二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 花火 【BLEACH】
- 日時: 2010/01/19 21:23
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
- 参照: http://gekkouhoujyu.holy.jp/page008.html
hello☆ 凛と申します
新スレです
*注意*
+中傷・荒らし・偽・チェンメ厳禁
+有り得ない事ありまくりです。あと意味不です
+文章の基本がなってないと思います
+更新激遅です
+何かと似てたらすみません
*prologue*
空に咲く大輪の花火
水に映る大きな蓮の花
淡く儚く優しく包み込む
たとえ 2人の仲引き裂かれようとも
心は共に在る
願わくば、最後の一輪となっても
願わくば、最期の一片となっても
私達は皆を護ろう———
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- Re: 花火 【BLEACH】 ( No.127 )
- 日時: 2010/08/05 14:15
- 名前: 風 (ID: OK7TThtZ)
お久しぶりです。
そうですねぇ……ハリベル様の攻撃態々防がなくても狛村さんも居た訳ですしねぇ(苦笑
ん……狛村さんではハリベル様の攻撃を防げないと思ったから自分で防いだとか………
それは無いと思いたい…
生き延びる方法見つかると良いですね。
ちょっと頼り辛いですがマユリ様とかなら見つけてくれそうな気がしますvv
絶対,人の命を救いたいなんて言う性質じゃ無いでしょうけどマユリ様…
- Re: 花火 【BLEACH】 ( No.128 )
- 日時: 2010/08/06 14:19
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: m16n.Ntt)
風
それは無いだろうケド;
どうなんだろう
マユリは絶対頼れん
逆に命が無くなりそうだよ;
- Re: 花火 【BLEACH】 ( No.129 )
- 日時: 2010/08/10 19:02
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: m16n.Ntt)
第41話
『緋奈……ごめんなさい』
……何だか眩しい
嗚呼……精神世界だ
「紅花火……残り、少ないんでしょ?」
余命———それは僅か1月半
1月半しか生きられないんだ、私と梨奈は
『はい……』
「覚悟はしてたわ……後、どれくらい?」
『残り1月くらいです。……でも、それ以上も生きられるかもしれません!!』
「珍しく前向きね……いいわ、生きてみせる」
いいことだ、と思う
だって、紅花火は後ろ向きすぎるところがあったんだもの
そう、絶対に生きてみせる
ううん、違う
「『生きてみせる』じゃない。『生きる』のよ!!!!」
私と、梨奈は絶対に生きる
たとえ可能性が低くても
生きる
生きて、甘味処巡りして、笑って
生きるんだ———!
『その意志の強さがあれば、きっと、生きられますよ』
紅花火はそういって消えた
私の意識も、現実へと戻った
そう。私達は生きてみせる
ううん、違ったわね
生きてみせる、じゃない
生きるのよ!!
- Re: 花火 【BLEACH】 ( No.130 )
- 日時: 2010/08/10 19:02
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: m16n.Ntt)
第42話
目を開けると、白色が見えた
視界がはっきりしてくると、それが天井だということが分かった
「う……」
ゆっくりと起き上がる
隣には、梨奈
梨奈も、丁度起きたようだ
「ひ……い?」
「りな……?」
呂律がうまく回らない
辺りを見渡すと、窓があった
今は……夕方か
「目ぇ覚めたか」
急に聴こえた凛とした声
その声にビクッと身体が震えた
知ってる、この声は———
「た、隊長!!!!!!」
「ぎゃあああ!! な、何でですか!?」
2人揃って叫ぶ
あ、名誉のために言っておくけど、後のほうは梨奈よ?
私はあんな情けない悲鳴あげないもの
「あががががが」
「梨奈、落ち着いて」
あーあ、梨奈が壊れた
「落ち着けないよ!!」と梨奈が私の肩を掴んで揺さぶる
「で、何故此処に隊長が?」
「梨奈のほうが倒れて、運んできたのは俺だ」
ああ、そう
「……ありがとーございます」
「それより……」
隊長が私の方に視線を移す
「前言った、余命がまだまだ先ってのは、嘘だろ?」
身体が強張った
嗚呼
御影 緋奈。2度目のピンチ
- Re: 花火 【BLEACH】 ( No.131 )
- 日時: 2010/08/24 21:43
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: o14VJDmT)
第43話
「何のことでしょう」
ワザと何も知らない、というような演技をする
隣に居る梨奈に至っては、もうパニックのし過ぎ
演技ってことがバレるじゃないの
「嘘はやめたらどうだ?」
「やっぱりバレましたね」
「『バレましたね』じゃなーい!!!! 緋奈ぁ! 何で隊長がそのこと知ってんの!!!!!」
パニックしたままの梨奈が首がもげるってくらいに私を揺さぶる
あー……髪飾りが落っこちるってば
「梨奈、離してやれ」
隊長の声で梨奈はパッと私から手を離した
急に離された所為でベッドから落ちかけたわ
「緋奈から聞いた。まぁお前には言ったこと教えるな、って口止めされてたがな」
隊長の説明を聞いている間、梨奈は震えてた
何の震えだろう。知られたっていうショック? 余命の哀しみ? それとも———……
私に対しての怒り、とかね?
隊長が説明し終えると同時に、私は口を開いた
「……梨奈、」
「……何でよ」
思わず体中に震えが走った
地獄から這い出たような低い声
梨奈が本気で怒っているときの声
「何で言ったの!? 知られたく無かったんだよ、あたしは!!」
キッと鋭い瞳が私を睨みつける
私は言葉を返せない
梨奈の思いを一番よく知ってたのは他でもない、私だったから
「さいってい!!!! 信じらんない!!」
「違う、緋奈は自分から言ったんじゃない。俺と松本が何か隠してんじゃねぇのかって聞いたからだ!」
「だとしても言わないで逃げるって手もあったじゃないですか!!」
日番谷が止めに入っても、本気で怒った梨奈には届かない
「……ごめん」
静かに言葉を発した
その瞬間、部屋が静まり返る
「本当に、ごめんなさい」
許されるとは、思わないけど
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