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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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【第47曲】
「0パーセントのオーケストラ」


カルマ
「詩伍郎様…………大丈夫でしょうか」

たくっちスノー
「なあに、母さんもついてるしあの人は強いんだ、大丈夫」

たくっちスノー
「…………それに、俺たちが衣真雄吾を早めに潰しておけば問題ないんだ」


たくっちスノー
「…………反応はあと少し!」

ミコト
「…………この下か!!」

たくっちスノー達は隠し階段を見つけ、上へ上へと登っていく…………


……………


嵐原
「あっ、いた!!」


梨子
「…………!!」

雄吾
「…………も、もう、来ただと………なんで、僕とフォルテシステム以外の全てのフォルテニウムをハイノイザーに変えたのに」


カルマ
「…………あの人が、1人で止めに行きました」

雄吾
「そっか」

雄吾
「だったら、何をすればいいか…………もう分かっている」

たくっちスノー
「ふざけんな、世界を良くするつもりもねぇのに勝手に時空書き換えやがって」

雄吾
「………良くしているよ?」

たくっちスノー
「………お前にだけ良い世界なんて認めねぇ!」

雄吾
「何が悪いんだ!このフォルテシステムさえあれば………世界は音楽によってより良いものに変わる!」

雄吾
「音楽さえあれば世界は発展する………そして、メロディさえあれば!世界は救われるんだ!」

たくっちスノー
「救われる………?」


梨子
「………………貴方はそうやって、ウソを演じてきたのですか?」

梨子
「フォルテとしての活躍は、全てその為に?」

雄吾
「それは別に悪いことじゃないだろ?アンノイズが勝手に怪物を襲って、勝手に邪魔をした、僕はそれを倒した、それだけだ」

雄吾
「………………仮面ライダーだって、ただ正義の存在じゃない、僕は何が悪い?」

たくっちスノー
「…………まー、確かに金のために生きる奴もいる、悪の仮面ライダーだっている」


たくっちスノー
「…………しかし、お前は世界を守る為の仮面ライダーという立場で考えると…………あまりにも、不純すぎる」

たくっちスノー
「自分のお金のことしか考えない奴は………世界を導き子供の道徳となる資格はねぇ!!」

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