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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 167ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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＊20＊
たくっちスノー
「ま、待って！！リクヤさん！！」
金の語り部
「と、ここでたくっちスノーが現れる」
フリーダ
(あいつやってくれるんでしょうね？)
たくっちスノー
「あ、あのーリクヤさん、ちょっといいですか？」
リクヤ
「なんです？この後帰りなので」
たくっちスノー
「ちょっと...城に忍び込まない？」
リクヤ
「どうして？」
サンカイ
「んなことしてバレたら奴隷送りだぞ？」
たくっちスノー
「マジかよ怖い」
リクヤ
「それに、やったところでお金にはならないし...じゃあ」
たくっちスノー
「あっあっ...じゃあ、10万あげるから！！」
サンカイ
「よし行ってこい」
リクヤ
「うん」
たくっちスノー
「それでいいのか、主人公君...」
金の語り部
「と、たくっちスノーはリクヤを連れ城へと忍び込むのだった...」
...
リクヤ
「バレない保証とかあるんですか？」
たくっちスノー
「まあね、伊達に旅人はやってないから」
金の語り部
「たくっちスノーはポケットからペンライトを取り出す」
たくっちスノー
「これを握ってる間は一時的に存在しなかったこととして扱われるんだ」
リクヤ
「なんでそんなものを...」
たくっちスノー
「逃亡時代、色々とね...君はこれだけで充分かな、はい」
金の語り部
「たくっちスノーはペンライトをリクヤに渡すと、体を黒い液体に変え、城の中へとすり抜けていった」
リクヤ
「変な人...」
金の語り部
「そして、リクヤはペンライトのスイッチを...」
フリーダ
「ちょっと待って、今...存在しなかったことになるって言わなかったか？」
金の語り部
「どうした、処理は面倒か？」
フリーダ
「確かに面倒だけど...それって確か、時空犯罪者の持つカモフラージュアイテムじゃない！」
金の語り部
「なんだと！？法的にまずいものか！？」
フリーダ
「当たり前じゃない！！もしそんなことが上に知られたら...」
フリーダ
「あ、よくよく考えれば時空的な意味でのお上ってたくっちスノーじゃない」
金の語り部
「なら揉み消せるか...しかし何故、たくっちスノーはそのようなものを...」
...
リクヤ
「でもなぁ...一体どこに行けばいいんだろう」
リクヤ
「ん？あそこにあるのって浴槽か？俺の家、いや小屋のより広そうだな」ﾁﾗｯ