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作者: ロストメイドウィン&彩都 (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン オールスター 先にロスヒ、ピースフル推奨 大長編
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リクヤ
「………そうだな、俺もDと全力で戦って力の差を実感した」
リクヤ
「だが俺は皆と違って元々戦闘とかに縁がなかった、だから………メイドウィンブラストを強化するしかない」
海斗
「強化?どんな風に?」
リクヤ
「雪さんは前に俺の世界でメイドウィンやってたやつの能力は分かってるだろ?」
雪
「うん、穴を開けるやつでしょ?」
リクヤ
「俺も先代と同じ力を使えるが、まだアイツみたいに生物に穴を開けたり小さく穴を開けることは出来ない」
リクヤ
「………いや、それを覚えても焼け石に水程度だろう」
リクヤ
「俺はもっと………あいつを超えるほどの力を使えるようになる」
リクヤ
「あいつの能力を突破しなければ話にもならない」
陸人
「能力って…………凍結のことか?」
リクヤ
「ああ、やつは時空どころか地面や空の状態さえも固定させた、つまり穴を開けることが出来ない」
リクヤ
「俺の天敵みたいな能力さ」
海斗
「なるほど…………」
リクヤ
「だから、俺はメイドウィンブラストの強化と………Dの能力を超える」
雪
「分かった………海斗君、君に与えたいものがある」
雪はポケットから黄金のヒーローソウルを取り出す
雪
「Dの空間で一時的にマガイモノの力が使えたんだ、その時………一緒に作っておいたんだ」
海斗
「これはなんです?」
雪
「前に調べたんだけどね………君、一時的に全てのヒーローソウルを操る力を手に入れた」
海斗
「うん、オールソウルの事?………でも、あれはマガイモノの力があったから………」
雪
「……………僕はずっと実験を重ね、究極のヒーローソウルを遂に完成させた」
雪
「僕はずっと、これを渡したかったかもしれない」
海斗
「………これは」
雪
「全ての平成ライダーの力を………僕の成分という形で再構築した、アルティメットウェポン!!」
雪
「グランド・ジオウ!!」
海斗
「………グランドジオウ!」
雪
「………ただ、恐らく」
海斗
「………ええ」
海斗
「グランドソウルチェンジ!!」
海斗がヒーローソウルを掲げるが、眩い光とともに弾かれる
海斗
「ぐっ………やっぱりか」
雪
「今の君の体は僕同様普通の人間………使いこなすには時間が掛かるだろう」
海斗
「はい、今はとっておきます………ありがとう雪さん」