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*42*
かなちゃん
「なるほど、そちらの事情は大体わかりました」
ルリ
「局長二人居ませんけどどうしましょうか」
かなちゃん
「桐生戦兎さんも居るなら、そちらに電話すれば良いだけですね」
ルリ
「あの人携帯とか持ってないんですか?」
かなちゃん
「たくっちスノーさんもメイドウィンさんも普段スマホを持ち歩かない人ですからね...もしもし?たくっちスノーさんに変わってくれませんか?」
たくっちスノー
『お電話変わって局長ですが?』
かなちゃん
「何してんですか貴方、もうファウスト居ないみたいですから早く帰って来て下さいよ」
たくっちスノー
『こんなことがありましてだな』
かなちゃん
「ほんと貴方ってトラブルメーカーですね」
たくっちスノー
『否定できない...すぐ帽子回収してちゃちゃっと帰るから待ってて!』
かなちゃん
「いえ、どうやら既にファウストが発見されたと...」
たくっちスノー
『じゃあ、ルリとズァーク!あとアンジーに向かわせろって言っといて!じゃあ!』
かなちゃん
「...はぁ」
松山
「何て?」
かなちゃん
「ルリさんとズァークさん、後アンジーさんで向かえですって」
ルリ
「了解しました、二人とも行きましょう」
アンジー
「おっけー」
松山
「しかし、二人がいねぇからどんな世界かも分からねぇな」
享楽
「あ~、相手の情報を調べてくる役とか重宝したわぁ、やっぱ無くてはならない存在じゃけぇ」
......
クローズ
「うおおおおお!!」
【ドラゴニックフィニッシュ!】
ビルド
「よし、もう結構蹴散らしたと思うが...今価値観どれくらい?」
たくっちスノー
「12%くらいかなぁ」
メル
「一万くらいか...まぁこの人数ならどうとでもなるだろ」
ネメシア
「一人の相手にこの数って卑怯では...?」
メル
「手段は選べねぇんだ」
メイドウィン
「もうすぐ列車の一番前だな」
クローズ
「この先に管理人がいるんだな?よーし、すぐにぶっ倒してやる!」
たくっちスノー
「だが、相手は管理人...いわばメイドウィンを相手にするようなものだ、相当手強いぞ」
ネメシア
「そんなにですか?」
たくっちスノー
「メイドウィンによって強弱のブレは多少あるけど、一応神さまだからね」
メイドウィン
「神さま同士の戦争に首突っ込んでるのか、俺ら...」
ビルド
「....行くぞ!」
ビルドは車掌室の扉を開ける...そこにはメカニカルな光景と...かんざしを付けた女性が操縦ボタンを押したりしていた
ビルド達は、時の世界の管理人『シキ』だとすぐに分かった
クローズ
(帽子っていうかアレかんざしじゃね?)
たくっちスノー
(アレも一応帽子扱いだよ...)
シキ
「メル、何の用?」
メル
「決まってんだろ、お前の帽子を頂きに来たのさ」
シキ
「そうか、数多くのデコイが倒されているからそうだろうと思ったが...今はそれどころじゃない」
メル
「はぁ?」
シキ
「近くでユグドラシルとは違う列車が横切ったのを見たのでな、追い払おうとしている」
メル
「お前なぁ...」
シキ
「大きく右折するから足元に注意しろ」
ギュイイイイン!!!
たくっちスノー
「うおっと!」
クローズ
「あっぶね!」
ネメシア
「その列車って、一体...」
シキ
「窓から見れるだろうから、見てみたら?」
たくっちスノー
「お、おう!」
たくっちスノーとビルドは前の座席に戻り、窓を開けて横切る列車を確認する...
それは、前から線路がどんどん生えていく、赤色の新幹線.....たくっちスノーはこの乗り物に見に覚えがあった
たくっちスノー
「これ、デンライナーじゃねーか...」
ビルド
「デンライナー?」
たくっちスノー
「こいつみたいに時を渡る電車だよ、過去と未来を越える事が可能な....つーかなんでここに」
メイドウィン
「むっちゃぐるぐるしてる」
たくっちスノー
「しゃーないからハンドサインで呼び寄せるか...」
...
「先輩、どうやらハンドサインで何かを伝えようとしてますよ」
「えーと何々?...『タイマンでやり合いたいから直接来い?』上等だこの野郎!」
※全然違います
「あ、まってよ!」
「いいから変身するぞ!」
【チュルルルルリリチュルルルルリリ】
『sword form』
「デデッデッデー♪デデデ♪」
「とうっ!」
仮面ライダーはデンライナーからユグドラシルの上へと飛び移る
たくっちスノー
「上に乗ってきたみたいだ」
シキ
「ふーん...」
たくっちスノー
「1度あんたには会ってみたかったよ、仮面ライダー電王。」
ソード電王
「俺...参上!」