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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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*102*

だが一方、ビルドの世界も...!!


メイドウィン
「.......!!」カタカタカタカタカタ

幻徳
「な、なんて計算速度だ...!!スーパーコンピューターを遥かに凌ぐスピードだ!!」

戦兎
「たくっちスノーの奴が最高完璧っていうのも、分からなくもないな...」

メイドウィン
「...あ、幻徳さん、なんか暇だったので西都や北都のテレビチャンネルをジャックしたんですけど見る?」

幻徳
「お前、化け物か...!?敵に回したくない人材だ」

アプリ子
「え、えっとぉ...つまりどういうことですかぁ?」

七海
「いわゆるチートキャラだね」

ズァーク
「ああ、それも中々見れないタイプのな」

メイドウィン
「...おい!西都の放送を見ろ!!」

幻徳
「どうした...?こ、これは!!」

戦兎
「何...えっ」

戦兎は、パソコンから流れる西都の放送を見て、固まった

戦兎
「理解できない...ありえない...ワケがわからないぞ!!!」


そこには....


ハードスマッシュ
「ウォー!!」「ウオオオオ!!」「グオオオオ!!」「フォー!!」

幻徳
「スマッシュの...大群だと...!?」

メイドウィン
「それもただのスマッシュじゃない...こいつら全員ハードスマッシュだ!!」


...

「やぁ、中々上手くいってるみたいだな」

「ええ...エンコードが思ったより早く終わったみたい」

「そりゃ、有能社員が頑張ってくれてるからな...具現化エンコードに必要なのは計算速度...だろ?」

「ええ、プロバイダーの三割を貴方で言う【ハードスマッシュ】に回しました」

「プロバイダー達はどうにか細工して西都側の人間として扱うようにされている、不備などない」

「パンドラボックスのエネルギーもどんどん渡すから、そちらもどんどんエンコしてくれよ?」

「...具現化エンコードはまだ実用化には程遠い存在、あまり期待はなさらないでください」

「おお、ごめんごめん...」

「それはそうと、良いですか?シキの様子を見てくれません?」

「シキのぉ?どうして?」

「あの子の反応が薄くなっている」

「ここにある管理人達は...皆、私の子供のようなもの、それはシキも例外ではありません」

「よく言うよ、ここのやつらは管理人を利用してるにすぎないってのに....お、おい冗談だって!ビッグママはちゃんと管理人を思ってることはよく分かってるから!」

「分かった、分かったよ...どうせあいつがオイタしてるんだろ...んじゃあな!!」

...

「スタークさん、ただいま戻りました!」

「おうお帰り、どうだった?」

「言いにくいんだが、ぼろ敗けで...」

「まぁいいさ、今回は見逃してやる...ああ、俺はちょっと用事があるから北都の事頼んだぞ」

「おう!北都は俺たちとカシラが守る!」

「ああ...期待してるぜ?」


【次回予告】

翔太郎
「いずれ暴走したフィリップも、俺達を追ってここに来るだろう...」

幻徳
「白い仮面ライダーを包囲せよ!!」

「翔太郎...助けてくれ翔太郎!!!」

メイドウィン
「ハードスマッシュの大群、ファウスト、そしてフィリップか...敵だらけじゃないか」

マツヤマα-NEXT
「ヒャハハハ!!おもしれぇ...おもしれぇよォ!!」


マツヤマα-NEXT
「うおおおおおおお!!!」

ファング
「ウアアアアアアア!!」

翔太郎
「誰かあいつを止めてくれぇ!!!」

次回、第十五話
【本能VS暴走】

「玩具の世界の管理人ドーラ、今ここで君の帽子を返上する」

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