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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*10*
金の語り部
「リクヤとサンカイは景気付けに酒を購入して返った」
ロストメイドウィン
【生きるのに精一杯とはなんだったのか】
金の語り部
「あれだ、こどもビールとかそういうの買ったんだろう、安いし」
メイドウィン
【こどもビールってそれ炭酸飲料じゃ...】
金の語り部
「外野が首を突っ込むな、しっかり聞け」
金の語り部
「そんな帰り道のこと」
リクヤ
「あっ、あれ」
たくっちスノー
「くっそ...砂嵐でマガフォンが調子悪いな」カチカチ
たくっちスノー
「砂に強いマガイモノを作っておくべきだったか」
リクヤ
「あれってさっきの人じゃない?」
サンカイ
「そうだな」
たくっちスノー
「あっ、やっべさっきの...」
リクヤ
「何してるんです?」
たくっちスノー
「いや...ちょっと調べものだよ、調べもの」
リクヤ
「そろそろ遅くなりますよ?暗くなると結構冷えますよ?」
たくっちスノー
「冷えるの!?」
金の語り部
「砂漠はずっと暑いイメージを持たれているが、夜中の気温は軽くマイナスを下回るところもあるという」
たくっちスノー
「えっ寒いのは嫌だな...トラウマがあるから...」
リクヤ
「じゃあウチ来て下さい」
たくっちスノー
「えっ、なんでそんな、悪いって」
リクヤ
「いやいや、あのメダルの礼ですよ」
たくっちスノー
「あーなるほど...」
サンカイ
「でも家ってそんなに広くないだろ?」
リクヤ
「それは父さんが削ったから...」
たくっちスノー
「なんでもいいよ、寝床は自分で作るから...」
リクヤ
「じゃあ、どうぞ」
たくっちスノー
「遠慮なく」
金の語り部
「たくっちスノーはリクヤに誘われ、家へと向かっていく」
たくっちスノー
「...ところでさ、君何かに似てるんだよね」
リクヤ
「似てる?」
たくっちスノー
「うん、どこかでね」
...
金の語り部
「そしてサンカイ達は安酒を浴びるように飲んだ」
金の語り部
「リクヤは20代以下だがこの世界は12で成人なので何の問題もない」
金の語り部
「しかしたくっちスノーは二歳なので余裕でアウトだが、見た目が見た目なのでしょうがない」
たくっちスノー
(...気持ち悪っ)
金の語り部
「マガイモノに酔いはない、しかしメイドウィンの成分も入ったたくっちスノーは吐き気がするという酔いの嫌なところだけが反応しているのだ」※ざくアクZ参照