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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*120*
金の語り部
「あれから一週間後、メイドウィンの死によって世界は変わっていった」
金の語り部
「ま、変わったと言ってもビッグゴールドの奴が色々と書き換えただけなんだけどね」
金の語り部
「カースト制度は廃止され、平民とか、裕福民とか、そういうのはなくなった」
金の語り部
「どんな存在でも平等に暮らせるようになったとか」
金の語り部
「ただ...思想があいつからビッグゴールドに近くなっただけ、なのよねぇ」
金の語り部
「イクサー1によるとあいつも悪人らしいし...うーん、これでよかったのか」
金の語り部
「どっちにせよメイドウィンの言った通り10年以内に...」
金の語り部
「まあいっか、私には関係ないし」
金の語り部
「えーと、そんなことはどうでもいいのよね、確かそろそろ...」
たくっちスノー
「おーい、フリーダ姉さん」
金の語り部
「ちょっとたくっちスノー、まだ仕事中なんだけど」
たくっちスノー
「ねぇ、リクヤ見てないか?」
金の語り部
「はぁ?どうして」
たくっちスノー
「いや突然いなくなってさ...ビッグゴールドも探してるんだって、語り部なら主役の場所把握してるはずとも」
金の語り部
「あいつ...待ってて、今探すから」
たくっちスノー
「悪いね、姉さん」
金の語り部
「...はぁ、あんたこれからどうする?」
たくっちスノー
「もちろん監理局に帰って書類とにらめっこですよ」
金の語り部
「そうか...私どうすっかなぁ。」
たくっちスノー
「そうだねぇ...」
金の語り部
「特にやりたいこととかないのよねぇ」
たくっちスノー
「あるあるだよ、僕も似たようなものだし」
金の語り部
「はぁ...あ、リクヤ居たわよ」
たくっちスノー
「何?...あ、ほんとだ!ビッグゴールドに伝えないと!」
金の語り部
「いってらっしゃーい」
...
たくっちスノー
「居た!居たよリクヤ!!」
ビッグゴールド
「そうか、私の方が一足早く見つけたがな」
たくっちスノー
「先に言えよっ!!」
...
ビッグゴールド
「ここだ」
たくっちスノー
「ここって...王城だよね?」
ビッグゴールド
「そうだな」
たくっちスノー
「おーい、リクヤ!!」
リクヤ
「あれっ、たくっちスノーさんに...えっと」
ビッグゴールド
「ビッグゴールドだ...そういえば自己紹介も済ませてなかったか」