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*145*
戦兎
「天才物理学者の桐生戦兎は、NPG機関、及びファウストを倒すために西都に向かっている!」
メイドウィン
「前回、俺たちは帽子世界の真実をビッグママの口から知るも、グローバル・ファウストのスーパーコンビに襲われる。」
メイドウィン
「どうにか奴等二人を完全に倒したが、こちらのフィフティ・シリーズを全部破壊されてしまった!」
龍我
「そしてどういうワケかローグまで同行して...仮面ライダー、管理人、そしてメイドウィンの最後の戦いが始まろうとしていた!」
幻徳
「そんなわけで今後ともご贔屓に」
龍我
「なんでファウスト倒すためにファウストと協力しなきゃならねぇんだ!」
メイドウィン
「まぁまぁ気にしたら負けよ!」
たくっちスノー
「ざくアクZの恨みだ!松山をボッコボコにしてやる...」
かなちゃん
「別の世界線の恨みをここで吐き出さないの!」
たくっちスノー
「....さぁ、二十一話始まるよ!」
...
第二十一話
【愛は負けない】
猿渡
「お前は...ビルド...」
龍我
「おい、猿渡!!しっかりしろ...!!」
猿渡
「万丈...俺は、とんでもないことをしてしまった...」
龍我
「気にすんな、お前や三羽烏の分まで俺がファウストをぶっ潰してやるからよ!!」
ビッグママ
「そこまでです、ファウスト、あの子達を発電機になんてさせません。」
パイレーツハードスマッシュ
「ビッグママ...やはりこの事を全部知らせていたか」
ビルド
「延命装置から発電機に変えてしまうなんて...そんな科学の使い方は間違っている!!」
ブラッドスターク
「間違っちゃいない!さっき聞いてだろう?具現化エンコードが実用化されれば資源問題が解決されるし、死んだ人間も生き返るんだ!」
ビルド
「だがその為に罪のない人間が犠牲になるなんておかしいだろ!?」
『代わりなんていくらでも産み出せる』
名無しの怪物がふらつきながら歩いてくる
メイドウィン
「未来の俺...いや、こう言った方が正しいか...別世界の俺!」
名無しの怪物
『お前にこうやって言葉で話すのは初めてだな...』
名無しの怪物
『ここで暴れられても困るし、こっちに来なよ皆』
....
地下の奥深く、名無しの怪物は大きなコンピューターの後ろで立っている
名無しの怪物
『さて、とうとうここまで来たんだね、俺から見て別世界の時空監理局の牙組。』
マツヤマα-NEXT
「なぁ、長話はいいから殺そうぜ?」
名無しの怪物
『ダメだよ、ラスボスは長話が定番だ』
マツヤマα-NEXT
「それもそうかい....」
メル
「お前の目的は既に万丈の野郎から聞いている...具現化エンコードとマガイモノの力を利用して黒影剣を完璧に生き返らせようってんだろ?」
名無しの怪物
『そうだね...だけど、具現化エンコードには膨大な時間が掛かるらしいんだ、小さいフルボトルはデータが送られたからすぐ沢山作れたらしいけど、人間は一人だけしか作れてないらしい』
幻徳
「まさか、あの時のフルボトルのデータ研究は....」
メル
「それも聞かされてなかったのかよ!」
石動
「幻徳は素直だから中々動かしやすかったよ、フルボトルを全部集めて?邪魔なフィフティ・シリーズも回収して?その上パンドラボックスまで持ってきてくれるんだから」
名無しの怪物
『どうしても開かれたソレが必要だったからね』
石動
「この地下、奥には『帽子世界』を管理する大きなスーパーコンピューターがある、だが人間の脳だと出来ることや寿命に限界があるだろ?...そこで、急激にエネルギーを倍近くまで跳ね上げるアイテムを用意することにした」
ビルド
「....それがパンドラボックスなのか?」
石動
「正解!こいつを帽子世界に入れてやれば...間違いなく具現化エンコードは実用化出来るほどの物になるぜ?」
ビルド
「まだパンドラボックスがどのような物か分かっていないのに....!!!」
名無しの怪物
『ナイトローグ、フルボトルとパンドラパネル、そしてボックスは揃っている...早くこっちに』
幻徳
「了解...」
幻徳はパンドラボックスの全ての面にパネルをはめて、怪物の元に近づいていく
ビルド
「....おい、ローグ!!」
幻徳
「俺はあくまでファウスト側の人間だ...」
名無しの怪物
『そうだよ...それでいいよ、ナイトローグ』
幻徳
「だがお前は違う」
名無しの怪物
『えっ?』
幻徳
「ウォラッ!!」
幻徳は右手に隠し持っていたフルボトルを握り怪物に殴りかかった!
名無しの怪物
『グゲッ...!!』
名無しの怪物はその一撃で顔半分が吹き飛ぶ
幻徳
「フルボトルのエネルギーは振れば振るほど膨れ上がる...腕の中で振って殴れば少なくともスマッシュはひとたまりもないだろうな....」
龍我
「ろ、ローグ...お前...」
幻徳
「そうだ、俺はファウストの幹部、ナイトローグ...ファウストの維持、そして目的のためならどんな恐ろしい計画にも荷担する」
幻徳
「だが....ファウストでもない部外者に協力する気など無い!」
『バット!エンジン!ベストマッチ!』
名無しの怪物
『ローグ...オマエ...モ...モウイラナイ!!』
『Are you ready?』
幻徳
「変身。」
『暗黒の機動!バットエンジン!イエーイ!』
ダークビルド
「さぁ、実験を始めようか」
ビルド
「あっ、それ俺の台詞!」