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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*59*
雪
「扇様に呼ばれるまでの間、僕らも待機しよう、とりあえず忍法でも覚える?」
海斗
「まだ覚えるんですか」
雪
「ふふふ、後々の作品で使えるかなーと思って」
リクヤ
「そういえば空姫は?」
「はああっ……………!!」
雪
「!?」
海斗
「何、今の声!?」
リクヤ
「なんか寒気が!!」
陸人
「幻聴だしっかりしろ!今回ソラミフィルターはセーフだから!」
海斗
「今のは空姫の声!」
雪
「行ってみよう!!」
………
空姫
「んっ、ふぅ、はぁ、はぁ………」
雪は空姫達を影から見守る
雪
「何やってるんだ?」
陸人
「忍術の練習だろ?ちょっと行ってみるか?」
海斗
「邪魔しちゃ悪いだろ、水は用意しておこう」
エボルト
「おーい!!なずぇ見てるんディス!!」
海斗
「おい!!」
空姫
「………えっ、皆さん!?」
………
陸人
「キルバスの説明は終わったのか?」
エボルト
「ああ、話が早いやつで助かる」
リクヤ
「で、空姫は何してるの?」
空姫
「えーと、これです、封印忍法」
エボルト
「魔〇波!!!」
雪
「ぐわあああああああ!!」
海斗
「あの人見てるとどんな敵でも味方と錯覚してしまいそうだよ」
リクヤ
「伊達にシャドー・メイドウィン・黒影の息子名乗ってないよね」
陸人
「で、その封印ナントカって死ぬかもしれないっていうあれ系?」
空姫
「まぁそうですね」
陸人
「よくもまぁサラッと」
空姫
「だって、だってお兄様や大爺様はそういうの、出来ますし、あのお医者さんも、橙さんもみんな命を賭けて忍者やってます」
空姫
「明日死ぬかもしれない世界で、頑張って生きてるんです」
空姫
「でも、私はまだ分身の術しか使えない」
陸人
「大丈夫大丈夫、分身の術も満足に出来ない忍者だっていたから」
雪
「いや、多分その忍者上位互換である影分身の術覚えた奴だよね?」
陸人
「ちょっと黙ってて」
雪
「ごめん」
陸人
「なるほど、じゃあ俺達行くか」
海斗
「え、いいの!?」
陸人
「あまり関わっちゃこいつのためにもなんないっしょ、遠く行って離れて、1人にさせることも大事なんだよ」
………
雪
「なんというか、精神年齢で負けた気がする」
リクヤ
「いつもバカっぽいことしてるけど、彼が1番大人びてるかもしれないな………」