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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*40*

詩伍郎
「雄吾、大丈夫か!?」

詩伍郎
「今日、遂にアンノイズの怪物による怪我人が現れたって言うから心配したぞ!?」

雄吾
「うん、何とかなったよ」

雄吾
「これもカルマさんが格闘術を教えてくれたおかげだ、ありがとう」

カルマ
「………礼には及びません」

詩伍郎
「でもこれから不安になっていくなぁ、また危ないヤツが現れて、もし雄吾が怪我でもしたら」

カルマ
「日本は戦力を大きく失うことになります」

詩伍郎
「いやそういうことじゃなくってさぁ!」

詩伍郎
「ヒーローとして皆を守っているのは誇らしい事なんだけど、叔父としては五体満足でいて欲しいんだ!」

雄吾
「おじさん………心配しすぎだよ」

雄吾
「ちゃんとケガしないように戦っているから」

カルマ
「人間相手ではそうもいきませんよ」

雄吾
「え?」

カルマ
「私は坊っちゃまと鍛錬する際、貴方の動きから腕の骨を折ることも可能でした」

カルマ
「大いなる力には大いなる責任が伴う、という言葉を知っていますか?」

カルマ
「お節介かもしれませんが坊っちゃまはもう少し、戦うことに慎重になるべきです」

雄吾
「僕が慎重じゃないの?」

カルマ
「少なくとも、戦う時は。」

詩伍郎
「………まぁまぁ、また君が教えてあげればいい事じゃないか」

カルマ
「そのつもりです」

雄吾
「また1万円払うの?」

カルマ
「1週間で1万です」

雄吾
「…………はぁ」

詩伍郎
「そういえば雄吾、あのベルトに関してだがな」

雄吾
「なにか分かったの?」

詩伍郎
「ああ、路上ライブの客に聞いてみたところそのチラシは大手アイドルが所属する芸能事務所が出していたんだ」

雄吾
「アイドル事務所?それでベルトは?」

詩伍郎
「開発中で手元にありません、だって………まぁ結局名を騙った詐欺か何かだったわけだな」

雄吾
「そっか」

カルマ
「……………」

………

黒き預言者
「遂に怪我人が出始めたようだ」

T
「まずいよねコレ………そろそろ洒落にならない自体になってきたよ」

T
「このままじゃ殺人さえ可能な怪人が産まれるかもしれない、こうなったら」

黒き預言者
「………どうするつもりだい?」


T
「………賭けに出る!」

【終曲】

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