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記憶をなくした少女*
日時: 2015/07/27 15:23
名前: 梅乃 ◆8DJG7S.Zq. (ID: bOX/HSBq)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi











こんにちは!移転しました。





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Re: 記憶の隣に住む少女 【感謝 参照1000】 ( No.61 )
日時: 2014/04/28 16:30
名前: 梅乃 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)


 第五話 幽かな少女 to41瞳は変らず
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「———…ふあーー…っ!!」
僕が窓の外を見ると、もう黄昏ていた。


夕方となり、僕は伸びをしながら、椅子から降りる。

(なんだ、夢か——・・)

妙にリアル過ぎた夢を見た気がしたけど、内容はあまり覚えてない。

特に何も気に留めることなく、僕は夕食を作りに下へ降りた。



すると、妙に明るい騒ぎ声が聞こえてきた。

「お、蓮。起きたか?」
珍しくお父さん、お母さん…もちろん、陸と姉さん全員がそろっていた。

「なんで仲いいんだこの二人」
僕がポツリとつぶやくと、姉さんが言った。

「なんか急に仲良くなったのよ。しかも明日、明後日、調子に乗って旅行行くとか言っちゃってるし!!」
と姉さんが椅子に座って本を読んでいた。

「おにいちゃんの分、残ってるよ」
と、陸がドーナツをくれた。

「ありがとう」

「夕飯前だけど、今日はとくべつだからねー」
と、夕飯を作りながら母さんが言う。

(なんかあったっけ。今日)


特に、特別ということが思い当たらなくて、良くわからなくなった。

Re: 記憶の隣に住む少女 【感謝 参照1000】 ( No.62 )
日時: 2014/04/29 12:31
名前: 梅乃 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)


 第五話 幽かな少女 to42それは静か
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それは、どこか

静かに舞い散った。


(なんかやろうと思ってたんだけどな)

何を望んでいたか、さっぱり忘れてしまったので、居間まできた道を引きかえしたりしてみるけど、さっぱりわからなかった。


「———あ。」
それはあきらめて、お茶を一口口に含むと、課題の続きをやることにした。

「———なんだっけ、これ」
何度も問題を目で追うが、内容がさっぱり入ってこない。

かといって、姉さんや父さん母さんに訊く気にもならない。

ケータイを見ると、着信が入っていた。

「ん——…」
ラインを開いてみると、優希たちが会話していた。

目で追ってみてみると、課題の答えや、解き方を教えあっこしているらしかった。。

Re: 記憶の隣に住む少女 【感謝 参照1000】 ( No.63 )
日時: 2014/05/08 16:08
名前: 梅乃 ◆8DJG7S.Zq. (ID: jyOVwInT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

 第五話 幽かな少女 to43神のいこい
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新学期。

宿題を終えた僕らたち。
(まあ、最後にみんなで集まって、徹夜で勉強した…と言うのはさておき)


「おはよ。蓮」
「あ、おはよう」

心なしか、夏休み前より、優希や隆志、もちろんあい子、志乃、近江・・・etcなどの仲間と、きずなが深まった気がする。


僕らは、さっそく席替えをしていた。


「ほらー、黒本はやく引け!」
「あ、すみません!!」
優希が割り箸を手に、席へ座る。

僕らのクラスは、

割り箸くじを使って席替えをしている。
担任の伝統なんだとか。

僕も、並んでくじを引く。

(どれにしよう)

何本か入っている。


(うー・・これか?!)
やっぱこれ!
と変えようとしたけど、

「早くして」
と後ろに並ぶ人に促されたので、最初に選んだのが縁起があるのではないか。と感じ、最初に選んだのを取る。

そして即座に番号を見た。

(17?)
クラス40人なので、まあ真ん中らへんかな?と思っていると、男女ともに籤引きが終わり、先生が黒板に、机と番号を書き記し始めた。

(ここで17って書いてある机の場所が、僕の机の場所なんだよね?)

割り箸を握る手に力がこもる。

バキッ!!

「ぎゃ!」
僕が即座に反応したが、本人は、鈍い反応だ

「———あ。」
横で、凄い音が聞こえた。と思うと、

あい子が、「割り箸 割っちゃった。てへ。怒られるかな」と僕に言ってくる。

「だってさ、1って書いてあったんだけど、確実に前の方の席じゃないかなあと思って。嫌だなって」
と、こそこそ話してくる。

「——ふーん」

Re: 記憶の隣に住む少女 【大感謝 参照1500突破】 ( No.64 )
日時: 2014/05/05 21:44
名前: 梅乃 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

———ぬおーー…
(どうした?)

Re: 記憶の隣に住む少女 【大感謝 参照1800突破】 ( No.65 )
日時: 2014/05/09 19:06
名前: ミヤ ◆yIknKu/.Mk (ID: 9fVRfUiI)
参照: http://kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

やっほー 梅乃!ヽ(^o^)丿

わたしんとこの小説来てくれてありがとね(^^♪


てか、やっぱ梅乃はすごい!

えーと、なんて言えばいいんだろ


ストーリーの発想?文章力?惹きこまれる題名?


———全部!だね


>>64 …どうした?


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