完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~
*149*
たくっちスノー
「お、おーい!」
ミラー
「ん?...ああ!お前この間の!」
ハマー
「久しぶりだな!」
レンティル
「局長、彼らは?」
たくっちスノー
「リクヤがメイドウィン、及び王になる前からの友人だよ」
レンティル
「ははあ...」
たくっちスノー
「にしても随分稼いでるみたいだなぁ?あのガラクタ売りが」
ハマー
「ガラクタ売りだからこそさ、発展してどんどん新しいものが作られて、古くなったものがどんどんうちに来る」
ミラー
「ところが古いものを欲しがる物好きも存在してな、そういう奴等に買い取ってもらって食い繋いでいる」
ハマー
「つまり俺達もどうにか新時代に付いていけたわけだ」
たくっちスノー
「ふーん...じゃ、問題ないみたいだが...」
ハマー
「何かあったのか?」
たくっちスノー
「リクヤ見てない?」
ミラー
「いや、見てない...というかここに来るか?王族が?」
ハマー
「何にせよ...あいつ忙しくて外出る暇もないらしいからな」
たくっちスノー
「そうか...」
レンティル
「めぼしい情報はない...と」
ハマー
「ん?何?リクヤ探してるのか?」
たくっちスノー
「ああ、もしかしたらまた前みたいにやばいことになってるのかも」
ミラー
「俺らも客から情報を集めてみるよ、この辺りなら旅人とかも集まるからな」
たくっちスノー
「うん、じゃあまた!」
ビッグゴールド
「たくっちスノー達はミラーと互いにリクヤの情報を探し合う約束を交わし、商業地帯を後にする」
レンティル
「局長、何故彼らと話を?」
たくっちスノー
「万が一ということもあるから外堀を埋めておかないとね...それにリクヤが普段どこに居るかは分かってるし」
...
ビッグゴールド
「たくっちスノー達が城に向かう道中、無数の大きな建築物が目に留まる」
たくっちスノー
「...うーむ」
レンティル
「どうかしましたか?」
たくっちスノー
「いやね?前来たときもカジノとか式場とか、大きな施設はあるにはあった...でもこの数は...あまりにも多すぎる」
たくっちスノー
「どこまで進歩して...あっ、あれは!!」
ビッグゴールド
「たくっちスノーが辺りを見渡すと、見覚えのある中年男性の姿があった」
たくっちスノー
「あっ、サンカイとかいうの!」
レンティル
「局長、今度は...?」
たくっちスノー
「あの人はリクヤの父さんだよ!」
レンティル
「えええっ!?」