完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~

*29*

学校内にて


「雄吾~、金貸してよ」

雄吾
「絶対やだ」


「いいだろ別にさぁ、すぐ返すし千円ぐらいだからさ」

雄吾
「今財布がすっからかのんになるかもしれないんだ」


「え、なんでよ、無駄使いするような性格に見えないのに 」

雄吾
「いや、最近メイドを雇ったんだ………それで」


「ふーん、どんな人?」

雄吾
「カルマート・アレグレットって人、知ってる?」


「いや、名前じゃなくて中身よ中身」

雄吾
「中身?すごく便利だけど、いちいちお金を要求するのがちょっとね」


「まぁそいつだってボランティアで来てるわけじゃないしさ」

雄吾
「カルマさんと同じことを‥‥‥」


「お前、それでずっと落ち込んでたのか」


「金がかかるとはいえ、その人はお前を思って尽くしてくれるんだからさ、払った分の感謝は受け取るべきじゃないか」

雄吾
「金貸してもらおうとしたやつに言われてもなぁ」


「それは言わないでくれよぉ!」


雄吾
「‥‥‥‥はぁ、父さんもとんでもない人を持ってきたなぁ」


「で、千円」

雄吾
「今万札10枚しかない!」


「‥‥‥‥‥充分金、あんじゃねぇか!!」

‥‥‥

【臨時ニュースをお伝えします】

【アンノイズによる怪物が現れました】

雄吾
(怪物‥‥‥あの男、バリウスは来ていないか)



「またやりに行くのか?」

雄吾
「僕以外でアンノイズに勝てる人いないからね」


「そう言ってられるのも今のうちだぞ」

雄吾
「え?」


「技術は進歩してるし、お前以外にも仮面ライダーが出てきたりしてな」

雄吾
「なんだって!?」


「案外お前を超えるやつが現れて‥‥‥‥」


雄吾
「‥‥‥!!」



「あ、ちょっと‥‥‥‥意外と負けず嫌いなんだな、あいつ」


‥‥‥

フロッグノイザー
「ゲロゲロゲロゲロゲロ!!!」


雄吾
「いた‥‥‥アンノイズの怪物!」



雄吾
「変身!!」


【仮面ライダーフォルテ!】


フォルテ
「うおおおおおおおお!!」バコォ

フロッグノイザー
「ゲコォ」

フォルテ
「たとえ勝てなくても雑音は僕が払う!」

28 < 29 > 30