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*105*
戦兎
「天才物理学者の桐生戦兎は東都を守るため今日も戦っている!」
戦兎
「本格的に進行してきたのは、北都のハードスマッシュ三人、その名も北都三馬鹿!」
赤羽
「三羽烏だ!!」
青羽
「俺たちはハードスマッシュに変身し、仮面ライダーと激戦を繰り広げるも敗北!」
黄羽
「だけど北都は挫けないよ、何故なら他にも新兵器があるから!」
たくっちスノー
「そして一方自分達は、記憶を失い幼児化したメル達の元に傷だらけの翔太郎とシキ、そして...ファングメモリで暴走したフィリップが現れる!!」
たくっちスノー
「第十五話始まるよ!!」
...
第十五話
【本能VS暴走】
メイドウィン
「なんだよ、このハードスマッシュの大群は...」
アンジー
「あれって確かあのときのヤツだよねー、それを作れるのって確か~」
幻徳
「ファウストか...ありえなくもないが、こんな短い時間でどうやってここまでのスマッシュを...」
戦兎
「...実は、ファウストはある組織と手を組んでいます、その名は【NPG機関】」
幻徳
「NPG機関...聞いたことある、なんでも無から有を作り出すほどの技術があるとか」
ルリ
「そ、そんな技術が...」
幻徳
「しかしNPG機関は噂だけで、それがどこにあるのか、どのような組織なのかは誰にも分かってはいない...」
美空
「...今は、万丈達が帰ってくるのを待つしかないわ」
たくっちスノー
「黒影!!ちょっと治療してくれ!!」
メイドウィン
「たくっちスノー、さっきはごめ...その傷は何だ!!?」
ネメシア
「話は後です!シキさんは救急箱でもどうにもなりません!」
幻徳
「おい、俺だ...重症の怪我人が近くにいる、すぐに来い!!」
...
シキが救急車に乗せられた後、万丈達は帰ってきた
龍我
「お、おい!救急車のサイレンを聞いて急いで戻ってきたが...大丈夫か!?」
翔太郎
「ああ...シキ、無事でいてくれよ...」
七夜
「な、なぁ享楽のおっさん!向こうで何があったんだよ!!」
享楽
「白い仮面ライダーに襲われたんじゃ、ワシが一発ぶちこんでどうにか逃げてきたが...アレは?」
翔太郎
「....名付けるとするなら、仮面ライダーファング」
幻徳
「ファング...」
翔太郎
「たくっちスノーは俺たちの変身をよく知っているはずだ」
たくっちスノー
「ああ...翔太郎とフィリップは、互いにメモリを刺すことで仮面ライダーになれるが、ロストドライバーというベルトを使えば一人でも変身できる....けど」
翔太郎
「メモリの1つ...ファングメモリは獣の噛み砕く強さと凶暴性が記録されている...だからフィリップは間違いなく暴走するだろうって使うのを恐れていた事があった」
翔太郎
「実際俺は前にも暴走しそうになったフィリップをこの目でみている」
幻徳
「つまり、そのフィリップとやらの嫌な予感が的中してしまった訳か」
たくっちスノー
「ファングメモリは危険すぎるから翔太郎で抑えないとコントロール出来ないはずなのに....なんで...?」
メイドウィン
「本人が恐れるほどのメモリを付けているなら...誰かに無理矢理付けられたって事か?」
翔太郎
「一体誰がフィリップを...」
そんな時、幻徳に多数の兵士達の報告が送られてくる
「こちらA-5部隊!北都の仮面ライダーによって六割が負傷!」「こちらD-3部隊!ガーディアンが全滅しました!」「こちらB-2部隊!北都の仮面ライダーが進撃中...うああああ!!(ザーザーザー...)」
ネメシア
「北都にも仮面ライダーが!?」
幻徳
「被害は甚大のようだな...」
たくっちスノー
「ネメシアとアプリ子、ラミス様は負傷した兵士の治療、七夜と松山と享楽さんは北都の仮面ライダーを止めてくれ!」
ネメシア
「はい!」
アプリ子
「や、やってみますぅ...」
ラミス
「行ってくるお父さん!」
メイドウィン
「ああ、気を付けろよ!」