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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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【第12巻】
「乱れの始まり」
5人が山に籠って早くも1週間がたった
宅地雪は空を眺めていた
雪
「リクヤ、分かるかい?」
リクヤ
「ああ、分かる‥‥‥‥空が乱れている」
雪
「世界が歪み始めているんだ」
リクヤ
「無理もない、1度に大人数の人間が死んだんだ、運命や未来だって歪むさ」
雪
「このままじゃまずいことになる‥‥‥‥‥」
リクヤ
「最悪この世界が滅ぶかもしれないな」
雪
「うん‥‥‥僕が時空監理局だったらその時点で手詰まりだ、Dを止められなくなる」
リクヤ
「‥‥‥‥急いだ方が良さそうだな、どう?強くなれたか?」
雪
「多少マシになった程度‥‥‥僕ってメイドウィンブラストの才能ないのかなぁ」
リクヤ
「せめてお前はマガイモノ奥義が使えたらな‥‥‥」
雪
「ほんとだよ、海斗君はグランドジオウの力を使えるようになってきたし、陸人君もエボルトと軽く小話するくらい扱えるようになった」
リクヤ
「空姫はどうだ?」
雪
「合計30個の忍法を覚えた」
リクヤ
「成果を出てないのは俺たち2人だけか‥‥‥ビッグゴールドからヒントを貰って、あと少しって所まで行ったが‥‥‥‥」
雪
「さすがに大人である僕らが遅れてるのはまずいよね」
リクヤ
「お前生後数ヶ月だろ」
雪
「そうでした‥‥‥あっそうだ、僕の成長を貴方にも見てもらいたい」
雪
「ゼットセイバー!!」サクッ
リクヤ
「え、どこが変わったの?」
雪
「え、えっとね‥‥‥‥ビーム兵器を作れるように‥‥‥なったんだ」
リクヤ
「ビーム兵器かぁ‥‥‥それってガンダムが持ってるようなやつ?」
雪
「う、うん‥‥‥一応母さんがコレを作ってるところは見たことないから、進化してるんだとは思うけど‥‥‥‥」
リクヤ
「なんかこう、違うんだよな」
雪
「うん、Dを倒せそうな武器ってなんだろう」
リクヤ
「そうだ、あの巨大マガイモノの素材でもあるあの腕は?」
雪
「インフィニティ・ガントレットは無理だよ!規模が大きすぎる!」
雪
「ていうか、あれ石がないとあんまり強くないよ!石は武器じゃないし!」
リクヤ
「そうか‥‥難儀だなぁ」
陸人
「おい、大変だおまえら!」
陸人
「あそこで女が倒れてる!!」
リクヤ
「なんだって!?」