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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*10*

警察は一足先に怪物を包囲し、メロディガンで牽制していた

今回の敵は全身に針が飛び出しており、左肩には巨大な歯のような物が刺さっていた

スパイラルノイザー
「キュイイイイインンンッ!!!」


「うげっ、ドリル…………僕歯医者嫌いなんだよなぁ、痛いし」

「そんなこと言ってる場合か!メロディガン構え!」

「撃てーー!!」

ポロローン ポロローン
まるでハープを弾いているような静かで美しい音色が、怪物を襲うが………相変わらず効いている様子がない


スパイラルノイザー
「キュイイイイインンンッ!!!」


スパイラルノイザーの触手のように細いドリルが警備隊のバリケードをこじ開け、一気に飛び出してくる


「ま、まずい!!包囲網破られます!!」





「そこまでだ!」


…………と、そんな時、先程の少年が飛び出す
………フォルテドライバーを構えて


「………だ、誰だ!?昨日の少年と違うぞ!?」

「下がれ!」


「今日は俺がヒーローをやる番だ!」

【フォルテドライバ〜♪】

【ソ・ファ・レ〜】


「よし、変し………」

【カーーン!!】

男がミニピアノをフォルテドライバーに差し込むが、某喉自慢の鐘の音が鳴り、弾き飛ばされる

【もう一度お願いします】


「………あれ?」

【ド・ラ・シ〜♪】

【カーン!!】

【もう一度お願いします】


「なんで変身できない!?」

スパイラルノイザー
「キュイイイイインンンッ!!!」


「ああああああああぁぁぁ!!!!」


スパイラルノイザーの細長いドリルが男の手を貫き、男は悶えながら暴れ回る



「痛い!!痛い助けて!!」



雄吾
「何やっているんだ!!」


「ああああああああぁぁぁ!!!血が出ているよぉ!!助けてええええ!!!」



雄吾
「…………何も出来ない僕を許してくれ!」

「何やってるんだ、早くこっちに!」


【レ・ミ・ファ〜】

【Kamen Rider】

雄吾
「変身!」

【レッツ レコード!】

【シンフォニー・イン・フォルテッシモ!】

【仮面ライダーフォルテ!】



フォルテ
「今より奏でるは、悪しき音への鎮魂歌!仮面ライダーフォルテ!!」


スパイラルノイザー
「キュイイイイインンンッ!!!」

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