二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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花火 【BLEACH】
日時: 2010/01/19 21:23
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
参照: http://gekkouhoujyu.holy.jp/page008.html

hello☆ 凛と申します
新スレです

*注意*

+中傷・荒らし・偽・チェンメ厳禁
+有り得ない事ありまくりです。あと意味不です
+文章の基本がなってないと思います
+更新激遅です
+何かと似てたらすみません

*prologue*

空に咲く大輪の花火
 水に映る大きな蓮の花

淡く儚く優しく包み込む

      たとえ 2人の仲引き裂かれようとも

  心は共に在る

願わくば、最後の一輪となっても
願わくば、最期の一片となっても



 私達は皆を護ろう———

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Re: 花火 【BLEACH】 ( No.132 )
日時: 2010/12/06 20:53
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: hevWx4Os)

第44話

「さいってい!!!!!! 緋奈なんか大ッ嫌いだ!!!!!!」

叫ぶ梨奈
梨奈の言葉が、胸にズキンと刺さる
それでも、私に傷付く権利は——————無い

「梨奈!!」

「隊長は黙っててください!!」

日番谷の制止も、意味は無い
緋奈は、俯いた

「……本当に、ごめん」

「ごめんじゃないよ!!!!」

「……あの〜此処ではお静かに願います」

花太郎が恐る恐る声をかけた
ソレを聞いて、梨奈は黙ったけれど
怒りの色は、消えていなかった

「———どうして、」

「……いつかはバレる。だから」

「もういいよ。信じらんない」

そう言って、梨奈は寝てしまった
後に残ったのは、黙ったままの日番谷と緋奈だけだった

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.133 )
日時: 2010/12/06 21:02
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: hevWx4Os)

第45話

「———おい、」

「あははっ」

静まった室内
日番谷が声をかけたと同時に、緋奈は笑った

「……梨奈が怒るのも当然ですよ、知られたくなかったのを一番知ってたのは、私ですから」

笑いながらも緋奈の頬には———涙が伝っていた
笑いながら、涙を流す

「それでもっ……やっぱ、少しは堪えますねっ……」

ギリ……ッと、歯を食いしばった
必死に哀しみを堪える
目を閉じれば、先ほどの梨奈の顔

(———軽蔑していた、私を)

それは、仕方が無い
私の、一生……赦されることのない罪だと思う

「……ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありません」

「いや、いい」

去り際に、日番谷が一言言った



「死ぬなよ」


「ええ……足掻いて、足掻いて。抗い続けます」

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.134 )
日時: 2010/12/07 16:30
名前: 風 (ID: y5qheDIH)

こちらも更新おめでとうございます。
しかし,随分こなかったけど何か有った?いや,他人の事情に首突っ込むのは良くないとは分ってるけど…

二人の関係に大きな亀裂が入ってしまいましたね……
この関係が解消して…せめてその後で死ねれば良いのですが(汗

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.135 )
日時: 2010/12/07 17:30
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: hevWx4Os)



随分きてなかったのはね、体育祭orテストとかであー終わった、ってなった後に直ぐこようとしなかったから;
別のサイトを覗いてたってのもあります

亀裂がずどーんと((←
仲直りは・・・・させます、させます

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.136 )
日時: 2010/12/09 19:46
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: hevWx4Os)

第46話

それからというもの、梨奈は緋奈を赦さなかった
緋奈は仲直りすることを、半分諦めていた
梨奈が知られたくないのを知っていたくせに、日番谷たちに教えたのだから

「……何、この重い空気」

机に伏せながら、乱菊がボソッと呟いた
仕事中は必要最低限以外には喋らない
その他でも口を利かない
きいたとしても、皮肉ぐらい

「隊長!! あたしもう嫌です、この空気!!!」

バンッと机を叩き、立ち上がる

「うるせぇ。俺に振るな」

筆を走らせながら、日番谷はさらりと答えた
そして乱菊が「あー!! もう!」とか喚く

「アンタ達、早く仲直りしなさいよ! 空気が重いったらありゃしない!!」

乱菊の言葉に、緋奈は眉を顰めた
仲直りはしたい、けど……赦してもらえる訳が無い

「別に。誰かさんはきっと仲直りしたくないでしょうから」

チラッと緋奈のほうを見やってから、梨奈がツンッと答えた
緋奈は、軽く俯く

「……ごめんなさい」

誰に宛てたかは、自分でも分からない


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