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シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
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*4*

※この欄はプロットを見て自分が書き間違えていた箇所を直した修正版です
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【第一巻】
『忍物語』


「…………!」

雪は気が付くと見知らぬ世界に降り立っていた


「…………ここはどこだ?分からない」


「というか、あいつが知ってそうなところに連れていくわけないよな…………」


「それはそうだ……あれ、海斗君は?」

雪は辺りを見渡すが、海斗の姿はどこにもなかった


「リクヤと陸人もいない………」


…………


「あっ、海斗君、いた………」


海斗
「止まって」


「!?」

海斗は3人を抑え、しゃがみこむ


海斗
「早速ですよ………何らかの反応があります」


「反応って……何の?」

海斗
「こちらを監視している者………みたいな?」


「へー、分かるんだ」


「それで海斗君、何が自分達を監視しているんだい?」

海斗
「さあ………そこまでは」


「………でも、なんかそれっぽい気配はないんだよな、本当に何かいるなら自分でも気付くのに」

海斗
「………D、ではないと思いたいけど」

海斗
「雪さん、調べてくれません?」


「よし、任せとけ!」


雪は指を鳴らして変形する準備を行うが………



「あれ?」

海斗
「どうしました?」


「いや、もう1回………」

雪は再度指を指を鳴らすが………なんの反応もない




「…………」


「触手が生えてこない…………」

海斗
「えっ!?」



「ちょっと試していい!?」

〜数分後〜


「腕がトゲトゲにならないし、背中から翼も生えてこない、足がロケットにならないし液体分離も出来ない、おまけに男に戻れない…………」

海斗
(本当になんでも出来るな、この人)


「最後に………頭引っ張ってくれない?」

海斗
「あ、はい」

海斗が雪の頭を引っ張るが、びくともしない



「は………外れない!!」


「自分の体……………マガイモノじゃなくなってる!!」

海斗
「あっ、よく見たら雪さん………今まで無かったはずの首がある!」


「げっ、本当だ…………ということは、ヒトになっちまったのか、僕……」

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