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シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
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*90*

【第12巻】
「乱れの始まり」

5人が山に籠って早くも1週間がたった

宅地雪は空を眺めていた


「リクヤ、分かるかい?」

リクヤ
「ああ、分かる‥‥‥‥空が乱れている」



「世界が歪み始めているんだ」

リクヤ
「無理もない、1度に大人数の人間が死んだんだ、運命や未来だって歪むさ」


「このままじゃまずいことになる‥‥‥‥‥」

リクヤ
「最悪この世界が滅ぶかもしれないな」


「うん‥‥‥僕が時空監理局だったらその時点で手詰まりだ、Dを止められなくなる」

リクヤ
「‥‥‥‥急いだ方が良さそうだな、どう?強くなれたか?」


「多少マシになった程度‥‥‥僕ってメイドウィンブラストの才能ないのかなぁ」

リクヤ
「せめてお前はマガイモノ奥義が使えたらな‥‥‥」


「ほんとだよ、海斗君はグランドジオウの力を使えるようになってきたし、陸人君もエボルトと軽く小話するくらい扱えるようになった」

リクヤ
「空姫はどうだ?」



「合計30個の忍法を覚えた」

リクヤ
「成果を出てないのは俺たち2人だけか‥‥‥ビッグゴールドからヒントを貰って、あと少しって所まで行ったが‥‥‥‥」


「さすがに大人である僕らが遅れてるのはまずいよね」

リクヤ
「お前生後数ヶ月だろ」


「そうでした‥‥‥あっそうだ、僕の成長を貴方にも見てもらいたい」



「ゼットセイバー!!」サクッ

リクヤ
「え、どこが変わったの?」


「え、えっとね‥‥‥‥ビーム兵器を作れるように‥‥‥なったんだ」

リクヤ
「ビーム兵器かぁ‥‥‥それってガンダムが持ってるようなやつ?」


「う、うん‥‥‥一応母さんがコレを作ってるところは見たことないから、進化してるんだとは思うけど‥‥‥‥」

リクヤ
「なんかこう、違うんだよな」


「うん、Dを倒せそうな武器ってなんだろう」

リクヤ
「そうだ、あの巨大マガイモノの素材でもあるあの腕は?」


「インフィニティ・ガントレットは無理だよ!規模が大きすぎる!」


「ていうか、あれ石がないとあんまり強くないよ!石は武器じゃないし!」

リクヤ
「そうか‥‥難儀だなぁ」

陸人
「おい、大変だおまえら!」


陸人
「あそこで女が倒れてる!!」

リクヤ
「なんだって!?」

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