》
《任せてくれ。君も、無茶はするなよ。》
《あはは、善処しまーす。そっちもねー!》

そう言って通話を終了し、私はまた駆け出した。
《UFG》でビルの中を飛び回り、リンジの前に降り立つ。
「やっほ!リンジさんっ。」
AMR DestroyGateを片手に、リンジに手を振る。
「リノセッ…⁉」
まあでも、流石はPvPに慣れているPKギルドのエースなだけある。私が出てきた途端、アサルトライフルを持ち直した。
「ぶぁあか!ここに来たが運の尽き―――ッ⁉」
そしてトリガーを引いたリンジ。でも、その銃弾はさっきと変わらず虚空を貫く。
「あれれ、当たんないね?バレットサークル使ってないのー??」
べっ、と下を出しながら挑発する。
そんな私は、《UFG》でビュンビュン廃ビル群を飛び回る。
仮の囮だ。

挑発に見事乗ったリンジは、イツキの存在も忘れて私を追い続ける。ビルを生かしてリンジの狙撃を躱していく私に、またまた焦っていくリンジ。
遠くから―――リンジを、赤いバレットラインが刺す。リンジはそうして、漸くイツキの存在を思い出した。
焦っていた状態で頭にバレットラインを突きつけられたリンジ。リンジは、今度はそっちに慌てて、私を狙うのをやめて一生懸命に前後左右上下に動き始めた。
「本当に、計画通りになってくれちゃって…」
私は苦笑した。

本当は…………イツキは、スナイパーライフルで撃とうとしているわけではない。イツキは、囮。リンジの意識を避けることに集中させるための。
そのためには、エイムがいいイツキが最適だ。
スーレンを蘇生できないように私が遠くに引き付けた後、イツキに意識を移させる。
そう。この行動の真意は、リンジの意識をイツキに向け、更に私が一番撃ちやすい環境を作ること。

「すぅ……」
ザッと壁を蹴って宙返りし、リンジが見えづらい頭上の空中から愛銃のスコープを覗く。
―――今だ。
トリガーを引いて、脳天からリンジを貫いた。

『勝者、リノセ&イツキ ペア。』

そして、私たちが勝利したのだった。

「お疲れ、イツキ!ナイスファイト。」
「お疲れ、リノセ。大活躍だったね。」
「イツキがいなかったらできなかったよ。」
2人で総督府に戻り、労い合う。
すると。
「マスターーーーーーーーー!かっこよかったですっ!」
レイがタックルしてきた。
「あうっ。……ありがと、レイ。嬉しいよ。」
「中々やるようになったわね、リノセ。次も頑張ってね。」
「ありがと、クレハ。」
レイとクレハも褒めてくれた。
「強くなったわね〜。次も健闘を祈ってるわ、リノセ。」
「ありがとう、ツェリスカ。次も頑張るよ。」
ニコっと笑い、みんなに言う。そして、イツキと目を合わせて微笑みあった。
総督府中央に浮かんでいる画面に、次の対戦相手が表示されていた。
2人で確認する。


「次の対戦相手は―――」
「シュピーゲルとシノン、だね。」


次へ続く

Re: フェイタル・バレット 〜運命を貫く弾丸〜 ( No.27 )
日時: 2023/02/22 11:06
名前: イナ (ID: F5B8s22.)

「…それにしても、あの執着男とペアを組めるなんて、シノンくんは勇気があるね。」
「まあ、一応、現実リアルでも交流あるみたいだし、断れなかったんじゃないかな。」
断ったら断ったで、厄介なことになりそうだし。
シノン大変そう。でも、二人共実力者だし、気は抜けないかな。
手加減は不要。しっかり叩きのめすだけ。
シノンはヘカートをメインとしたスナイパー。ホークアイがあるからメタマテリアル光歪曲迷彩もあまり使えない。キュア・エリアからも、状態異常での妨害はあまり望めないだろう。
となると、イツキの状態異常戦法も、私の迷彩戦法も変えざるを得ない。
いや……状態異常は、ちょっとは使えるかも…。
「ふふっ」
「どうしたんだい?」
「ううん…ただ、いいこと思いついただけ。」
「そうか。それは楽しみだ…。聞かせてくれるよね?」
「勿論。イツキも戦いが楽しみになると思うよ。」
私は、人差し指を私の唇にあてながら、不敵に微笑んだ。

『次の対戦ユーザーは準備をしてください』
アナウンスを聞いて、私たちは転送ポートに入る。
変わらず、武器はスナイパーライフル&スナイパーライフル。剣を使う予定はない。
シュピーゲルはアサルトライフルのようだ。なんか意外。ショットガンのイメージだった。…あっ、シュピーゲルの名前に引っ張られすぎか。
すぐに、私とイツキは位置についた。

《作戦、OKだよね?》
《ああ。毎回、面白いものを考えつくね。おかげですごくワクワクするよ。》
《でしょ?楽しもうね。》
《ああ。いいゲームにしようか。》

くすっと笑って通話を切った。
今回は、こんな感じだ。

AMRDestroyGate++
炸裂弾4 ヒーリングエリア弾3 ウイルス弾3 シールドマトリックス3

黒霧の剣++ ロングストローク4++
霧剣斬《千神》 霧剣斬《三枝》 AED弾 ヒューマン・フォートレス

炸裂弾3をウイルス弾3に変えた。デバフ…わざと状態異常だ。
しかも、ウイルス弾はウザい。結構ウザい。だいぶウザい。
これを受けて彼らはどうするか―――二択だ。
回復するか、時間を惜しんで放置するか。それか、2人で集まって協力してやるか。
どれでも都合がいい。
しかも、シノンとシュピーゲルが相手だからこそできる戦法でもある。
「さあ…見せてちょうだいよ。」

『3…2…1…』

君たちの実力を。

『開始』


私は、トリガーを引いて、シノンに炸裂弾を撃ち込んだ。
《UFB》があるから、私は楽に高いところに行ける。シノンよりいい位置を取れるのだ。
そして、すぐウイルス弾を撃った。
「…これは……」
シノンは自分の状態を確認し、救急治療キットを使用。
私は、ガジェット使用中に、バレットライン非表示技法を使いながら狙撃。
その間に、私は隣のビルの更に上に登っていった。
「………みーつけた」
やっぱり、シュピーゲルは狂気のままにイツキと戦っている。
シノンを信じ切っているからか、支援するつもりはなさそうだ。
「僕がいなくてもシノンは勝てる強さを持ってる」と言ってそうだしね。
でも、シュピーゲルの実力でもイツキには敵わない。
イツキはシュピーゲルが暴れまわる中でも適確に頭を撃っているのだ。
「があっ!」
シュピーゲルが、なけなしのプラズマグレネードをイツキに投げてダウンした。
「さあシノン。」
私は立ち上がって呟く。
「勝負、しよっか。」

私たちはお互い、スコープを覗き合っていた。
緊張した空気が張り詰め、DestroyGateを握る手に汗が滲む。
そして―――
ドンッという音とともに、緊張した空気を2つの銃弾が切った。
私たちの距離の差、約1000メートル。これは、完全なるプレイヤースキルの勝負なのだ。
私は立ち上がり、動かないまま銃弾を確認する。
バキッと、私のすぐ左の壁が割れた。
そして、シノンは狙撃を受けてダウン。
「ちょっと私のほうが上だったね、シノン。」

―――キリトと組んでたなら、ちょっと苦戦しただろうけど。
これは、単純にシュピーゲルとシノンとの相性が悪いのかなあ…。
まあ、今回は状態異常活用戦法を使うまでもなかったかな。

「お疲れ様です、マスター!」
レイが言ってきた。
「今回はそんなにかからなかったわね。」
「うん。シュピーゲルの様子がちょっと…ね。」
「確かに。僕も、少しいつもと違うように感じたよ。」
イツキもわかったようだ。
シュピーゲルは少し気が散っていた。
なんだろう…なにかにものすごく期待していたせいで、自分のやるべきことを忘れたような…。
シノンのことじゃない。もっと先のことで…。
「まあまあ。勝てたならいいじゃない。次の対戦相手も出たみたいよ〜。」
ツェリスカが言って、総督府中心部の空中を指差した。
「そうだね。次は―――」
私は、なんて言えばいいか、迷ってしまった。

「キリトとアスナ、かあ。あのカップルだと、ちょっと苦戦しそうだねえ…」

《黒の剣士》と《閃光》、かつての戦友が立ちはだかるときが来る。

次へ続く


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