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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*160*
かなちゃん
「...まぁ、それはいいですよ」
かなちゃん
「技組の彼女ならよくやってくれますし」
たくっちスノー
「ああ...そうそう、剣さんにも連絡しておかないと」
かなちゃん
「あの人にですか?」
たくっちスノー
「黒影の...名無しの怪物の目的がわかったんだ」
かなちゃん
「えっ!!?」
たくっちスノー
「あ...あと、剣さんにも手伝ってもらいたいから...」
...
剣
「たくっちスノーさん...でいい?」
たくっちスノー
「呼び捨てでもご自由に」
かなちゃん
「で、あの人は何が狙いで?」
たくっちスノー
「あいつは...リセットする気なんだ」
たくっちスノー
「全てを」
かなちゃん
「...え?」
たくっちスノー
「たぶんリニュ前...自分達から見たパラレルワールドの頃に」
かなちゃん
「...え、えっ!?」
たくっちスノー
「そうなったら自分はもちろんソラミ達の世界も、かなちゃん様も剣さんも消える」
たくっちスノー
「リニュ前というとリアルワールド計算で2013~2015年だ、全員生まれてもいないよ」
たくっちスノー
「時空監理局すらなかったかな、あっちでも自分が来たばかりの頃は出来立てだったし」
かなちゃん
「え?じゃあ...何をするつもりなんですか?」
たくっちスノー
「決まってるでしょ、ルールもなにも存在しない世界で自分自身がルールになるんだ、好きなように世界が動けば100%思い通りだから」
かなちゃん
「全てが思うがまま...時空という名の本の作家にでもなるつもりなんですかね」
たくっちスノー
「作家か、確かにそうかもな...」
たくっちスノー
「作家になって、自分の世界を作ってさ..思い思いに好きな生物や用語を増設して...何もかもが成功する現実逃避をする上では最高の仕事だな」
剣
「....あの男」
たくっちスノー
「その為にどんな経緯でリクヤに近付いたかはまだ分からない、だから仕事をしながら情報を探す」ババババババ場
たくっちスノー
「ってかこの量だと早くて半日は掛かるな」ババババババ
たくっちスノー
「どうにか暇と情報が同時に手に入ればいいけど...」
剣
「その資料何?」
たくっちスノー
「大したことじゃないよ、時空を越えた貿易とか、世界の発展の手続きとかそういう...」
かなちゃん
「あ、ちょっとストップ...新聞紛れてますよ」