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シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
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*20*


「寝かすってどうやって?」

海斗
「ちょ、ちょっと!!雪さんは俺の………」

陸人
「え?殴って気絶させりゃ自然と眠りにつくだろ?」

リクヤ
「うーん、これは脳筋!」


「ま、待って待って待って!!暴力反対!」

陸人
「大丈夫だ!すぐ楽になるからな!」


「お、お助けー!!」

と、その時ノックの音が

「この辺りに不審者を見なかったか」


「…………もう来たか!」

海斗
「どうする?陸人」

陸人
「さっきのやつもう一度出して」


「え?分かった、パッチワーク・ブレイブキャラバン!」

【ジカンデスピア!カマシスギ!】

陸人
「これで扉ごとぶちぬーく!!」


「やめろォ!!戦兎ぉ!!」

海斗
「戦兎って誰だよ!!」

リクヤ
「これだからオラオラ系は!!」


「オラオラ系っていうか無駄無駄ァ!!系だよやってることが」

空姫
「あれ、この声は………」

リクヤ
「えっ、知り合い?」


「リクヤ!メイドウィンブラストだ!!」

リクヤ
「え、ここで!?」

リクヤ達は目の前に穴を作り、蓋をはめて土の中へと隠れる


「あっ、空いてるなコレ」

空姫
「兄様!」

「お前か………こんなところで何をしている」

空姫
「引っ張られて行きました」

「さっき、男の声が聞こえたがどこにいった?」

空姫
「下」

「下、そうか下か………」


…………


「ねぇこれ咄嗟に言ったけど大丈夫かな」

陸人
「へーきへーき!こんな時代にここまで穴を掘る技術はな………」

ゴゴゴゴゴゴゴ

主水
「………」


「いやあの、忍法には土遁の術っていうのがあってね」

リクヤ
「もぐれるんかーい!!」

………


主水
「まさか、地中に入る技術を持っていたとはな」

空姫
「やはり貴方達も忍者でしたか!」

海斗
「今は忍者になれないんだよなぁ………(シノビのヒーローソウル持ってないし)」


「もう終わりだァ!(レ)」

「そうか、見つかったか………ついでに空(クー)も」

主水
「扇様」

空姫
「大爺様!」


「………うわ、あの人は」


「………なるほど、誰かに似てると思ったが、やはり空か」

主水
「え?………言われてみれば、似てる」

空姫
「あ、こちらの方は大爺様、扇心算(おうぎつもり)様です」

陸人
「あの爺さんが偉い奴だったのかよ………」


「この人槍ぶつけようとしました計画犯です」

陸人
「仲間を売るなお前ー!元はと言えばお前が槍を作ったからー!」

海斗
「シャラップ」


陸人
「すみません………」

扇と主水の前で、リクヤは警戒する


リクヤ
(とんでもないやつと鉢合わせしたな、俺、ニンジャなんて相手にしたことないぞ、勝てるのか………?)

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