完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

シノビ~空姫忍法帖~(完結)
作者: ロストメイドウィン&彩都  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~

*79*


「………陸人君、君は、何かある?」

陸人
「俺は皆みたいに不思議な力は何一つ持ってねぇ………だから、今ここでなんか使える力を覚える」

陸人
「良さそうなのはコレ」

陸人は真っ白な灰を取り出す

陸人
「エボルトの死体、つまりはブラッド星人の力だな」

海斗
「えっ、ちょっ!!?宇宙人取り込むの!?」

陸人
「SFじゃあよくあるだろ、大丈夫大丈夫、俺は惑星を破壊するような奴にはならないし」

海斗
「………うん、陸人なら大丈夫」


「………空姫さん、貴方に関してだけど」

空姫
「私………」


「もちろん貴方の体調を優先に考える、辛かったら僕らの後ろに下がってていい、逃げたっていい」

空姫
「………また、それですか」


空姫
「雪ちゃんも、陸人君も、海斗君も、リクヤさんも………戦うなら」

空姫
「大爺様の為、お兄様の為、里のみんなのため………私が生きるため!!」

空姫
「私は本気で戦います!!!」


「………よし!」

海斗
「!」

陸人
「それでこそ、だな!」


「空姫さん、君が忍法を使えなかったのはDが原因だ」


「だから、今ここで忍法覚えていけば強くなれる」

空姫
「………で、ですが、里と一緒に忍術の巻物も燃えて無くなってしまいましたよ」


「そこは………まぁ、なんとかしてみる」


「さて、肝心な僕だけど………」



「パッチワーク・ブレイブキャラバンによるアシストを行う」


「つまりは、リクヤと同じメイドウィンブラストの強化を目指したい」



「………悲しいけど、僕は人間としても戦闘力があるわけじゃない、武器に頼るしかないんだ」

海斗
「強化ってどんな風に?」


「流石に本家本元である母さんを超えることは出来ないが、強度、切れ味、形成スピード等大幅に性能を向上させる」


「………みんなで強くなろう!!」

「おう!!」

…………

海斗
「とは言うけど、まず具体的に何します?」

陸人
「ただ筋トレしただけじゃなぁ」

リクヤ
「あ、そこら辺は心配いらんと思う」


「え?どうして?」


リクヤ
「…………ほら、あれあるだろ、あれ?」


リクヤ
「なんでも入ってるゲートが、さ」

78 < 79 > 80