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死神は君臨する【リメイクバージョン作ります!】
日時: 2012/04/30 13:23
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)

こんばちはございます、萌恵です。
ちなみに、『こんばちはございます』とは、『お早う御座います・今日は・今晩は』が混ざった究極の単語です。
この単語を使って、人生、手間を省きましょう(ぇ
「死神は君臨する」、目次は>>263です。
あッ、(宣伝・中傷等含む)荒らしの方はさっさとUターンして下さいね。

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2011/08/09/12:59 スレッド設立記念日

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Re: 死神は君臨する ( No.115 )
日時: 2011/09/28 21:57
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
参照: (^3^)←誰を連想しますか?

書くと良いよ(^v^)
ここには参考になる小説や、「書き方・ルール」で小説の書き方を見ることが出来るし、小説を書くには最適だよ?

Re: 死神は君臨する ( No.116 )
日時: 2011/09/28 22:43
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
参照: (^3^)←誰を連想しますか?

 みるくが商店街に向かって走っている時、商店街の近くの小さな紅葉公園に居る恵美と美砂は暇を持て余していた。無理もない、五十分間ずっとここに居たのだから。
「古森ちゃん…何やってるのかな」
恵美がこの言葉を呟いたのは六回目だ。しかし美砂のほうはのんびりとしていて、木製の古いベンチに座ったまま、駄菓子屋で買ってきたばかりのカルメ焼きやねり飴に齧りついていた。焦げた砂糖の様な良い匂いがするカルメ焼きは美味しそうだけれど、恵美は甘いものが少し苦手だった。甘党の美砂がとても美味しそうに食べているから、きっともの凄く甘いのだろう。
「プリンチョコレート、いる?」
美砂がビニール袋の中から、小さなプリン形をしたチョコレートを取り出して恵美に見せた。
「うん。ありがとう」
恵美は明るく言ってチョコレートを受け取った。生まれて初めて食べたプリンチョコレートは、想像以上に美味しかった。こうして恵美がプリンチョコレートを食べ、美砂がカルメ焼きを平らげているうちに、みるくが公園の入り口に滑り込んできた。

Re: 死神は君臨する ( No.117 )
日時: 2011/09/29 16:45
名前: 紗代 (ID: f0LIvz7Q)

そうかぁ〜(^^)
わかりました〜!!

Re: 死神は君臨する ( No.118 )
日時: 2011/09/29 18:07
名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: b1kDOJaF)

プリンチョコレート食べたいな(*^^♪
私も恵美と同じように、甘いもの(特に甘いチョコ)あんまり好きじゃないんだよね。
でも食べたいなぁ(ργσ)

Re: 死神は君臨する ( No.119 )
日時: 2011/09/29 21:16
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
参照: (^3^)←誰を連想しますか?

「みるく、遅いよ!」
恵美が文句を言ったが、表情は怒っているようには見えなかった。美砂は相変わらずニコニコしたままで、次に食べるお菓子は何にしようかと先程の大きなビニール袋を漁っていた。
「やあー☆ごめん、ごめん。沙羅が少し寝坊したみたいでさー、今大急ぎでこっちに向かって…」
みるくが言い掛けたその時、沙羅が公園の入口から飛び込んできた。
「遅れてごめんっ!て、あれ?」
大声で謝罪の言葉を口にした沙羅は、恵美の隣に居たみるくを見て顔をしかめた。学校一の問題児が居ることに疑問を感じたのだろう。すぐさま恵美に詰め寄った。
「どうして高橋さんが居るの?もしかして、私を呼びだしたのは…」
「そう。みるるが、私達に沙羅ちゃんを呼び出す様に言ったの」
恵美の代わりに美砂が答え、沙羅は重い溜息をついた。
「そうなの…まあ、そういうことなんじゃないかなって思ってはいたのよ」
ゆっくりと囁くように言いきると、沙羅は速足で出口に行こうとした。それをみるくが止めた。
「待って!」
「問題児さんの話なんか、聞きたくない」
「そんな差別するような事言わないで、沙羅ちゃん!」
美砂がすがるように叫ぶと、ようやく沙羅は足を止めた。
「…用件は何?」
沙羅が呟くと、みるくは語りだした。
「今から話すのはレイカの事よ——」

第六章・完


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