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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*22*
【第4巻】
『忍務、覚えていますか』
扇と主水達と対面して数分後
扇
「反省しているなら、まあ良しとしよう」
主水
「しかし………」
空姫
「大爺様が良いと言っているのならそれでいいのでは?怪我はしていませんし」
主水
「………」
陸人
「よし、なんとか許されたな」
リクヤ
「海斗君と雪さんが土下座して謝らなかったらどうなってたか」
海斗
「あのねぇ………雪さんのほうは『ごめんなさい!!ごめんなさい!!』って必死だったんだよ?むっちゃ泣いてたし」
雪
「死ぬがどおもっだぁ………」ズビー
海斗
「あーよしよし、大丈夫だから」
雪
「ふゆうううう………」
空姫
「本当に子供みたい………」
陸人
「なんて情けないマガイモノの王だ」
リクヤ
「他のメイドウィンには見せられないな………」
海斗
「陸人も!ゴリ押しはいいけど荒々しい行為は程々にね!」
陸人
「ほーい」
………
扇
「ところで空、あんなところで何をしていたんだ?」
陸人
「そうだぞ、あそこは猛獣も居て危険だっただろ」
空姫
「キノコを回収してました、晩御飯に使いたかったので」
主水
「キノコって………呑気な奴だ」
リクヤ
「へー、こんな植物あるんだ、俺の国にはなかったな」
扇
「………次からは1人で向かわぬように」
空姫
「すみません」
扇
「まあ無事ならいい、お前に忍務の話があってな」
空姫
「私に忍務ですか?」
扇
「嫌か?」
空姫
「いえ、ずっと待っていたくらいです」
扇
「覆井城の者から指令だ、城の姫君である空姫(うつほひめ)の護衛を一日だけ行って欲しいとの事だ」
空姫
「姫の………」
海斗
「えっ、それって………」
雪
「めちゃくちゃ重要な任務じゃないですか………そういうのって、そこの主水さんみたいなのがやるべきでは?」
主水
「俺もそう思うがその日には別の忍務があってな、それに扇様が空姫にやれと言っているんだ、何か考えがある」
陸人
「でもさー、忍者がすげーのは分かるけど、1人で大丈夫なのか?」
扇
「誰も1人とは言っていない」
リクヤ
「あ、ですよねー」
扇
「お前たち4人が空の護衛をするんだ」
海斗
「えっ!?」