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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 167ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン アラビアンナイト オールスター 先にロスヒ推奨
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*150*
金の語り部
「たくっちスノー達はサンカイと出会い茶店のようなところで話をする」
たくっちスノー
「まさかこの世界にこんなオシャレなもんが出来るとは思わんかったよ」
サンカイ
「まぁな...俺もあっちこっちで建築の依頼も来て、ようやく金にも余裕出来たんだよ」
たくっちスノー
「ああそりゃおめでとうございます、で、何に使うんです?」
サンカイ
「はぁ?おめぇ考えたことあるか?土器作ったことない奴が粘土渡されて作れるか?」
たくっちスノー
「金の使い方を知らんと」
サンカイ
「ああ、王族の親族だから自由に使えねぇしなぁ」
たくっちスノー
「ふーん、まぁ人生楽なことばかりじゃないですよ...ところでリクヤ見てない?」
レンティル
「今ちょっと探しているのですが...」
サンカイ
「リクヤ?いや、俺の所には来ねぇなぁ」
サンカイ
「ま、俺もあっちこっち飛び回ってるからな...ばったり出会ったらお前に言っておくわ」
たくっちスノー
「ありがとう...親友も親父も見てないとなるとちょっと不安だが...」
レンティル
「...お次はどこへ?」
たくっちスノー
「ソラミに会いに行くよ」
サンカイ
「あの人にか...兵とか大丈夫かよ?」
たくっちスノー
「そ、そこはなんとかします...」
レンティル
「では、失礼します」
サンカイ
「え?お代は?」
たくっちスノー
「ごめん、この世界のお金持ってないんだ!」
サンカイ
「ま、いいか」
...
金の語り部
「そしてたくっちスノー達は遂に王城へとたどり着く」
たくっちスノー
「城は兵士が厳重だから裏から行くよ」
レンティル
「大丈夫なんですか?」
たくっちスノー
「リクヤは通るときはここを使ってって言ってた」
レンティル
「公認...になるのですかね...?」
金の語り部
「そしてたくっちスノー達は王城にあるリクヤの部屋へと向かっていき...」
...
たくっちスノー
「ここでリクヤの痕跡を徹底的に探し出すんだ!」
レンティル
「はい、何か情報が見つかると良いですが」
金の語り部
「たくっちスノーとレンティルは部屋を調べ、リクヤの行動を予測した...」
レンティル
「きょ、局長!こちらに来てください」
たくっちスノー
「どうしたの!?」
金の語り部
「レンティルの呼び声でたくっちスノーはベッドへと向かう」
金の語り部
「そこには痩せこけた少女の姿が...」
たくっちスノー
「...ソラミ!?」