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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*60*
空姫
「はああああっ!!」
空姫
「くっ、ふううう」
空姫
「……………うっ、うううう!!」
空姫は来る日も来る日も忍術の練習をした
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D
【これは一体なんだ】
D
【異変、異変、異変、緊急事態、緊急事態、緊急事態、変異、変異、変異】
D
【肉体組織の細胞の一つ一つが極限まで乱れ始めている】
D
【わからない、わからない、なんだ。これは】
D
【からだ かるいかるい ちぇるちぇる、るー】
D
【ぼく は けもの じゃないよ】
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そして、真夜中
(チュドオオオオオンッ!!)
リクヤ
「!?」
雪
「なんだ!?」
突如爆発音が響き渡り、皆が起きる
柚葉
「…………」
………柚葉を除いて
陸人
「なんか爆発したな」
海斗
「一体何が起こったんだ!?」
エボルト
「ハッハッハッハッハ!!!見てみろよ、たくっちスノー!お前らが探し望んでたものがあそこにあるぞ!」
エボルトは大笑いしながら外を見る
海斗
「探し望んでいたもの…………まさか!!」
雪
「柚葉さん起きて!!………ダメだ、全然ビクともしねぇ!」
陸人
「俺たちで行くしかねぇ!」
エボルト
「俺もついでについてくわ」
…………
雪
「なっ!!」
海斗
「…………!!」
エボルト
「ほう?」
空姫
「えっ……えっ……?」
海斗達は、信じられないような目で今の光景を見る
そこには…………ずっと、探していた、どこにいるかとずっと考えていた
Dの姿が、そこにあった
海斗
「D………!!」
雪
「なんでここに!?なんで………空姫さんの所に!?」
D
【あんぎゃあああああおえう!!】
陸人
「なんか…………様子が変じゃねぇか?」
リクヤ
「元々実態が掴めないやつではあったが、確かに変だ、なんというか……知性が無い感じだ」
エボルト
「ああ、なるほどな」
雪
「分かるの?」
エボルト
「なんでDは見つからなかったか、何故誰にも悟られずに、気付かれずにいたか」
エボルト
「その答えは…………【最初からそこにいた】んだ」