二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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花火 【BLEACH】
日時: 2010/01/19 21:23
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
参照: http://gekkouhoujyu.holy.jp/page008.html

hello☆ 凛と申します
新スレです

*注意*

+中傷・荒らし・偽・チェンメ厳禁
+有り得ない事ありまくりです。あと意味不です
+文章の基本がなってないと思います
+更新激遅です
+何かと似てたらすみません

*prologue*

空に咲く大輪の花火
 水に映る大きな蓮の花

淡く儚く優しく包み込む

      たとえ 2人の仲引き裂かれようとも

  心は共に在る

願わくば、最後の一輪となっても
願わくば、最期の一片となっても



 私達は皆を護ろう———

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Re: 花火 【BLEACH】 ( No.47 )
日時: 2010/05/08 14:26
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: zTJIAtHn)

第22話

その後、虚を全て倒し、隊舎へ戻った途端に2人は倒れた

「あっきれた! こんな状態で卍解使うなんて!!」

「瑠ぅ……酷いです」

「酷くねぇだろ、ホントのことだしよ」

「凛都に言われたくない!」

瑠奈と凛都が言う
緋奈と梨奈は勿論ベットの中で
ブツブツ文句を言っていた
……無茶をしたのだから言われても文句は言えないのだが

「……早死するよ」

「もう、余命は短いからかわらない」

「んなこと言うな。まだ死ぬかも分からないのによ」

「———死ぬよ」

静かに言ったのは梨奈
その言葉に緋奈もギュッと布団を掴む
瑠奈と凛都の顔も暗くなる

「蒼蓮花が言ってたんだ。もう、先は短すぎるって」

「紅花火もそう言ってた」

「……先は」

「持って、4月」

「そんな……」

そう……あと4月
私たちの命は後1年もないのだ……
2人が帰った後、私は泣いた
この運命に逆らえないこと
そして

———梨奈を救えないことに

「緋奈の所為じゃないよ……」

梨奈が優しく微笑む
涙が頬を伝い落ちる

「誰も悪くないんだ。これは誰の所為でもないんだよ」

———だから緋奈も悪くない

その言葉だけが私を慰めてくれた
だから、私は生きよう


残り4月の命を抱いて……———

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.48 )
日時: 2010/05/08 14:38
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: zTJIAtHn)

第23話

———あれから2月経った
私たちは悔いの無いように抗う方法を探し
甘味処へもよく通った
そして、沢山笑った

「終わったー!!」

「え〜梨奈たち早い〜」

「あいつ等が早いんじゃねぇ。お前が遅いだけだ」

眉間に皺をよせ、静かに言い放つ
乱菊はブツブツ文句を言う
……いつもの光景だ

「にしても、最近あんた達よく笑ってるわね」

前はたまに泣いてたのに、と続ける
一瞬キョトンとし、そしてすぐに笑顔で答えた

「悔いの残らないように、です」

「悔いの残らないように?」

「はい!」

ニコッと笑い、そして双子は走り去った
乱菊はさっきの言葉の意味を考えていた

「たいちょ〜さっきの言葉の意味ってなんでしょうね?」

「……さぁな」

日番谷も内心気にしてはいた
あの双子の行動、言動がたまにおかしいこと

(何を隠してやがる)

しかしその答えは未だ分からない


———その夜

「ねぇ緋ぃ、明日は何をしようか」

「う〜ん、行きたかった小物屋さんを覗いてみよう?」

「賛成」

静かに微笑む
月明かりに照らされたその顔は、何処か寂しそうで
緋奈にはその原因が分かりきっていた

(本当にごめん。梨奈)

命の期限は後2月
それに怯えないはずがないのだ
現に、緋奈自身も怯えている



月明かりが、眩しい

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.49 )
日時: 2010/05/09 15:16
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: zTJIAtHn)

第24話

「また……朝……」

寝起きの顔でポツリと呟く
前にもこんな事を言った気がする、と1人考えて苦笑する
……梨奈はまだ寝てるわね

「ねぇ、私たちの命はあとどれくらい? 答えなさい。……紅花火」

やや命令口調気味で呼ぶと、フッと具象化した紅花火が現れる

「……あと、2月、あるか。やはり虚退治で削られております」

哀しげに言う紅花火
哀しいのはこっちだっての。と1人思う
でも、悪いのは紅花火たちじゃないんだって事だけは分かる

「……悔いの無い日々を、どうかお過ごし下さい」

そう言って紅花火は消えた
そして、私は何を思ったのだろう。机に向かい筆を持つ

「死にたくないけど。フラグが立ちすぎてるのよ」

そしてそのまま『何か』を書いた
そして書き終えると、引き出しの中に仕舞い込んだ

———誰にも読まれないことを祈って

「ん〜おはよ……緋ぃ」

寝ぼけ眼を擦り、ボーっとしたままの梨奈が言う
緋奈は哀しみを隠し、笑顔で答えた


「おはよう、梨ぃ」

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.50 )
日時: 2010/05/09 21:13
名前: 天蘭 ◆ejbmdJp5o. (ID: AuRKGmQU)
参照: I Love 遊助(´∀`●)ノ 生まれ変わっても…、

コメント頂きました、天蘭<TENRAN>です(´∀`●)
ひっつん格好いいですねっ!!
うちも日番谷はLoveキャラなんですよおww
一人称の切り替えとか上手ですねー!
見習いたいですww
緋奈惚れますわぁ←
では、応援していますね^^♪

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.51 )
日時: 2010/05/10 20:13
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: zTJIAtHn)

天蘭さん

コメありがとうございます!!
飛んで喜びます♪←
ひっつんカッコいいですよね!!
あたしもひっつんLoveです、雛森もLoveです(´ω`*)
あたしの大好きな幼馴染カップリングなんですよぉ
いえいえ、こんな駄作見習わないで下さい;
緋奈ですか、良かったね緋ぃ

緋奈「ありがとなのです♪」

ありがとうございました^^


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