完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~

*49*

【第7巻】
「深夜大決戦」
陸人
「……………」

空姫
「……………」


「眠………くない、まだ、大丈夫、大丈………」



「ぐふっ」


リクヤ
「子供3人組はダメだったか」

柚葉
「がー」

リクヤ
「一緒に寝てるダメな大人もいるけど」

海斗
「リクヤさん大丈夫なんですか?」

リクヤ
「生まれた時代が時代だからな………建築作業って夜までぶっ続けとかザラだったよ」

海斗
「俺は………よく張り込みとかしてたんで………」

リクヤ
「そっちの方がキツそうだな………」


「………ねぇ、聞いてもいい?」

海斗
「何か?」


「貴方達って忍者じゃないって言ってたけど………一体何者なの?」

リクヤ
「何者って言われてもなぁ………返答に困るな………」

海斗
「まぁ、別の世界から来たとだけ」


「別の世界?」

海斗
「ええ、なんか雪さんによると世界って沢山あるんですよ、俺、リクヤさん、エボルト、柚葉さんの世界は全く別なんです」

リクヤ
「彼はそういう類のプロなんだ、今はああなっちまったけど」


「彼………えっ、彼!?」


リクヤ
「………ああ、そこからかぁ」

海斗
「雪さん、本当は男性なんですよ………」


「え、ええ………!?」

エボルト
「そして俺は地球外生命体エボルトだ」


「………ああ、うん、貴方はあんなの見せられて人間とか思えないし」

エボルト
「ああそうなの、まぁ乗っ取っちまえば人間のように振る舞えるんだけどな」


「私はやめてね……」

エボルト
「………しかしお前ら、いつまで目ぇ開けて張り込んでるんだ?」

海斗
「こういう奴らは真夜中にやってくるんだよ」

エボルト
「ふーん、ちょっと見てくるか」

エボルトはブラックホールを使って城の外へと出ていく

海斗
(あっ、そういえばですけど)

リクヤ
(どうしたの?)

海斗
(マガフォンでもメールなら打てるって言ってたじゃないですか)

海斗
(アレ、マガイモノでもないとフニャフニャで文字打ちにくいですよね)

リクヤ
(………ああ、連絡を送るタイミングは確かここら辺か)

リクヤ
(この際文字がぐちゃぐちゃになっても伝わればいいだろ)

海斗
(でも雪さんがなぁ………この時間起きていられるか………)

48 < 49 > 50