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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*5*
………
雪
「ノーザンクロス・ティー!」
海斗
「出ない」
雪
「ノーザンクロス・フォース!」
海斗
「出ない」
雪
「ノーザンクロス・ハッピーエンド!」
海斗
「出ない……」
雪
「………パッチワーク・ブレイブキャラバン!」
雪が何度も指を鳴らしていくと、海斗達の周囲に武器が生える
雪
「なるほど………この肉体だとマガイモノの必殺技であるマガイモノ奥義は使えず、メイドウィンの必殺技であるメイドウィンブラストはどうにか使えるみたいだ」
海斗
「でも、これは困りましたね………」
雪
「マガイモノの肉体がない自分なんて、ただの約立たずじゃないか………」
海斗
「そ、そんな凹まないで!きっと元に戻りますよ!」
雪
「うん、その時が来たら感謝を1万倍にして送るから………」
海斗
「100倍くらいでいいから…………さて、2人もそろそろ起こしましょうか」
雪
「あっ、そうだね…………あと、自分の事も説明しておかないと」
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リクヤ
「マガイモノが人間に!?」
陸人
「そんなこともあるんだな」
雪
「まぁ、むしろ逆がなかったのが不思議なくらいだけど…………」
海斗
「で、どうやって雪さんを守り抜くかなんだけど」
雪
「今の僕は何も出来ない、せいぜい武器を作る程度だ」
リクヤ
「いや、充分すごい気もしますが……」
雪
「皆いらないでしょ?使わなくても充分戦えるでしょ?」
陸人
「あっ………」
リクヤ
「なんかすみません」
雪
「いいよ別に………女性モードの時に人間になったのは不幸中の幸いだし」
海斗
「ハニートラップでも仕掛けるんですか?」
雪
「……………自分にはもう、これしかない」
リクヤ
「あの人追い詰められなくはなったけど随分やっつけになったな………」
陸人
「始まって早々アイデンティティを失ってるからなー………」
雪
「………あっ、そうだ!あれがあった!!」
海斗
「何か凄いこと出来るんですか!?」
雪
「まあ見てなよ!」
…………
「奴ら、一体何者だ?」
「………………」
「まだ動くな、様子を見るぞ」