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*160*
詩伍郎
「!?」
たくっちスノー
「はぁ‥‥‥‥!!?」
街は破壊された後のようになっていた、いや正確には‥‥‥‥
詩伍郎
「事務所や会社がぶっ壊されている‥‥‥‥!?」
たくっちスノー
「人間じゃなくて建物を襲ってるわけか‥‥‥‥」
梨子
「酷い‥‥‥‥」
ミコト
「‥‥‥‥フォルテはどこだ?」
ウォズ
「‥‥‥‥なんて事だ」
たくっちスノー
「‥‥‥‥あっ!!見っけたぞ!!」
ミコト
「何!?」
雄吾は居た、屋根の上に旗を指して、CDを燃やして‥‥‥
袋にお札を詰め込んで
雄吾
「‥‥‥‥‥‥‥」
詩伍郎
「雄吾!」
雄吾
「おじさん」
たくっちスノー
「‥‥‥‥改めて、俺たちの目的を言うぞ、衣真雄吾」
たくっちスノー
「破滅を食い止めること、そう‥‥‥‥あんたみたいなのを止めることだ」
たくっちスノー
「が、本来俺たちは手を出しちゃならねぇんだ、だからこの世界に解決させる」
雄吾
「‥‥‥‥‥‥だから、あいつを仮面ライダーにしたわけか」
たくっちスノー
「何度も言うが俺たちはこの人を選んで与えたわけじゃねぇ、ヒーローの素質がこの人にはあった、それだけだ」
雄吾
「‥‥‥‥‥‥‥随分余計なことをしてくれたね」
雄吾
「この音楽時代はとっても素晴らしいのに」
ミコト
「お前自身が作ったのなら、そうなんだろう」
ミコト
「最初から‥‥‥自分の為だけに動いていたのなら!!」
ミコト
「お前のせいで沢山の人間が苦しめられた!絶対に許さん!」
雄吾
「‥‥‥‥なんで分からないんだ?フォルテニウムと、フォルテシステムと、素敵なものの素晴らしさが」
雄吾
「フォルテニウムが作りフォルテシステムで鳴らす天才的な音楽は、世界に革新をもたらす」
雄吾
「そして、それ相応の利益を得る‥‥‥当然のことだよ?」
たくっちスノー
「国民に100万円払わせることが利益か?」
たくっちスノー
「いくら音楽でも宝くじみてーな金払わせるんじゃねぇよ」
ミコト
「‥‥‥昔の音を消そうとしたのは、クラシックしか作れないという欠点を誤魔化すためか?」
雄吾
「いいや?」
雄吾
「クラクションとかカエルの鳴き声は、タダだから」
雄吾
「無料で聴けるものがあったら有料のものは手を出してくれないじゃないか」