二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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花火 【BLEACH】
日時: 2010/01/19 21:23
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
参照: http://gekkouhoujyu.holy.jp/page008.html

hello☆ 凛と申します
新スレです

*注意*

+中傷・荒らし・偽・チェンメ厳禁
+有り得ない事ありまくりです。あと意味不です
+文章の基本がなってないと思います
+更新激遅です
+何かと似てたらすみません

*prologue*

空に咲く大輪の花火
 水に映る大きな蓮の花

淡く儚く優しく包み込む

      たとえ 2人の仲引き裂かれようとも

  心は共に在る

願わくば、最後の一輪となっても
願わくば、最期の一片となっても



 私達は皆を護ろう———

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Re: 花火 【BLEACH】 ( No.32 )
日時: 2010/02/10 17:32
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

秋空

凛都は生真面目なんだけど……ね
ちょいヘタレ要素がw
好きなもんは好きなんだよ!
理由は存在しない!

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.33 )
日時: 2010/02/13 19:44
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第14話

何時もどおり書類整理に追われていると、不意に頭が痛み視界が歪んだ

「ッ……」

ガタンと倒れ、頭を押さえる

「ちょっと緋奈! 大丈夫!?」

「……大丈夫です」

刹那、もう1つの音が響いた

「梨奈!?」

苦痛に顔を歪めた御影姉妹はお互いの顔を見ると、読唇術で会話をした

(いよいよ……だね、緋奈……)

(ええ……運命のカウントダウンが始まったわね)

2人が共有する苦しみ、哀しみ

それが、2人の背負う運命だった


目を覚ますと、真っ白な天井が見えた

ゆっくり起き上がると霞んだ視界がやがてはっきりしてくるのが分かった

「りぃ……?」

辺りを見渡すと、隣のベットで休んでいるのが見えた

「よかった……「良くないわよ!!!!」」

刹那、目の前に鮮やかな金髪が視界を掠めた

「らんぎくさん……?」

呂律が上手く回らないまま、言葉を紡ぎだす

「極度の精神的疲労だって。全くあんた達はねー!」

「……ごめんなさい」

沈黙が流れる

「……アンタ達、何悩んでんの?」

ドクンと鼓動が速まる

「何悩んでんのか知らないけど。アンタ達、少しはあたし達を頼ってよね」

「……運命は決まっている」

哀しみを帯びた瞳で見つめる

「その運命は私達を蝕み、朽ちさせる……———抗えない運命」

哀しそうに呟く緋奈に、乱菊は何もいえなかった

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.34 )
日時: 2010/02/21 16:53
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第15話

『……運命は決まっている』

『その運命は私達を蝕み、朽ちさせる……———抗えない運命』

先程の緋奈の言葉と哀しみを帯びた瞳が頭に浮かぶ

「……あんた達の運命って何よ」

小さく呟く

己の何も出来ない不甲斐なさに腹が立つ

「運命は、決まってない」

打ち壊せる

そう、絶対に

この世に打ち壊せない運命なんて無い

行こう。そろそろ隊長が怒る頃だから

金髪を靡かせ、乱菊は4番隊を立ち去った


『……主、主。聴こえますか?』

薄っすらと目を開くと鮮やかな着物の少女

周りは大輪の花火と蒼い蓮の花が咲いている

……嗚呼、精神世界か

「ええ、聴こえるわ」

『主……時が迫ってまいりました……もう1人の方は蒼蓮花が話をしています故』

死刑宣告を受けたような顔でそう……と緋奈が呟く

「ねぇ……この運命は……打ち砕けるかしら?」

『……分かりません。零に等しいかと』

唯……と紅花火が続ける

『方法はある筈です。だから、負けないで』

クスッと微笑み、答える

「そうよね……諦めちゃダメよね」

ほんの少し、ココロが軽くなった気がした

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.35 )
日時: 2010/03/06 23:28
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第16話

抗える

いや、抗おう。抗ってみせよう

たとえ朽ちると知っていても

頑張って咲いて、そして枯れよう

刹那にしか生きられない花火のように

一瞬だけでいい。咲きたい


「終わったぁ! ねぇ緋奈、遊ぼ!」

「いいよ。お外に行くです」

散るなら咲いた後に

今はまだ、蕾だから

蕾のまま散るのはもどかしい

「キャハハッ緋奈は此処までこれる?」

「木登りで負けたことないですよ」

「ゲッ、逃げろ!」

今はまだ。普通の双子として生きていい?


「緋奈と梨奈。楽しそうですね」

「それより目の前の書類を片付けろ」

日番谷の前に居たはずの乱菊はいつの間にか消えていた

怒りに震え、叫ぶ

「松本ーーーー!!!!!!!」


今はまだ、姉妹のままで

生きていていいですか?

嗚呼神様

せめて散るなら抗わせてください

非力な私にせめて抵抗をさせてください

それが今の望みです

Re: 花火 【BLEACH】 ( No.36 )
日時: 2010/03/07 16:18
名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)

よし!足掻け!!
私が許す!!とか,言いそうになりながら見てたですvv

この幸せそうな日常が崩れて行くのか……


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