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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*31*

雄吾
「ただいま~」

カルマ
「おかえりなさいませ、雄吾坊っちゃま」

雄吾
「代金はまた後で払うから寝かせて」

カルマ
「いえ、代金の支払い方法を変更しました」

雄吾
「え?」



カルマ
「坊っちゃまが仮面ライダーとして怪人を倒した際、政府から褒美として100万円が振り込まれています」

詩伍郎
「ひゃ、100万!?」

カルマ
「その分から支払うという形で、これからメイドとして務めさせていただきます」

雄吾
「…………」

カルマ
「そんな顔をなさらずに、これは貴方の為でもあります」

カルマ
「そう、貴方が優秀な音楽家として大成するには優秀な世話係が必要なのです」

雄吾
「おじさんはどうなの?」

詩伍郎
「…………んー、お前に任せるよ、お前のためのメイドだろ?」

雄吾
「そうか………うん、分かったよ」

カルマ
「これからよろしくお願いします」ペコリ

カルマ
「それと詩伍郎様、私は坊っちゃまの為のメイドです、貴方の方まで考えは回りませんので」

詩伍郎
「いいよ、自分のことくらい自分で出来る」

詩伍郎
「雄吾をよろしく頼む」

カルマ
「分かりました」

雄吾
「………はぁ、まさかこんなことになるとは」

詩伍郎
「いいじゃないか!なんか家族が増えたみたいでさ!」

雄吾
「………家族、そうかな」

詩伍郎
「…………それに、お前も女性と接したり、甘えたりしたいだろ」

詩伍郎
「愛弓は………本当にいい子だった、だが」

雄吾
「いいよおじさん」

雄吾
「別に僕、母さんのことは気にしてないから」

詩伍郎
「………え、ああ、そうか」

カルマ
「では坊っちゃま、夕食の準備に取り掛かります」

詩伍郎
「俺もカップ麺取ってこよっと」

詩伍郎とカルマは台所に向かっていく………


雄吾
「………フォルテのアップデートか、仮面ノイザーの事はその後でいいや」

雄吾
「これからどうしよう………」


…………

T
「………本来とは違う歴史?」

黒き預言者
「その通り、この世界は間違ってる部分がある、私はそれを止めに来たのだよ」

T
「間違ってる部分って?」

黒き預言者
「それはまだ分からない………まだ、物語を進めてみようじゃないか」

終曲

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