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＊133＊
ビルド
「負けてたまるか！ネメシア、たくっちスノー、そっちは任せた！」
『海賊！電車！ベストマッチ！』
『Are you ready？』
ビルド
「ビルドアップ！」
『定刻の反逆者...カイゾクレッシャー！！イエーイ！』
ビルド
「フルボトルの扱いなら、俺が上だ！」
『快速列車...急行列車...特急列車....海賊列車、発車！！』
錨型の弓から発射される電車弾をグリスは右腕で弾く
スタッグハザードスマッシュ
「フン！技術は上でも、ハザードレベルは俺達やカシラの方が上だ！！」
グリス
(万丈にぶっちぎられちまったけどな...)
ビルド
「格の違いを見せてやる！とりゃあああ！」
「そこまでです」
瞬く間にゴルドドライブが二人を制する
オウルハザードスマッシュ
「あ、カシラこいつっすよ！」
ビルド
「ビッグママ...」
ゴルドドライブ
「退きなさい、私は誰かを殺めるためにこの姿になっているのではないのです」
グリス
「お前が西都の兵器か...悪いが、そういうわけにはいかねぇな。」
グリス
「これは【戦争】なんだ！！！」
ゴルドドライブ
「....説得は出来ませんか、なら！」
ゴルドドライブはグリスの正拳を受けとめ、そのまま走り去っていく
キャッスルハザードスマッシュ
「カシラを無理矢理ここから追い出すつもりか！！」
スタッグハザードスマッシュ
「させるかよぉ！！」
ハザードスマッシュ三体が総攻撃を仕掛け追いかけるが、全く追い付かない...ビルドは慌ててフルボトルを取り替える
ビルド
「待て！ビッグママ！遠くには行くな！」
『恐竜！F1！ベストマッチ！』
『Are you ready？』
ビルド
「ビルドアップ！」
『音速の帝王！F1ザウルス！イエーイ！！』
ビルド
「そっちが車なら、こっちはF1カーだ！！」ﾋﾞｭｩｩｩﾝｯ!!
ビルドはゴルドドライブより更に早いスピードで回り込み、恐竜の口で二人を引っ張り返す
グリス
「いててててて！！おい、乱暴に扱うんじゃねぇ！！」
ゴルドドライブ
「....くっ！！何故、分からないの？」
ビルド
「勘違いするな！ビッグママにも猿渡にも死んでもらいたくないだけだ！」
グリス
「ふざけているのかビルド！俺たちは殺し合いを...！！」
ビルド
「だーかーらー、殺し合いする必要なんてないだろう」
ビルドが話していると、幻徳から通信が入る
幻徳
【待て、お前突然何を...】
ビルド
「だってフルボトルは今、ダブっちゃうほどあるんだから」
幻徳
【なっ...！！！】
グリス
「そりゃそうだけど、俺達の狙いはパンドラボックス...」
ビルド
「ビッグママ、あんたとしてはパンドラボックスにはどうでもいいんだよな？」
ゴルドドライブ
「ええ...」
ビルド
「それなら俺たちはあんたを狙わない、西都のフルボトルさえくれるというのなら」
ゴルドドライブ
「お好きにどうぞ」
幻徳
【何を言っている！例えお前が興味なくとも、西都政府はそれを許さないぞ！】
ビルド
「もう、説得できそうなんだから黙っててよ」
グリス
「....」
キャッスルハザードスマッシュ
「か、カシラ...？」
....
享楽
「ここがNPG機関の中けぇ」
「な、誰だ貴様ら！！どうやってここに！！」
機関の中で迷彩服を来た男達が享楽達に銃を向ける
享楽
「あー、そうやろなぁとは思っとったわ」
【ランチャーアーム】
【ガトリングアーム】
享楽
「丸ごともってけぇ！！！」
享楽は両腕の重火器をぶっぱなす
「ぐわああああああ！！」
オルガ
「相変わらず豪快なんですから...あれ、享楽さん！メルさんですよ！」
享楽
「え？...マジやん」
近くにうろうろしているメルの姿があった
享楽は慌てて腕を元に戻す
享楽
「よ！元気にしとぅたか？」
メル
「...おじさん、この間の」
ラミス
「こんなところで何してるの？お母さんは？」
メル
「まだ帰ってこない...」
アプリ子
「恐らくですけどぉ...戦兎さんを止めるためにぃ」
ラミス
「もう、こんな小さい子を一人にするなんて、誰かに狙われたらどうするの...」
享楽
「...！ホンマになぁ！！」
ラミス
「きゃっ！ちょっと何を...」(ダァーン！！)
【ショルダーシールド】
享楽がラミスを押した後に大きな発砲音が響く、享楽は肩から大きな盾を形成し縦断を防ぐ
享楽
「フーッ、防御系の装備もあって助かったわい」
ラミス
「い、今のメルを狙って...？」
オルガ
「誰だ！！」
「あー、なんだよテメェら、せっかくそいつをバラバラに出来たと思ったのによ...」
享楽
「...き、貴様！！」
松山
「よぉ！！組長の面忘れてねぇだろうな！？」
ラミス
「松山！？どうして！？」
松山
「へっ！こっちのメイドウィンの方が好き勝手出来るからなぁ！！」
松山は大きなライフルをリロードする、その隙に享楽はセルメダルを入れ、オルガはカードを取り出す
享楽
「お前ら！その子供を連れて逃げるんやぁ！！こいつはワシらがぶっとばしたる！！」
オルガ
「はい...いきましょう！」
【DORAGO RIDE バハムート！】
【バース・デイ・トゥーユー！】
松山
「テメェらじゃ俺には勝てねーよ！！ヒャヒャヒャヒャ！！」