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作者： ロストメイドウィン＆彩都 （総ページ数： 152ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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＊130＊
雪はメルに連れてった先で病院のベッドに寝かされる
雪
「なにこれ」
メル
「手術代だ」
雪
「はあ！！？なんで！！？あの、僕今体人間なんだよ！？」
メル
「バカ言ってんじゃねーよお前～！！それどころじゃねぇんだ！命が散ってもいいのか！？」
雪
「‥‥‥‥もしかして、結構やばい状況？ 」
メル
「やっと気付いたか！ちょっと腹割くから気をつけろよ」
雪
「えっ、ちょっと待ってせめて麻酔を！！」
ﾁｭｲｲｲｲﾝ
ｷﾞｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ
‥‥‥‥
雪
「死ぬかと思った」
メル
「あんな痛がると思わなかった」
雪
「今、僕に痛みあるんだから」
メル
「それ早く言えよ！ったく、このままマガイモノの肉体であんな状態だったらどうなってたか」
雪
「え？一体どう言う」
メル
「全部片付いたら説明してやるよ」
メル
「どうせお前、メル様に行けって言うんだろ？管理人にも言い触らしといたしフィリップにも説明した」
メル
「メイドウィン共に関しては心配はいらん、しっかり忠告しておいた」
メル
「‥‥‥たく、お前は毎度毎度ろくでもないやつに喧嘩売るな」
雪
「‥‥ごめん、メル姉」
メル
「死んだら承知しねぇぞ」
‥‥‥
雪
「‥‥‥順調に仲間が集まってきている」
雪
「だけど、もし皆がDに‥‥‥」
「暗い顔をしているな」
雪
「あっ‥‥‥今日は、色んな人とよく会うなぁ」
幻徳
「移動手段として最適だからな」
雪
「‥‥‥‥そうだ、ビルドプロジェクトに関してですが」
幻徳
「地球外生命体エボルトの兄」
雪
「！」
幻徳
「資料によるとそれを制したのはエボルトと同じ遺伝子を埋め込まれた万丈龍我のみ」
幻徳
「その情報とお前が助けを求めていると言ったら、奴は迷うことなく了諾した」
雪
「万丈‥‥‥」
幻徳
「桐生戦兎もDとの戦いに備え新たなアイテムを製造している、猿渡一海がそれを使うとのことだ」
幻徳
「俺も新東都首相として全力を尽くす」
雪
「‥‥‥‥ありがとう、氷室さん」
幻徳
「時空の様々な人間が、お前に対してその言葉を言いたがっているさ」