ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- さまよい続ける魂
- 日時: 2010/11/19 21:02
- 名前: サファイア (ID: eH196KQL)
初めまして!違和感を感じるかもしれませんが…。
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- Re: さまよい続ける魂 ( No.49 )
- 日時: 2011/06/12 17:39
- 名前: クリスタル (ID: 84hRb0Yz)
いくんあ やながさん?
漢字が読めないです。
- Re: さまよい続ける魂 ( No.50 )
- 日時: 2011/06/13 21:19
- 名前: サファイア (ID: wxZ0SJGK)
Ⅴ居君亜矢長さんファイル2
居君亜矢長〜♪居君亜矢長〜♪
「朱音〜!」
「どうした?!あんなに不機嫌だったのに…」
「このクラスに『居君亜矢長』ていう子いるっけ?」
「いないと思うけど…どうして?」
葵はこれまでの事を朱音に話した。
「なるほど…すでに卒業してるとか?」
「それだったら先輩は探せとは言わないと思う。」
「なんで?」
「部外者だったら中々入れなくて聞けないジャン」
「じゃあ…偽名とか?組み替えたら違う人になるとか…」
「それだ!斎藤君〜」
私はクラスで1番仲の良い男子の斎藤君に頼みこんだ。
「あ〜そういうこと!貸して。」
やっぱ頼りだな〜なんで朱音じゃないかって?それは…
『自分で考えたら?』て言った冷たいんだもん…こないだ弁当つまみ食いしたからかな?(もろそれじゃんww)
「頭、胴体…ここを分けたら。」
「何をやっている。」
げ…
この人は担任の先生が入院しているので代わりにきてくれている石谷先生。
これがまた石頭なんだ。
「斎藤貴様、最近成績が悪いのに何が『居君亜矢長』だ。」
「それは私が…」
「そうだ、お前が勉強に専念できるよう部活を止めれるようにしてやる。」
ついでに斎藤君は剣道部。
「!それだけは…今年は大会があるんです!」
「ふん、知ったことか…それとそのあいている席はなんだ。」
あっ…睦路先輩のあいている席。
「それは睦路先輩の…」
「睦路先輩?そんなものタダの都市伝説だろう、片づけてしまえ!」
ガタ… ガタガタ…
「あ〜あ睦路先輩の祟りが…」
「そんなもの下らん!」
この石頭が!せっかく斎藤君に解いてもらってたのに…
- Re: さまよい続ける魂 ( No.51 )
- 日時: 2011/06/13 21:25
- 名前: サファイア (ID: wxZ0SJGK)
クリスタルさん
いきみあ やおさです。
すいません分かりづらくて…
なんか自分から作っといて意味不明だわ…
- Re: さまよい続ける魂 ( No.52 )
- 日時: 2011/06/14 21:29
- 名前: サファイア (ID: wxZ0SJGK)
Ⅴ居君亜矢長ファイル3
「何?!俺の机が片付けられただと?」
「うん。『使わないのなら邪魔だから片付けろ。』って…」
「くそ…あの机はあるだけで気味が悪い感じを醸し出していたというのに!」
そうだったんだ…
「そんな石頭教師にはお灸をすえねば…」
確かに…斎藤君の事もあるしあれはむかついた(怒)
「おいお前、—…やれ」
「え〜!そんなことできませんよ!」
「大丈夫だ、お前はやればできる子だ!」
そんなお父さんが言うようなこと言わないでよ…
「とりあえず任せた。」
…
はぁ〜でもあの石頭教師はむかつくよな…
そんな失礼な事(本当の事だけど)を考えながら葵は教室に戻って行った。
「先生!お願いします、退部だけは…」
斎藤君が石頭に退部届を書かされたらしい…
教師のすることか?
「うるさい!触るな、馬鹿がうつる。」
ブチ…
「すいませぇ〜ん!」
私は思いっきりヒップアタック。
「急いでたもので…すぐに拾います〜」
そう言いながら私は名簿に…カキカキ
「廊下は走るところではない!今後から気をつけろ!」
へいへい…
「ごめんね斎藤君…私の所為で。」
「大丈夫^v^悪いのは全部あの石頭野郎だよ!」
皆考えていることは同じなんだなぁ…
〜放課後〜(飛ばしてスイマセン…)
「まったく近頃の生徒は礼儀がなっとらん…」
「先生…」
睦路は今まで話しかけなかったが今問いかけた。
「なんだ貴様は?生徒か?最終下校は過ぎているぞ、早く帰れ。」
「ん?」
そこで石谷は気づいた。戻したはずの睦路先輩の机が元の場所に戻されていることに。
「貴様がやったのか?片付けろ!」
「嫌ですね、だってここは僕の席ですから…」
「何をふざけたことを…」
『睦路先輩の祟りが…』石谷は脳裏によぎった考えを振り払った。
バサ…
持っていた名簿が落ちた。
そこには一番下の行に『睦路先輩』と書かれていた。
「居君亜さんをあなたは知っていますか?」
「知らない!そんな生徒いるわけないじゃないか!!」
石谷は生徒が噂にしていた『居君亜さん』の怪談話を思い浮かべてしまった。
サァ—…
誰もいなかったはずの場所に葵がいた。
首に包帯を巻いた葵が。
『居君亜さんは首と手と—…』
「彼女から先生に質問があるそうです…」
『持ってる…?』
「持ってましぇぇぇん!!!!!!!!」
パサ…
退部届が落ちた。
「!何だ持ってるじゃないですか…」
「クックック…これにて『居君亜さん』お終い…」
- Re: さまよい続ける魂 ( No.53 )
- 日時: 2011/06/16 21:37
- 名前: サファイア (ID: wxZ0SJGK)
Ⅴ居君亜矢長さん〜その後〜
「ジャーン!」
私はそう言って斎藤君に退部届を差し出した。
「これ…ありがとう!」
「どういたしまして!」
私のせいだったし…
「そうそう…『居君亜さん』の事なんだけど…」
「解けた?!」
「うん、文字を分解して組み合わせを変えると…」
『崎宮葵』←葵のフルネームです。
「はぁぁぁぁぁ?!!!!!!」
嘘でしょ?!私が…
「他にもいろいろな組み合わせがあるでしょ?!」
「他のクラスを探せばいるだろうけど、2−Aには崎宮だけだと思うよ?」
…はめられた!!!!!!!
「貴方が居君亜さん…ネタ持ってきましたぁぁぁ…」
「きゃああああああ!!!!!」
ドタドタドタ…
「あっ!」
私は今バッタリ石谷先生に会ってしまった。
「うおっ!…ひっ!崎宮…」
悲鳴をあげなくてもいいじゃん!!!
「センパーイ!!!!」
「何だ?五月蠅い…鼓膜が破れる。」
この人は…
「先輩はかりましたね?」
「あながち間違ってもないだろう?勝手に話が来るんだから…」
「自由になれるっていったじゃん!」
これじゃあ詐欺だ…
「俺は『自由になれる』じゃなくて『解放されたみたいに自由になれる』と言ったぞ?」
…そうだった!!!!
「さぁ頑張れ。」
『居君亜矢長さん』 〜END〜
作者から
睦路が言っていることがよくわからない方は>>48を読んでみてください!
これからもよろしくお願いします!
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