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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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戦兎
「天才物理学者の桐生戦兎は、東都を守るために仮面ライダービルドとして戦っている!」

海東
「通りすがりの仮面ライダー、海東大樹はビルドのお宝パンドラボックスを手に入れる為仮面ライダーディエンドとして戦っている」

戦兎
「ちょ、あんた!勝手にあらすじに入ってくるなよ!」

海東
「今回僕は君達と接触するため、トップテンの一人ドーラを元に戻し東都に向かう」

ドーラ
「死んだと思った?生き返ったよ」

海東
「あ、先に言っておくけどこれ以上は扱いきれないからジャニス、ナタリー、ラヴィは登場しない...と言っておくよ」

ドーラ
「彼女達も一応主人公なんだけどね...」

海東
「主人公勢が三人集まってる時点で変だけどね...それじゃあ第十六話始まるよ」

戦兎
「乗っ取られたまま始まった!?」

...

第十六話
【三人のトップテンと二人のディエンド】

東都が大騒ぎになってる中、北都では...

赤羽
「最後の一個頂きぃ!」

黄羽
「あ!それ僕が食べようと思ってた団子だよ!」

青羽
「ていうかお前、もう三個は食ってんじゃねぇか!」

やや大きな屋敷で、北都三羽烏がちょっとした喧嘩をしていた

赤羽
「早い者勝ちだよ!」

黄羽
「僕の団子返せ!」

青羽
「ていうか俺も食いたいんだよ!!」

赤羽
「おっ、やるか?」

青羽
「何を!?」

「おい、やめろ!」

赤羽青羽黄羽
「「「あっ、カシラ!!」」」

猿渡
「...ったく、こんな事で喧嘩するなよ」

この男、猿渡一海(さわたりかずみ)、北都三羽烏をまとめる頭にして、仮面ライダーグリスの変身者。

黄羽
「で、でも!赤ちゃんが三個も団子食べたんだもん!」

赤羽
「だってこんなに旨いんだぜ!?」

猿渡
「ハァ...やれやれ、俺の分もやるからそれ食えよ」

青羽
「だ、だけどカシラ...」

猿渡
「気にすんじゃねぇっての、いいから食え」

猿渡
「腹いっぱいになったら...すぐに東都に向かうからな」

赤羽
「ムグムグ...ん、じゃあそろそろやるんですかい?」

猿渡
「ああ...さっきは邪魔が入ったが、今度こそ奴等をぶちのめす!」

猿渡
「今度はお前達も付いてこい...次こそは勝つぞ!!」

赤羽青羽黄羽
「「「オッス!!!」」」


話を戻し、東都は...

シキの登場に驚く間もなく、海東が変わった帽子を付けた女性を連れて現れる

海東
「...そういうことだよ、時空監理局」

メイドウィン
「海東!」

海東
「どうやら帽子世界の本当のお宝を集めるには、君達やトップテンの力が....

かなちゃん
「突撃ー!!!」

海東
「!?」

海東を見つけるや否や大明神は指示をして手錠を持って追いかけるが、海東は階段を飛び越しどうにか避ける

海東
「せっかく助言しに来たのに酷くないかい」

かなちゃん
「貴方、時空犯罪者って事忘れてませんか?」

たくっちスノー
「お前の事だからドサクサ紛れにパンドラボックスを盗もうとか考えてたんだろ....」

ドーラ
「どうやら筒抜けだったみたいだね」

海東
「もちろん上手く行くとは思ってなかったさ...」

シキ
「ドーラ!?あんた、死んだんじゃなかったの!?」

ドーラ
「ああ、海東に帽子を奪われたけど、返還してくれたおかげでね」

龍我
「ドーラって確か....」

戦兎
「前に帽子を取られたとかいう奴だな」

ドーラ
「改めて、ボクの名はドーラ、玩具の世界の管理人にしてトップテンの一人だ」

幻徳
「トップテン...?管理人...?さっきから何の話をしているんだ」

たくっちスノー
「後で説明します...」

ドーラ
「海東の話を聞かせたいところだけど、こっちも気になることが大量にあるんだよね...特に」

メル
「....?」

メルは興味深そうにドーラを見ている

ドーラ
「記憶喪失になったっていうメルの事を」

メル
「...お姉ちゃんだれ?」

ドーラ
「...お姉ちゃんかぁ、あの子にもこう呼んでもらいたかったなぁ」

シキ
「ちょっとドーラ?」

ドーラ
「ああ、ゴメンゴメン、それで今の状況って?」

戦兎
「つまりな...」

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