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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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【第7巻】
「深夜大決戦」
陸人
「……………」
空姫
「……………」
雪
「眠………くない、まだ、大丈夫、大丈………」
雪
「ぐふっ」
リクヤ
「子供3人組はダメだったか」
柚葉
「がー」
リクヤ
「一緒に寝てるダメな大人もいるけど」
海斗
「リクヤさん大丈夫なんですか?」
リクヤ
「生まれた時代が時代だからな………建築作業って夜までぶっ続けとかザラだったよ」
海斗
「俺は………よく張り込みとかしてたんで………」
リクヤ
「そっちの方がキツそうだな………」
橙
「………ねぇ、聞いてもいい?」
海斗
「何か?」
橙
「貴方達って忍者じゃないって言ってたけど………一体何者なの?」
リクヤ
「何者って言われてもなぁ………返答に困るな………」
海斗
「まぁ、別の世界から来たとだけ」
橙
「別の世界?」
海斗
「ええ、なんか雪さんによると世界って沢山あるんですよ、俺、リクヤさん、エボルト、柚葉さんの世界は全く別なんです」
リクヤ
「彼はそういう類のプロなんだ、今はああなっちまったけど」
橙
「彼………えっ、彼!?」
リクヤ
「………ああ、そこからかぁ」
海斗
「雪さん、本当は男性なんですよ………」
橙
「え、ええ………!?」
エボルト
「そして俺は地球外生命体エボルトだ」
橙
「………ああ、うん、貴方はあんなの見せられて人間とか思えないし」
エボルト
「ああそうなの、まぁ乗っ取っちまえば人間のように振る舞えるんだけどな」
橙
「私はやめてね……」
エボルト
「………しかしお前ら、いつまで目ぇ開けて張り込んでるんだ?」
海斗
「こういう奴らは真夜中にやってくるんだよ」
エボルト
「ふーん、ちょっと見てくるか」
エボルトはブラックホールを使って城の外へと出ていく
海斗
(あっ、そういえばですけど)
リクヤ
(どうしたの?)
海斗
(マガフォンでもメールなら打てるって言ってたじゃないですか)
海斗
(アレ、マガイモノでもないとフニャフニャで文字打ちにくいですよね)
リクヤ
(………ああ、連絡を送るタイミングは確かここら辺か)
リクヤ
(この際文字がぐちゃぐちゃになっても伝わればいいだろ)
海斗
(でも雪さんがなぁ………この時間起きていられるか………)