二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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花火 【BLEACH】
日時: 2010/01/19 21:23
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
参照: http://gekkouhoujyu.holy.jp/page008.html

hello☆ 凛と申します
新スレです

*注意*

+中傷・荒らし・偽・チェンメ厳禁
+有り得ない事ありまくりです。あと意味不です
+文章の基本がなってないと思います
+更新激遅です
+何かと似てたらすみません

*prologue*

空に咲く大輪の花火
 水に映る大きな蓮の花

淡く儚く優しく包み込む

      たとえ 2人の仲引き裂かれようとも

  心は共に在る

願わくば、最後の一輪となっても
願わくば、最期の一片となっても



 私達は皆を護ろう———

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Re: 花火 【BLEACH】 ( No.27 )
日時: 2010/01/28 21:15
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第10話

「貴女なら、如何するの……? 紅花火……」

暫くして、目の前に鮮やかな色の着物を着た少女が立っていた

『主は私に蝕まれてゆくのを恐れているのですか?』

その髪より少し薄い色……薄紅色の瞳が緋奈を見据える

「……ッ!」

『主……私も辛いのです。【もう1人の】主の心からも生まれてしまったから。この運命になった』

沈む視線

『無論、どちらの主も悪くないのですよ。それは私も分かっております。唯……』

重く 心に圧し掛かる

『この先、私はどちらの主も死に追いやってしまう———』

         〝死〟

それは定められたもの

この先の、変えられない運命

「分かってる……私の身体が蝕まれてしまうのは。貴女の所為ではないのも」

涙を流し、静かに呟く緋奈

「でも……私は……」










「もう少し、この世界に居たかった……———!」

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.28 )
日時: 2010/01/28 21:22
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第11話

「おはようございますです。昨日は御迷惑をお掛けして申し訳ありませんでしたです」

入るなり謝罪の言葉を述べる緋奈

「別に構わねぇ」

仏頂面のまま言う日番谷

「おはようなのです、乱菊さん!」

「ああ……おはよう!」

何時も通り挨拶を返す

だが、何かが違った

今日の緋奈は何かが違った

まるで……深い哀しみに愁いているかのように


「……緋奈。今朝、紅花火と話してたんでしょ」

「……流石。私の妹ね」

フッと微笑む

「分かってるんだよ。蒼蓮花も紅花火も。ちゃんと分かってるの、悪くないって……でも」

涙声になり、言う


「あたしもっ……この世界で生きていたいって!」

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.29 )
日時: 2010/01/30 22:33
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第12話

重い空気の中、梨奈の泣き声だけが響く

緋奈は自分の妹を見つめる

そして改めて実感した

……この子も、自分と同じ苦しみを背負っているのだ、と


「梨奈」

宥めるような声色で優しく声をかける

「運命は決まっているのかもしれない。でも、打ち砕く方法はきっとある」

だんだん梨奈の瞳に光が戻ってくるのが分かった

「だから、そんなことを思わないで」

ニッコリと微笑む

「そうだよね! 諦めちゃダメだもんね!」

……良かった。何時も通りの梨奈だ

キャッキャと騒ぐ梨奈に気付かれないように、そっと呟いた


「打ち砕けなくても、この悲哀の運命から貴女だけは救ってあげるから———」

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.30 )
日時: 2010/02/07 17:28
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第13話

「あ、凛都じゃん。久しぶりーっ!」

大福片手に手を振る梨奈

「珍しいね、凛都が来るなんて」

「甘いもの苦手そうな感じするのになのです」

緋奈と瑠奈

「……悪いか? 俺が来て」

凛都と呼ばれた少年はクシャクシャと頭を掻き毟った

「久々の休みだからな。偶には糖分が必要だろ」

淡々と話す凛都

「あ、そーだ!! 今度遊びに行っていい??」

「止めとけ梨奈。行ったら絶対朽木隊長の千本桜で切り刻まれるぜ」

梨奈はやちる第2号らしい

「此処の餡蜜美味しいよ〜」

幸せそうな顔で餡蜜をパク付く瑠奈

「餡蜜は最高なのです〜」

ニッコリ微笑みながら餡蜜を食べる緋奈

「……餡蜜ください」

甘いものに弱い凛都だった


「美味しーい!! 餡蜜最高!!」

物凄い勢いで餡蜜を食べる梨奈

やちるといい勝負だ
「何だかんだ言って。凛都って甘い物好きだよね」

「……悪ぃか」

殺気が混じってるのは気のせいにしておきましょう

「美味しいですねー……」

ある日の昼下がり

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.31 )
日時: 2010/02/10 11:16
名前: 秋空 (ID: xAlcgrT7)

凛都のアホ……そこは男として意地を張れよ(苦笑
とか思ってましたvv
まぁ,好きな物は好きなんですよね♪
理由なんてじゃ無くて!


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