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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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*108*

グリス
「な、なんだ...急にパワーアップしやがった、お前ただの人間じゃねぇな!?」

翔太郎
「...俺は、風の世界....風都とその仲間を守る者、左翔太郎!」

翔太郎
「風の世界の管理人だ!!」

翔太郎の背後に管理人特有のオーラが浮き出る、翔太郎の背後に佇むは伝承のような【風神】

ファング
「ショウタロウ.....」

翔太郎
「フィリップ....今助けてやるからな!!」

【ジャスティスブロー】

翔太郎
「ううおおおおおおお!!!!」

...パキッ!!!

翔太郎の鉄拳が、ロストドライバーとファングメモリを粉々に打ち砕いた!!

ファング
「ウ、グ、ウオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


ファングは大きな叫び声を挙げた後...変身が解け、ゆっくりと膝をついた


ネメシア
「....ファング、再起不能になりました」

幻徳
【了解、ネメシア、アプリコット、ラミスは兵士を連れ退却せよ】

ネメシア
「ラジャー!」


翔太郎
「...さて、次はお前か。」

グリス
「...チッ、冗談じゃねぇ、今回は引き上げる!」

【ディスチャージボトル!潰れな~い!】

グリスはゼリー状の消しゴムを出し、姿を消した

龍我
「ハァ、ハァ...仮面ライダーグリス、撤退...」

幻徳
【深追いはするな、直ちに帰還せよ】

翔太郎はボロボロになったフィリップを抱え歩き出す

フィリップ
「...翔太郎、その、すまなかった...色々と」

翔太郎
「いいさ...お前が無事でよかった...」

フィリップ
「でも、ドライバーが...」

翔太郎
「気にすんなって、メモリはかろうじて無事だ」

フィリップ
「翔太郎....」





「助けてくれてありがとう。」


.....


幻徳
「早速だがミスター・フィリップ、君をあんな恐ろしい姿にした奴は何者だ?」

フィリップ
「赤い色をした、コブラのマークの...」

戦兎
「スターク...」

七夜
「そのブラッドスタークって野郎はいまどこに居やがるんだ?」

幻徳
「我々東都がどれだけ探っても見つからない以上、北都か西都にいるだろうが...」

戦兎
「どちらにスタークが付いているか、そこが気になるな」

ルリ
「ハードスマッシュの大群からして西都ではありませんか?」

享楽
「いや実はなァ、ワシらが対峙したグリスっちゅう仮面ライダーは万丈と同じベルトつけとったんじゃぁ」

幻徳
「スクラッシュドライバーは現状我々とファウストしか知り得ない秘密の技術...そんなものを作れるの者といったらそれこそスタークだけ」

美空
「どちらも怪しい...ってワケね」

翔太郎
「一体どちらにスタークがいるのか...」

シキ
「ここにメルが居るって聞いたんだけど」

フィリップ
「...!?し、シキ!?君もう治ったの!?」

シキ
「あんた、私達管理人がオーバーソウルすれば傷が癒えること忘れてない?」

翔太郎
「そういえば俺もなんかピンピンしてるな...怪我して間もないはずなのに」

メル
「...お姉さんだれ?」

シキ
「...うわぁ、記憶喪失って本当だったんだ」

たくっちスノー
「えっ...誰からそれを!?」

シキ
「怪盗の世界の管理人から....」

たくっちスノー
「海東からァ!!?」


.....

「玩具の世界管理人ドーラ、今ここで君の帽子を返還する」

「ここは...ああ、ボクの世界か」

「君の帽子はお宝としての価値は無かったからね...返すよ」

「なにその理由...まあいいか、ボクもそろそろ帽子取りに精を出さないと...」

「それなんだけど、このままだと上手くいかないと思うよ」

「え?」

「すぐに分かるさ、僕についてくれば...」


「...ねぇ、キミは何者なんだい?ボクは仮にもトップテンだ、そんなボクを不意打ちとはいえ一撃で倒したキミは...」

「そうだな...僕は通りすがりの仮面ライダーだ」

「何それ、答えになってないよ」

「答えになるよ...だって」




「君もディエンドになるんだから」

【次回予告】

海東
「付いた、ここが東都、またの名を【ビルドの世界】だ」

ドーラ
「ここで一体何を?」

シキ
「えっ、あんたドーラの帽子返還したの」

メル
「だれ?」

ドーラ
「シキ!?それにメルも...何故トップテンがこんなに...」

海東
「ちょっと色々あったんだよ、色々...」

次回、第十六話
【三人のトップテンと二人のディエンド】


『カメンライド...ディエンド!』

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