二次創作小説(新・総合)
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- スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
- 日時: 2018/09/02 22:38
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【大乱闘スマッシュブラザースSPECIAL発売日決定記念小説】
『今度のスマブラ戦記は、ガチだ。』
どうもロストメイドウィンです
またスマブラ小説、というかスマブラ戦記の続編を書いていきます
【注意】
前作『スマブラ戦記』は見ておいた方がいいかもしれない
スマブラXやfor、任天堂作品のネタバレ
メタルギア、ベヨネッタ、FFは作者がよくわからなくて登場しないので注意
クロスオーバー
マガイモノもやっぱり出るよ
(オリキャラ募集期間は終了しました)
アルマ(ピコパ様) >>17
ブルーウィング(シャドー様) >>19
リリオ(桜木霊歌様) >>20
クロノス(Mirura様) >>22
- Re: スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者 ( No.58 )
- 日時: 2018/07/11 15:24
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a4Z8mItP)
ソニック
「後ろを御覧?」
Sonic.exe
「アルマ、後ろはどうなっている?」
アルマ
「えっと...あっ」
アルマが覗くと、真っ白だった景色が色付いていたのが見えた
アルマ
「世界に色が...」
ソニック
「どうやら俺達がこうやって走り抜けたら、元の世界に戻るそうだ」
Sonic.exe
「不思議だな」
ソニック
「まぁようするにだ、このまま果てまで走ってしまえば大解決」
ソニック
「お前もソニックなら走ることぐらい余裕だろ?」
Sonic.exe
「...当然だ!」
ソニック
「よし、それならもっとスピードを上げて」
アルマ
「....待って」
Sonic.exe
「どうした?」
アルマ
「...来る、この世界に」
Sonic.exe
「来る?援軍か?ティーか?」
アルマ
「いや...」
ソニック
「もったいぶられるのは好きじゃないんだ、何が来るってんだい?」
アルマ
「目の前に...」
その瞬間、ソニックの前から巨大な怪物が転送される
Sonic.exe
「これは!?」
ソニック
「こいつは...exe、ジャンプだ」
Sonic.exe
「ああ!」
【グオオオオオオオ!!】
怪物は腕を振り上げるが、ソニック達はすぐさま飛び上がり上を通り抜ける
ソニック
「あいつだ!この世界を真っ白にしたのはあいつの仕業だ!」
Sonic.exe
「なんだと!?」
ソニック
「俺の宿敵があいつを改造したんだよ、なんでも時空を越え、好きなように歴史を書き換えようとしたんだ」
Sonic.exe
「その障害で今ある歴史が消え去ろうとしている、というわけか...」
Sonic.exe
「待て、これってまさか...!!」
アルマ
「テュポーン...」
【グオアアアアアアア!!】
ソニック
「テュポーン?」
Sonic.exe
「ああ、あいつの世界で見てきた...物語、いわば俺達の思い出を喰らう怪物らしい」
ソニック
「なるほど、時を越えるあいつは所謂『タイムイーター』って所か?」
Sonic.exe
「そうなるな!」
タイムイーター
【ウガアアアアアア!!!】
アルマ
「こんなところで...」
Sonic.exe
「くっ...今は逃げるしかない!!」
ソニック
「そうはいかない、逃げるために走るのは嫌いなんでね!」
ソニックは急ブレーキをかけ、タイムイーターへと向かっていき
Sonic.exe
「.....!!」
そして、exeの視界全てが『白』に染まった
episode8 END
- Re: スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者 ( No.59 )
- 日時: 2018/07/12 22:10
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【episode9】
『ぼくらの勇者、たたかう勇者』
四柳
「ここは恐らく『ゼルダの伝説』の世界だろう」
七夜
「ゼル伝?」
四柳
「ああ、こんな静かでだだっ広い草原のあるところなんて...あそこくらいだ」
たくっちスノー
「なるほど...困ったな」
四柳
「どうした?」
たくっちスノー
「ゼルダの伝説に関しては知識不足なんだよ、キャラクターを少し把握している程度で」
七夜
「おいおい...」
たくっちスノー
「ご、ごめん...おっと、この世界も侵食が酷いから探索には気を付けて」
サイル
「了解です」
たくっちスノー
「サイルも、人間の皆に迷惑はかけないようにね」
サイル
「はい」
ルイージ
「うーん、ゼル伝ってことはあの有名なハイラルの勇者、リンクも居るはずなんだけど...ちょっと電話してみるね」
ピッフィー
「あいつって電話持っとるんか?」
ルイージ
「黒電話ならあったよ...」
ルイージは携帯電話からリンクに連絡する
ワリオ
「しかしアレだな、伝説の勇者とテル友だなんて中々ないぞ」
デデデ
「そんなメル友みたいな言い方せんでも...」
ルイージ
「もしもし、リンクさん?」
リンク
【その声は...緑の】
ルイージ
「色で覚えられてたんだ...まあいいや、あのね、実は大変なことになって...」
リンク
【大変なのは、こちらも同じだ...】
ルイージ
「やっぱりそうか...そっちは何が?」
リンク
【コキリ族の事を知っているだろうか?】
ルイージ
「うん、たしか子供のまま成長しないんだっけ?」
リンク
【今、それに近い状態にある】
ルイージ
「え?」
リンク
【これでも俺は長い年月を越え、幾多の敵と戦っているのだが...この世界に降り立って早数年】
リンク
【背丈が変わらないんだ...】
ルイージ
「...えっ!?」
一方その頃
音牟
「.....」
リリオ
「.....」
音牟とリリオも、世界を跨いでゼル伝の世界へとやって来ていた
音牟
「来ちゃったね」
リリオ
「ああ...」
音牟
「さっちゃん、いないね」
リリオ
「そうだな」
音牟
「...あのさ、リリオ」
リリオ
「ん?」
音牟
「ボクはね、あの子が好きなんだ」
リリオ
「そうか」
音牟
「数年間一緒だったんだ」
リリオ
「そうか」
音牟
「でも、ボクはあの子を...」
リリオ
「それがどうした」
音牟
「オマエって、結構冷たいんだね」
リリオ
「死んだ仲間の事を引きずるのは時間の無駄だ、死んだものは死んだ、それでいいだろう」
音牟
「そうだよ、そういうところだよ...ボクがリリオを好きになれないのは」
リリオ
「好きなんて感情は無駄だ、人生において効率が悪いことばかりだ」
音牟
「.....」
「何を喧嘩しているの?」
音牟
「ん?」
リリオ
「何だ、お前...」
「僕は...クロノス、いわゆる神というヤツさ」
リリオ
「神...神は無駄が多すぎる、嫌いだ」
- Re: スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者 ( No.60 )
- 日時: 2018/07/12 23:36
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
クロノス
「ふーん、喧嘩ねぇ」
リリオ
「そもそも、私とネムはそれぞれ合わないと思ってるからな」
音牟
「リリオはボクを無駄だらけの人間というし、ボクはリリオをなんでもかんでも切り捨てるつまらない人間としか思えない」
リリオ
「効率ばかりを考えるようになると、当たり前のようなことも無駄に感じるようになる」
リリオ
「睡眠も5時間と人体に問題がない程度に圧縮し、食事も時間を徹底的に短くした、風呂は湯を淹れるのも浸かるのも無駄で水浴び程度で済ませている」
音牟
「ね?つまらないでしょ?」
クロノス
「つまらないというより、生きるの大変そうっていうのが僕の感想だ」
リリオ
「大体、神というのも無駄なのだ...貢ぎ物とか、神の言葉とか...100%上手くいくものしか信じないのだ、私は」
クロノス
「そんなに時間を圧縮して、一体何がしたいの?」
リリオ
「それを他人に話すことも無駄だ」
クロノス
「...」
音牟
「さっちゃん...」
突如、音牟のスマホに着信が
音牟
「はい~、おねむだよぉ」
クロノス
「切り替わり早っ!」
たくっちスノー
「もしもし?自分だけど...今どの世界に居るの」
音牟
「あ、うん、えっとねぇ...多分、ゼル伝かなぁ」
たくっちスノー
「ゼル伝!ちょうどよかった...今四柳さん達もその世界に居るんだ」
音牟
「え、そうなの...」
リリオ
「仲間が居るのか」
クロノス
「誰と話してるの?」
音牟
「たくっちスノー」
クロノス
「たくっちスノー!?」
たくっちスノー
「えっ」
クロノス
「たくっちスノーって、あのたくっちスノーかい?」
たくっちスノー
「え、どこの誰かは知りませんけど...貴方自分を知ってるんですか?」
クロノス
「ミラとか、ネメシアとか...」
たくっちスノー
「あ、そっち系統...前にそっち行ったことあったけどそういえばゼル伝基準だったか、ミルラ氏の世界...」
クロノス
「どうしてここに?」
たくっちスノー
「まぁ、偶然みたいなものだけど...あ、ごめん音牟、ルイージさんからメール入った」
たくっちスノー
「リンクが子供になって行動できない!?」
音牟
「えっ」
クロノス
「!?」
たくっちスノー
「いやいやいや、冗談はよしてよ!確かにゼルダの伝説は続き物で、ルーとが別れて話が作られてますけど!」
たくっちスノー
「ミルラ氏の世界は全てのルートから外れたブレスオブザワイルドが元になっているんだよ!?どうして...」
音牟
「..それってぇ、思ったよりも深刻?」
たくっちスノー
「やべぇよ、これ...」
- Re: スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者 ( No.61 )
- 日時: 2018/07/13 09:47
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a4Z8mItP)
たくっちスノー
「...これは、まずいかもしれない」
クロノス
「まずいってどんな風に」
たくっちスノー
「後で説明します...それよりも、居るなら早く合流してくれ!仲間は多い方がいいだろ!」
音牟
「分かったよぉ...」ピッ
音牟
「はぁ...さっちゃん、はぁ...」
クロノス
「うわーめんどくさい」
リリオ
「どうする?会うとしても無駄な道は通りたくないぞ」
クロノス
「その仲間って集団なんでしょ?僕が空間抜けて案内するよ」
リリオ
「手間が省けるな」
...
ルイージ
「え、いやあの、えっ...」
リンク
【そういうわけだから、俺は皆と戦うことが出来ない...子供時代はやれることも少ないからな...】
ルイージ
「まって、ねぇ、待って...リンクさんはハイラル人であってコキリ族じゃないんじゃなかったの!?」
リンク
【その通りだが...どうやらこの世界ではその理屈が通用しないみたいだ】
ルイージ
「えっ?」
リンク
【俺にもよく分からないが...事実、そうなっている】
ピッフィー
「ほんまかいな...じゃあ、どうするんや」
四柳
「何か、代わりとなる人物はいないのですか?」
リンク
【...まぁ、居るといえば居るが】
七夜
「マジか!?どこ行けばいい!?」
リンク
【いや、まず会えるかどうか...】
サフィーナ
「何?そんなに用心深いのか?」
リンク
【そういうわけではないが...まぁ、実力はあるから戦力にはなると思う、一応声をかけてみるよ】
ルイージ
「ありがとう、リンクさん」
リンク
【ああ...そっちも気を付けてほしい】
ルイージ
「はい」
電話が切れた
ルイージ
「これは...大変なことになった」
デデデ
「ゼルダの伝説の世界がグチャグチャになっているゾイ」
サイル
「時空の乱れが以前よりも大きくなっていますね」
ピッフィー
「収拾つくんかコレ」
七夜
「今までン中で一番規模がでけぇからな」
ワリオ
「なんでそんなものに俺様を巻き込んだ!」
デデデ
「こいつらがいなかったら俺様達は死んでたかもしれないんだデ」
ワリオ
「ぐっ...」
四柳
「こんなところでグチグチ言っている暇はない、さっさと代わりとやらを探すぞ」
カービィ
「ぷよ」
その瞬間、目の前の空間から渦が開き、男が飛び出してくる
クロノス
「うん、ばっちりみたいだ」
音牟
「おお~...」
ピッフィー
「鈴蘭音牟!?」
- Re: スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者 ( No.62 )
- 日時: 2018/07/13 17:46
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...ピッフィー、四柳、音牟の3グループが遂に揃い、近況を話す
四柳
「これで全員が合流したわけか」
サイル
「全員とはいいますが一部が別の世界に...」
四柳
「そういえばそうだったか」
サフィーナ
「そちらは...彩月がいなくなったそうだが?」
音牟
「うん...」
サフィーナ
「それも指示なく独断で連れ出すとは、どういう神経をしている?」
音牟
「ん~と...」
ピッフィー
「なぁ鈴蘭...確かに彩月を救えんかったで落ち込むのはええけど、連れ出したのはお前やで」
音牟
「それは分かってるよぉ...じゃあ、どんなリアクションすればいいのさ、泣けばいいの、怒ればいいの?」
七夜
「つーか、なんで勝手にポケモンの世界行ったんだよ」
音牟
「そ、それは...」
リリオ
「やめろ、時間の無駄だ」
リリオ
「喧嘩なんてしている暇あるなら何か行動したらどうだ」
サイル
「それなんですが、たくっちスノー様からメッセージです」
たくっちスノー
【いやーほならね?君が導いてみろって話でしょ?私はそういいたいですけどね】
リリオ
「いいだろう、極限まで無駄を省いた魔法を見せよう」
リリオは棒で小さく魔方陣を書く
クロノス
「そんなに小さく書いて上手くいくの?」
ワリオ
「ゴマ粒みたいに小さいな」
七夜
「よくそんな器用に書けるな、お前...」
リリオ
「わざわざ大きく書くのは無駄だからな、これが手っ取り早い」
たくっちスノー
「なんなんだこの魔法使い...」
リリオ
「知恵を積んでいくと当たり前のことでも時間の無駄であることに気付いていくんだ」
ワリオ
(こんな風になるなら俺様はバカでいいかもな、いやある意味天才ではあるのだが、ああいうのは...)
サイル
(ああいう人ってどんな生活をしているのでしょうか)
リリオ
「よし」
リリオが魔方陣を書くと、目の前に矢印が現れる
ピッフィー
「なんやこれ!?」
リリオ
「この矢印に沿って歩けば望んでいたことが果たされる、究極の上位魔法だ」
七夜
「どういうことだ?」
たくっちスノー
「レベルファイブのゲームとかで目的地までのガイドをしてくれるアレじゃないの?」
サフィーナ
「なるほど...信頼していいものなのか?」
リリオ
「この魔法が失敗した試しはない」
たくっちスノー
「今の僕はどうしようもならないし...それに頼ってくれないかな?」
ピッフィー
「しゃーないなぁ、行くで」
たくっちスノー
「...」
たくっちスノー
「今のうちに、亜空間の解析をしないと...」
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