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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*30*

詩伍郎
「あっ!!雄吾が!!」

詩伍郎はニュースで仮面ライダーフォルテとノイザーの戦いを見ていた。

カルマ
「雄吾坊っちゃまなんて居ないではありませんか」

詩伍郎
「え、知らないの?ほらコレ‥‥‥このヒーローが雄吾!」

カルマ
「これが?」

詩伍郎
「今や雄吾は日本の音楽を守る唯一のヒーローとして有名なんだぞ‥‥‥だからこそ」


詩伍郎
「俺は帰ってきた後に疲れた体を癒してやらないとなんないのに、この有様じゃな」

詩伍郎
「だからさカルマさん」

詩伍郎
「金はいくらでも払うから、帰ってきたら雄吾の疲れをとってやってほしい」

カルマ
「いくらでも払いますか?」

詩伍郎
「当たり前だ、あの子は命懸けで世界の為に戦ってるんだもの」

カルマ
「‥‥‥‥世界の為ですか、あの坊っちゃまが」


カルマ
「‥‥‥‥道理で」
‥‥‥

フォルテ
「はっ!!とりゃっ!!」

フロッグノイザー
「ゲコッ!!」

フロッグノイザーは高く飛び上がり、フォルテを撹乱する

フォルテ
「ちょこまかと‥‥‥こうなったら音で止める!」

フォルテ
【ド・レ・ミ・ド~♪】

フォルテは肩から音を出し、フロッグノイザーを包み込む‥‥‥ 童謡のようなメロディだ
包み込まれた音は圧力となりフロッグノイザーを締め付ける

フォルテ
「これでもう動けない!!」

フォルテ
「これで終わりだっ!!」

【パートフィナーレ!!】

フロッグノイザー
「ゲコオオオぉぉぉぉ!!」

フロッグノイザーは大きく蹴飛ばされ、爆発する

フォルテ
「………よし」

フォルテ
(手応えがなかった………あの仮面ノイザーというやつと戦ったせいか)

フォルテ
(いや、これでいいんだ、これで)

フォルテ
(仮面ノイザーのことはまた政府に相談して、僕はアレを倒してればそれでいいんだ………ん?)

フォルテの近くで警察官が話をしていた

警察官
「またアンノイズの怪物か………」

警察官
「ココ最近多いですよね、ほんと」

フォルテ
(確かに多い、毎日一体のペースで来ている………大変だ)


警察官
「なぁ、聞いたか」

警察官
「何が?」


警察官
「日本政府が、近いうちにフォルテのシステムをアップデートするそうだ」

フォルテ
「!」

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