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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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マツヤマα-NEXT
「オルァ!!」

メイドウィン
「はっ!」

マツヤマのヒレをメイドウィンは鯨包丁で軽くいなす

マツヤマα-NEXT
「やっぱテメェはつええなぁ...メイドウィン!!」

メイドウィン
「好きで強くなったわけじゃないけどな!」

マツヤマα-NEXT
「なんだよ...なんでこうなっちまったんだ!?2014年の頃を思い出してみろよ!」

メイドウィン
「....」

マツヤマα-NEXT
「あの時はよ!!ただ思いのままに書きなぐり!!次から次へと話を流し!!作者達と戯れて来たじゃねぇか!!楽しかっただろ!!それでいいだろ!?」

メイドウィン
「松山、それじゃダメだって気付いたんだ」

メイドウィン
「俺は妄想を書くんじゃない、物語を書かないといけない...お前の絵空事じゃ、喜ぶ人は少ないんだ」

マツヤマα-NEXT
「...なんで?なんでだよ...!!」

メイドウィン
「ありのままに書き、投げ出し、そして新しいものが作られる...俺達の時代と世界線はそれの繰り返しだった」

メイドウィン
「中途半端で雑な物しか作れなかった俺だけど...ようやく分かった、そして実感した!」

メイドウィンはマツヤマを壁際まで追い込む

メイドウィン
「こうやって最後まで書き続ければ!本当に書きたかったエンディングへとたどり着けるんだってな!」

マツヤマα-NEXT
「な、なぁもういいだろ.....もういいだろ!!新しい話を作っちまえよ!!もうタイトルが40本ぐらい浮かんでるんだろ?こんな話より、それ書けよ...な?時間は有限なんだぞ...?」

たくっちスノー
「時空監理局ならではの説得だなぁ...それを聞くと昔を振り替える感じしてくるよ」

メイドウィン
「友達のお前でもそれは聞けないな松山、お前の優遇伝説も終わりの時だ」

メイドウィン
「さよなら、マガイモノ!」

マツヤマα-NEXT
「メェェェェェドウィィィィィィン!!!!」

メイドウィンは包丁でベルトごと乱切りにする

メイドウィン
「今だ、万丈!!」

クローズレイジング
「よし!!」

『ready go!レイジングフィニッシュ!!』

クローズレイジング
「オラオラオラオラオラ!!」

クローズレイジングは高速ジャブで乱切りになった松山の束を正確に燃やしていく!!

マ ツ ヤ マ
「グワアアアアアア!!!ナンデ!?ナンデオレガマケルンダ!?」

マ ツ ヤ
「メイドウィンニイチバンアイサレテイルオレガ!?」

マ ツ
「アリエナイ...アリエナイ....!!


「....アリ...エ...

マツヤマは、完全に燃え尽きた

メイドウィン
「あばよ...理由もなく好きだった、俺の親友。」

...

帽子世界は、フルボトルをはめ込むのに悪戦苦闘していた、何しろ正しい組み合わせ、ベストマッチでしか反応しないのだ

ダークビルド
「お前たち、まだか!?」

メル
「うっせぇな!組み合わせが全然分からねぇんだよ!」

ダークビルド
「くっ...これだから天才の考えることは!代われ!お前達がアレ何とかしろ!」

メル
「ああ!やってやろうじゃねぇかよ!?」

メル達は立ち上がり、ダークビルドとダブルにフルボトルを投げ渡す


パイレーツハードスマッシュ
「さぁ...来い!」

ドーラ
「トップテンの力を見せて上げるよ、ジャコウ!」

ダブル
「なぁフィリップ、お前から見てヘリコプターと相性がいい組み合わせって何だと思う?」『難しい質問だね...』

ダークビルド
「組み合わせは後12個か...まぁよくやった方だな」

シキ
「大体が勘だけどね」

ビッグママ
「...氷室さん、間もなく全ての管理人とアバターがここに集まります」

ダークビルド
「ご協力感謝します...」


ダブル
「あー...なんかわけわかんねぇ!テレビ...テレビと合うのは....」


ドーラ
「うりゃっ!」

ダブルが頭を悩ませていると、誰かが肩を叩く

「ん?何やってるんだ?」
「ん、おい...これってボトル...パンドラボックス!?」
「すごーい!なんで全部揃ってるの!?」

ダブル
「お前達は....!」

赤羽
「おう!」

シキ
「三羽烏、あんた達もアバターになってたの」

青羽
「だから三馬鹿...あれ?さっきので合ってる?」

ダブル
「助かった!これ、入れるの手伝ってくれない?」

黄羽
「そりゃ手伝うけど...今僕らカシラ探してるんだけど知らない?」

ダークビルド
「後で会える...」

赤羽
「よーし任せろ!これはこのボトル、ソレはあのボトル、こいつはこのボトルだ!!」

黄羽
「青ちゃん、そっちのボトル取って!」

青羽
「はいよ!」

三羽烏は手際よくフルボトルをはめていく...

ダークビルド
「凄い早さだ...」

赤羽
「おう、カシラに度々教えられたからな!」

そして...遂にパンドラボックスのパネルに、60本全てのフルボトルが入った!

ダークビルド
「遂にパンドラボックスが開かれる....!!」

ビッグママ
「全ての管理人、アバター集束、ワープジェムの指定先完了、」

メル
「準備万端と言うわけか!」

ダークビルド
「パンドラボックスよ、開け!!」

その声に答えるかのように、パンドラボックスは目映い光を放ち、東都へ繋ぐ大穴をあける

ビッグママ
「具現化エンコードを開始します。」

...

現実世界は、スタークチャージがビルドを押していた

スタークチャージ
「ほらよっ!」

ビルド
「うわっ!...くっ、やっぱりハザードレベルに差がありすぎる!」

スタークチャージ
「ハハハ!おい見ろ!エネルギーが尋常じゃないスピードで増えていくぞ!!」

ビルド
「ローグの奴、何を考えて....!!」

名無しの怪物
『凄い!これでつるぎちゃんが生き返るんだね!さぁ、早く具現化エンコードして!』

スタークチャージ
「慌てんなって...こいつらを殺した後でもいいだろ!?」

ビルド
「...くっ!!」

名無しの怪物
『ねぇ、そっちこそいつでも殺れるだろう?いいからぁ...』

スタークチャージ
「...ったく黒影様はワガママなんだから、じゃあこいつら頼みますヨット」

スタークチャージはため息を吐きながらコンピューターを操作する....が、動きが止まる

スタークチャージ
「んん?....おーい、黒影様ぁ」

名無しの怪物
『何!?いいからはやく!!』

スタークチャージ
「エネルギーが上がるどころか、むしろ急激に下がり始めた」

名無しの怪物
『え.....ええええ!?なんで!?どうして!?』


ダークビルド
「ハハハハハハ...最高の仕返しをしてやったのさ」

スタークチャージ
「幻徳!お前何を....」

ダークビルド
「もうあの中に管理人はいない...いや、強いていうならまだトップテンが三人いるが、殆どは東都にやった」

たくっちスノー
「....もしかして全部具現化エンコードしちゃったのか!?この短時間で!?」

ダークビルド
「ああ、流石パンドラボックス...未知のアイテムは仕事が早くて助かる」

スタークチャージ
「...それがどうしたァ!!全員いなくなっても、まだ世界自体は残っている!!」

ダークビルド
「フッ、それはどうかな....ククク」

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