二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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花火 【BLEACH】
日時: 2010/01/19 21:23
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
参照: http://gekkouhoujyu.holy.jp/page008.html

hello☆ 凛と申します
新スレです

*注意*

+中傷・荒らし・偽・チェンメ厳禁
+有り得ない事ありまくりです。あと意味不です
+文章の基本がなってないと思います
+更新激遅です
+何かと似てたらすみません

*prologue*

空に咲く大輪の花火
 水に映る大きな蓮の花

淡く儚く優しく包み込む

      たとえ 2人の仲引き裂かれようとも

  心は共に在る

願わくば、最後の一輪となっても
願わくば、最期の一片となっても



 私達は皆を護ろう———

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Re: 花火 【BLEACH】 ( No.147 )
日時: 2011/04/30 17:53
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: VYCQ1KaR)

第51話 *退院

「……何があったのです?」

卯ノ花の問いに、緋奈はギュッと唇を噛んだ
……言うわけにはいかない。梨奈との約束がある
けど、言わざるを得ないのもまた事実

「……少し———時間を下さいませんか?」

梨奈と、話をしたい
話をして、それから言いたい

「いいですよ」

それでは、と話を切り上げ、緋奈は病室に戻った
そして隊へ戻る支度をしながらぼんやりと先ほどのことを考えていた

(……隊に戻ったら、また考えよう)

そういう結論にいきつき、緋奈はため息をついた


「———失礼します、10番隊3席御影 緋奈。ただ今戻り……」

「緋っ奈ぁ〜久し振りぃ〜!!!」

「ふむぎゃッ!?」

名乗って扉を開けたと同時に———抱きつかれた
否、正しくは“潰された”のほうが良いだろう

「乱菊さーん!! 緋奈が潰れてます、潰れてます!! そのうちミニマムサイズになってミジンコ並に小さくなります!!!」

「……梨奈、お前実の姉に向かって酷くねぇか?」

「〜〜〜○×▲□*$#+☆●×!!!!!」

バシバシと乱菊の背を叩くも、気付かれない
……嗚呼、三途の川が見えてきたわ

「って松本ォ!! 本気で緋奈が死に掛けてるぞ!?」

緋奈の異変に気付いた日番谷が抱きついている乱菊を引き剥がし、緋奈を救出した
ぜぇぜぇと息を吐く緋奈を見て、同情の篭った目で見やった

「取り合えず、緋奈」

「な、何……?」

息の整わないまま、上を向いた

「「「退院おめでとう((!!))」」」


「———ありがとう」

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.148 )
日時: 2011/05/12 11:56
名前: 風(元;秋空  ◆jU80AwU6/. (ID: 4.ooa1lg)

お久し振りです
はぁ……いっそ最終回別ルートで全部書いちゃうとか?(黙れ

まぁ,卯の花さんだったらどうこうと知った所で悪い事はしないと思うんですけどねぇ??

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.149 )
日時: 2011/05/22 14:15
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: VYCQ1KaR)



お久しぶりですー!
宿泊学習が終わったと思えば・・・次は中間テストです
なので出現率めっさ下がります(汗

いいですね! 有り得たかもしれない未来〜的なので!!
うん、そうしよう
メインルートをどうするかな・・・(ブツブツ

そうですね、あの人なら知っても他言しなさそうだし

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.150 )
日時: 2011/05/22 14:33
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: VYCQ1KaR)

第52話 *蒼月に照らす咎の運命サダメ

「ねぇ……梨奈。———少しいいかしら?」

今日の分の書類が終わり、梨奈と共に部屋へ戻ると言い辛そうに緋奈が切り出した
それを、きょとんとした顔で聞く梨奈

「———私たちの事、卯ノ花隊長に知られてしまったかもしれない」

「え……」

「取り合えず、考える時間を下さいって言っておいたわ。けど、どう足掻こうと知られるのは時間の問題ね」

昔は、10番隊に来て暫くして、余命のことを紅花火たちに聞いた
倒れてからは……偽りを貼り付けて、毎日死の恐怖に怯えた
……可笑しいわね、つい最近のようなことなのに……私はもう、こんなにも脆い
ああ、昔はもっと嘘と誤魔化しが得意だった気がするのに

「……梨奈は、どうしたい?」

陽は既に闇に消え、蒼の月が昇る
月明かりが群雲に隠れ、梨奈の表情が闇と紛れて分からない

「———いいよ、言っても」

「いい……の?」

予想外の答えに、思わず問い返した
群雲が離れ、蒼い月明かりが再び部屋を照らす
すると、「だって、あの人にはいつかばれちゃうよ」と笑った梨奈の顔が見えた

「……そうね」

少し笑って、縁側に出てみる
水面に落ちた蒼い月を掬うように、水を掬う

「……この運命は何の咎なのか、私達が何をしたのか」

蒼い月を映した水が水面に落ちるように、この身もいつかは死に堕ちる
蒼い月を映した水が水面に還るように、この身もいつかは世界に還る
それは罰か、罪か、咎か

そっと、瞳を閉じた

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.151 )
日時: 2011/05/31 19:39
名前: 風(元:秋空 ◆jU80AwU6/. (ID: .cKA7lxF)

はぁ……大変ですね(汗
中間頑張れぇ…って、もう終ったかな??

「蒼い月を映した水が水面に落ちるように、この身もいつかは死に堕ちる
蒼い月を映した水が水面に還るように、この身もいつかは世界に還る
それは罰か、罪か、咎か」

の当り、凄く綺麗で何だか哀愁を誘います!
頑張れ^^


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