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作者： ロストメイドウィン＆彩都 （総ページ数： 152ページ）
関連タグ： メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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＊51＊
………
海斗
「どうする？姫に知らせる？」
リクヤ
「いや、文句を言うだろうしそのままにしておこう、空姫も寝かしておくか」
陸人
「さっきの男は？」
海斗
「俺が押さえ付けといた」
エボルト
「おっ、やってるやってる！」
海斗
「……………さて、こいつに色々と聞かなきゃならないな」
「……………」
海斗
「言っとくけど、潰したのはわざとじゃないから………それは分かってほしい」
「……………」
海斗
「次、エボルト」
エボルト
「念の為聞いとくが、こいつに見覚えはあるか？」
エボルトは巻物に記したキルバスの顔を見せる、何者かは首を振る
リクヤ
「よく残せたな、そんなのに」
エボルト
「この時代で写真見せても違和感あるだろ？」
陸人
「それもそうか………じゃ、あとは専門に任せるとするか」
橙
「私のこと？」
橙
「………んじゃ、簡潔に済ませておく」
橙はうつほ姫の手紙を何者かに見せつける
橙
「これを送り付けてきたのは………貴方ね」
「……………」
柚葉
「どうだ？」
エボルト
「嘘発見器とかあるか？」
陸人
「ないよそんなの」
橙
「………なるほど、分かった」
橙
「次、こいつを送り込んできたのは貴方？」
柚葉
「ん、私の事か？」
「…………」
海斗
「それは知らなさそうだな」
柚葉
「なんかおにぎり食ってたらいつの間にか屋根に立っていたしな」
エボルト
「で、こいつをどうするつもりだ？」
橙
「………ここからは、私の仕事になる」
海斗
「俺達は何もするな………そう言いたいのですか？」
橙
「ええ、これは元々私と空ちゃんの任務だから、あまり外部にも漏らさないように」
陸人
「了解………さて、俺ももう1回寝よっと………ああー………」
リクヤ
「こいつ、すぐ眠れるよなー………呑気というかなんというか 」
柚葉
「＿………」
リクヤ
「それに関してはこの人もそうか」
海斗
「俺達も橙さんに任せて寝るとしましょう」
リクヤ
「ああ…………大丈夫かな？」
海斗
「大丈夫ですよ、ああいうことに関しては俺たちより専門ですし」
リクヤ
「そうか、それもそうだな………」
後始末を橙に任せることにしたリクヤと海斗も、そのまま眠りにつく………