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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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*79*
雪
「………陸人君、君は、何かある?」
陸人
「俺は皆みたいに不思議な力は何一つ持ってねぇ………だから、今ここでなんか使える力を覚える」
陸人
「良さそうなのはコレ」
陸人は真っ白な灰を取り出す
陸人
「エボルトの死体、つまりはブラッド星人の力だな」
海斗
「えっ、ちょっ!!?宇宙人取り込むの!?」
陸人
「SFじゃあよくあるだろ、大丈夫大丈夫、俺は惑星を破壊するような奴にはならないし」
海斗
「………うん、陸人なら大丈夫」
雪
「………空姫さん、貴方に関してだけど」
空姫
「私………」
雪
「もちろん貴方の体調を優先に考える、辛かったら僕らの後ろに下がってていい、逃げたっていい」
空姫
「………また、それですか」
空姫
「雪ちゃんも、陸人君も、海斗君も、リクヤさんも………戦うなら」
空姫
「大爺様の為、お兄様の為、里のみんなのため………私が生きるため!!」
空姫
「私は本気で戦います!!!」
雪
「………よし!」
海斗
「!」
陸人
「それでこそ、だな!」
雪
「空姫さん、君が忍法を使えなかったのはDが原因だ」
雪
「だから、今ここで忍法覚えていけば強くなれる」
空姫
「………で、ですが、里と一緒に忍術の巻物も燃えて無くなってしまいましたよ」
雪
「そこは………まぁ、なんとかしてみる」
雪
「さて、肝心な僕だけど………」
雪
「パッチワーク・ブレイブキャラバンによるアシストを行う」
雪
「つまりは、リクヤと同じメイドウィンブラストの強化を目指したい」
雪
「………悲しいけど、僕は人間としても戦闘力があるわけじゃない、武器に頼るしかないんだ」
海斗
「強化ってどんな風に?」
雪
「流石に本家本元である母さんを超えることは出来ないが、強度、切れ味、形成スピード等大幅に性能を向上させる」
雪
「………みんなで強くなろう!!」
「おう!!」
…………
海斗
「とは言うけど、まず具体的に何します?」
陸人
「ただ筋トレしただけじゃなぁ」
リクヤ
「あ、そこら辺は心配いらんと思う」
雪
「え?どうして?」
リクヤ
「…………ほら、あれあるだろ、あれ?」
リクヤ
「なんでも入ってるゲートが、さ」